日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

天皇杯4日目in駒沢体育館

前日よりとても緩やかな観戦となった。通しで実施する階級が2階級しかなく、選手も試合が詰まると大変なので、間を開けながらとなったため。しかし、表彰時間が必要だったとはいえ、テレビ放送待ちで1時間半空く自体にはなってしまったのだが。まあ、デジタル写真展、見ていたけれども。デジタル写真展…本当に御苦労様でした、と心から言いたい。
参考は結果写真優勝選手の声と、女子の健闘選手の声と、男子フリースタイルの健闘選手の声グレコローマンの健闘選手の声。
以降は雑感。

  • 女子50kg級。五輪階級。入江ゆき選手は準決勝さえ抜けてしまえば、ではあったのかも。盤石だった。加賀田選手も調子良くあがってきたけれども。そして一番鮮やかな試合をしていたのが、五十嵐選手だったり。悔しさをぶつけた感じかなー。
  • 女子53kg級。五輪階級。向田選手が調子良くいくか、と思ったら、入江ななみ選手も巻き返す。意地のバチバチ感が見えてとてもいい闘いだった。
  • 女子57kg級。五輪階級。メインだった、んだろうけど。最後にやっぱりきちんと返してくる伊調馨選手は流石だし、そこでやられてしまう川井梨紗子選手はまだまだ甘いのだろう(御本人のコメントにもあるけど、決して引いても守ってもなかったと思うけどね)。だろうけど。…パッシブ2つがなあ。なあ…。昔から、そういう選手なのは分かってるんだけどなー…。
  • 女子68kg級。五輪階級。土性選手はまだ怪我明けなのかなあ、という気はしてしまう。勿論相手が渡利選手だから、というのもあるのかもしれない、が。それにしても、協会Instagramの土性選手の美人振りったら。元々綺麗な顔の造りしてるんだよねー。
  • 男子フリースタイル65kg級。五輪階級。まず、敗者復活戦の中村倫也選手vs阿部隆宏選手が面白かった!社会人選手同士、お互い会社からサポートしてもらっている同士(中村倫也選手は博報堂DYパートナーズの業務の一環、阿部隆宏選手はアスナビ経由)。意地はあったよなあ…。樋口選手が負傷棄権は少々残念。元気で対戦できていたら、3位決定戦、どうだっただろうか。しかし、健闘選手の声を見ると、中村倫也選手、何も諦めてないぞ。これは楽しみ。決勝はあっさり決まっちゃった。今年7月の世界選手権代表決定プレーオフと展開一緒。高谷大地選手が乙黒拓斗選手のスピードに対応できてない感じ。対策見つかるといいのだけれど。ところで。協会のInstagram見てびっくりしたのだが、1日目の朝計量して、2日目の計量の前に落とすのが2kg?…そんなに体重っていきなり増減するものなの…?レスリングそれが普通なの…?
  • 男子フリースタイル79kg級。非五輪階級でこの日1日開催。網野高・高橋夢大(ゆうだい、と読むそうで)選手ががつがつ勝ってきておお?と思ったら、やはり初戦をフォール勝ちしてきた日体大・阿部侑太選手がテクニカルフォールで勝利。それでも、高橋夢大選手はちゃんと3位に入ったのだから、楽しみな選手なんだろうなあ。というか、写真だか動画だか撮影してたの、正田コーチだよね?(そこかよ)優勝は阿部侑太選手。やっぱりいい感じで勝ってた。…けど、決勝の途中で拓大・井筒選手がちょっと膝痛そうにしてるなあ、と思ったら…健闘選手の声を見たら、試合中どころか最初からやばい状況だったよ…。靭帯怪我して剥離骨折までしてるって、なあ…。それで決勝でポイントとったりしてるんだから、凄いよねえ…。阿部侑太選手は4年生なのだけど、優勝選手のコメント見る限りは、まだ続けるのかな。
  • グレコローマン60kg級。五輪階級。曽我部選手がテクニカルフォールで3位ゲット。いやあ、高校生怖い。決勝は…そうか、あれ、4点か…。返して2点かなあ、と思ったんだけど。テレビで放送あったのでそのシーンを確認したら、先に太田選手が仕掛けに行って、文田選手が上手く体をコントロールして倒したって感じだった。文田選手らしい。しかし4点か…。いや別に優位は変わらないとはいえ、だな。そして健闘選手の声を見て、太田選手のコメントが凄い強気に…。う、うわあ。なんかぞくっとした。
  • グレコローマン82kg級。非五輪階級。1日開催。片方の山は自衛隊準決勝になったのだが…あまりグレコローマンを練習しない(グレコローマンで参加できる大会が少ない)高卒でそこから自衛隊に入っていると、ああいう組手になるのかなあ…と。個人的好みとしてはいまいち。優勝した岡嶋選手、実は準決勝でびびってたという話を聞いて、苦笑い。いや、分かるよ、北村選手相手だもの。そういえば北村選手、準々決勝で日体大レスリング部広報担当(あ)の松﨑選手に勝ってたんだな。ぎりぎりの試合ではあったのだが。そうだ、岡嶋選手、決勝で最初にいきなりふらっと立ち眩みみたいなのになってて。特にバッティングがあったとかではなさそうだったので、ちょっと気になった。特に問題はなかったみたいだけれど。
  • 天皇杯は、その年の世界選手権の優勝者が有利だったりするので、予想はついた。が、控え場所に集まってきた顔を見て、予想外だったのでびっくりした。松本篤史選手がフリースタイル優秀選手賞もらったー!純粋に嬉しい。それしても、4人並ぶと妙にでかいのが目立つぞ松本篤史選手。180越えではあるけど、乙黒拓斗選手だって173あるんだけどなあ。