日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

全日本選手権見に行ってきた

1日目と2日目は。3日目は家にいなければいけなくて、インターネット中継で観戦。

  • 1日目。親子対決は色々目立ってしまった様子(日本レスリング協会より)。日刊スポーツでも妙に気合入った記事が。そうか、息子は元々は74kg級なのか…。どれだけ偶然重なったんだ。ちなみに来年以降は74kg級とのことで。そっち行っても結構なレベルだが…無冠なのって、浅井選手や奥井選手がいるからかな、と思って軽く調べたら、日本レスリング協会がきっちり記事にしていた。凄いな協会…。日本体操協会とタメ張るきめ細かさ。凄いといえば、優勝選手の声注目選手の声も、相当情報量凄いものな…。で、これを踏まえて印象に残った階級の感想とか。男子グレコローマン55kg級。田野倉選手、ちょっと凄い勝ち方してた。毎日新聞にも載ってたが、軽く突っ込むと、9−0のテクニカルフォールだと7点以上差テクニカルフォールに聞こえるけど、5点投*1のテクニカルフォール*2かと。その直後のバック宙は微妙に失敗してたという小ネタもあったけど、この決勝戦は完璧だった。ただ、準決勝の文田選手との試合が死闘レベル。「まだトップを取る実力はない」と文田選手はコメントしてるけど、正直、田野倉選手が一番てこずっていたもの。返す返すも、この階級がなくなるのが残念。全然状況が変わっちゃうものね…。男子グレコローマン60kg級。倉本選手の強さは際立ったけれど、ここで気になったのが、準優勝の太田選手。レスリングは身体の柔軟性が求められるけれど、太田選手の柔らかさはちょっと抜きん出てる。体制崩されてもすぐ立て直してポイントとられず、決勝戦に倉本選手にぶんぶん投げられてたけど、それを全部腹ばいで床に落ちて、全部1点レベルの投げにしちゃう。どういうこと。私だけが凄いと思ってるのかと思ったら、席のすぐ後ろで明らかに玄人っぽい関係者が驚いていたレベルなので、たぶん間違いはないかと。というか、明らかに後ろにいたの、五輪メダリスト(略)珍しいタイプなので、これはこれでありかなあ。あと、長谷川選手が階級変更後の今大会でいまいちな動きだなあ、と思ったら、途中で怪我やっちゃってた…。そうか…。男子フリースタイル55kg級。森下選手、稲葉選手に勝ったの初めてだったっけ。その割には鮮やかな勝利だったが。あと、3位の高橋選手。ちょっと見た目はチャラいのだけど、同じ山梨学院大同級生のグレコローマン60kg級・雨宮選手と試合が続くことが多くて、自分の試合の後に「頑張れ」と言わんばかりに、雨宮選手の手やお尻を叩いていったのが印象的。男子フリースタイル84kg級。決勝は相変わらずの松本対決だったけれど、松本篤史選手が勝ったよ!あと結婚おめでとう!…あれ?お兄ちゃんって結婚したんだっけ?先越された?ところで、ここにも大学では74kg級やるっていう高校生がいるのだが…。74kg級どんだけになるの。女子51kg級。宮原選手の逆転技はお見事。ラスト1秒に3点差を投げ技で追いついて、ビックポイントによる内容差勝利。向田選手も強かったんだけどねえ。
  • 2日目。優勝選手の声注目選手の声を踏まえつつ。男子グレコローマン74kg級。実は66kg級からあげてきた選手が2名。藤村選手ってこんなに強いのか…。金久保選手とは僅差の勝ち方ではあったけれど。その後、金久保選手が敗者復活戦と三位決定戦で、憂さを晴らすかのように勝っていたのが印象的でもある。ぶっちゃけ怖かったよう…。でもって、もう一人のあげてきた清水選手がなんと初戦敗退。勝った阪部選手、練習ではボコボコにされていたのか…。試合ではそんなことなかったのに。準優勝の中村選手がレスリングに「一区切り」だそうで、それは残念。で、井上選手は階級を下げるのか。体重調節が上手くいかない人は大変だ…。男子フリースタイル74kg級。小島選手の名前に気づいて驚く。五輪前に一度引退されてたようで、所属も変わって出てきたんだね。レスリングを楽しめるのなら、それでいい。これで、初戦はガチレスリングの自衛隊体育学校の選手に勝ってるんだからねえ…。優勝した高谷惣亮選手は…ええとまあ、コメントでも分かるようなキャラクターだったよ、相変わらず。こんなんだし(日刊スポーツより)。これで強いんだからなあ。個人的には嶋田選手が気になりつつ。ガンガン攻めていくところがいいなあ、と。守り弱そうだけど(ぼそ)。男子フリースタイル96kg級。敬礼ポーズは後輩にやらされたのか、山口選手…。確かにちょっと恥ずかしそうではあったが。あと、中井選手は今でも188cmあって細身なのだけど、高校時代は50kg級だったと…!?…身長は途中で伸びたにしても、最後は大して変わらないだろうに。どういうこと。女子51kg級。登坂選手は強うございました。というか…決勝戦のアンクルホールドでのローリング地獄、あれは相手に同情するレベル…。優勝選手の声の写真が丁度その時だけど、登坂選手はスタンド状態になっても、アンクルホールドで離さず、凄い体勢になっちゃってて…その後も更に回すんだもの…。
  • 3日目は…ええとまた明日で。選手の声更新されてからの方がよさそうなので。

*1:グラウンド状態からのリフトで投げると5点、それ以外の投げ技は3点

*2:5点投げを決めるとその時点で決めた人間の勝利