日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

JABA京都・東京ガスvs日本生命in皇子山球場(6/30更新)

元々、天気予報としては、この試合ぐらいから天気が悪くなる予定だった。それはかなりの精度で当たった。そして、東京ガス日本生命の決勝トーナメントを賭けた一騎打ち、こんな荒れた試合になるなんて予想していなかったわけで。
日本生命の先発は藤井投手。2回裏。地引選手と石川選手の連続ヒットで一、二塁。ここで坂井選手の犠打は一塁手の廣本選手の猛チャージからの一ゴロで三塁をアウトにし、走者が入れ替わる。が、山内捕手がヒットで満塁となると、小野田選手が適時打。更に、笹川選手の強烈な打撃…が三塁走者の坂井選手直撃(!)ファウルゾーンに入っていたので、守備妨害にはならず、坂井選手も痛そうだったけど大事なくて何よりだったが…。で、笹川選手は死球押し出し。追い込んでいたので、これは藤井投手に結構痛かったなあ。更に小林選手が適時打。なおも一死満塁だったけれど、ここで富士大OBのルーキー楠選手を投併。楠選手には2年前にお目にかかっているのだが。
morina0321.hatenablog.com
ルーキーながらも三番打者に入っている。
morina0321.hatenablog.com
前の試合のレポートに書かなかったのだが、実は守安投手からも非常に柔らかいバットコントロールで合わせて1本ヒット放ってるし、この試合も初回はヒットを放っている。ただし守安投手も後続は一切出さなかったし、藤井投手もここで最高の仕留め方をするわけで、まあ…社会人野球は食えない投手がいるのだよ、ということで…。それでも、東京ガスがこの回一気に3点先制。これは結構大きいかな、とは思う。…ただ、この回ヒット5本(1死球押し出し)なんだけど、長打が一本もないんだよね。
で、直後の3回表。東京ガスの先発は法大OBのルーキー菅野投手…
morina0321.hatenablog.com
なんだろう、御本人が前の試合結構な好投なのに、前の試合のせいで、何かが起きそうな予感が…(あ)そのせいなのか何なのか。この回先頭打者の福富選手(と書くとお分かりかもだが、実は1回・2回で合計ヒット3本打たれるなど、結構苦労している)に、なんと、頭部死球福富選手はそのまま倒れる。場内騒然。一応、福富選手は意識はあるみたいだったけれど、周囲が起き上がろうとするのを阻止(動いた方が危ないしね)して、救急車待ち。救急車が到着した時に救急隊員の指示を仰いで、自力で歩いて退場していった。前日は黄色い声キャーキャーだったのに(え)、ついてないなあ…。
morina0321.hatenablog.com
幸い、決勝トーナメントには出ていたみたいだけど。
というわけで死球出塁、代走伊藤悠人選手。一死後に盗塁を決めた後、皆川選手が四球で続く。ここで籾山選手が適時打。更に、前の2試合で代打で使われて結果を残していて、この試合は指名打者スタメンの早野選手(実は前の打席もヒット)が、2点適時二塁打。ただし、早野選手は三塁を狙ってアウトだったが。それにしても、日本生命は3点とられた直後に3点取り返して、試合が振り出しに。
が、4回裏。坂井選手がソロ一発。実はこの頃から天候が怪しく、雨も落ちてきて、風も少々出てきていたのだが、この当たりは風にも乗ったかもしれない。これで東京ガスは1点勝ち越し。
が、直後の5回表。菅野投手は3回で降板し、4回から宮谷投手が登板していた。が、伊藤悠人選手がヒットで出塁。アクシデントでの交代なのによく頑張ってるなあ…。で、ボーク(!)で二塁へ。更に犠打で進塁した後、原田選手が右犠飛日本生命が同点に追いつく。リードした直後に追いつかれるのは、東京ガスには結構なプレッシャーかもしれない。
6回表。上西選手が遊撃内野安打で出塁すると、またもやボークで二塁へ。更に進塁打で三塁へ。ここで宮谷投手は降板、臼井投手にスイッチ。が、廣本選手がここで勝ち越し適時二塁打。更に伊藤悠人選手が空振り三振も、ワイルドピッチ。これで振逃敢行。が、タイミング的にはアウトになりそうだったのが、なんと捕手が一塁へ悪送球。これ、ちょっと驚いた。山内捕手がこういう悪送球するとは思ってなかったしね…。で、カバーした二塁手が、本塁へ突入する廣本選手を見て本塁へ送球するも、なんとこれも悪送球(!?)一者生還、伊藤悠人選手も二塁へ進塁。なんという…。で、ここでヴィットル選手が適時打。これも伊藤悠人選手がよく走ったなあ。臼井投手はなおもボークをとられ(!)、その後2四球で満塁としたものの、この回はなんとか抑える。でも、日本生命はこの回3点追加。
更に7回表。上西選手が二塁打で出塁すると、ボークで三塁へ。ちょっとボーク多すぎないか…。厳しい審判だったのかもしれないけど。ここで古川捕手が中犠飛日本生命が1点追加。それでも臼井投手は続投し、8回・9回は無失点で投げ切る。ただ、投げ切ったけど…8回表は、山内捕手がヴィットル選手の振逃を阻止しようとして、また悪送球やってたんだよなあ…。雨のせいもあるんだろうけど…。
一方。2回裏に集中砲火を喰らった上に4回にソロ被弾した藤井投手。雨脚がどんどん強くなっていくのに、変わった様子もなく続投。6回だけは石川選手と小野田選手がヒットを打ったものの、二塁手の籾山選手が二ゴロで走者を進ませないために二塁をアウトにいったり、三塁手の原田選手がダイビングキャッチで三ゴロにしたりと、内野陣も頑張る。7回裏に二死からの遊失出塁はあったものの、直後にバットを折っての投ゴロで仕留める。
2回裏(と4回のソロ被弾)以外はかなりの好投レベル。この辺は貫禄というか気概というか。雨中登板にも強いのを知ったのは個人的にも愉しい(あ)で、8回は清水投手が登板し、山内捕手のヒット1本に抑える。
そして、9回裏。雨脚が大分強い中で、清水投手続投。笹川選手が四球で出るものの、代打臼田選手が遊併。で、代打久米選手がヒットで出塁したところで、山根投手にスイッチ。が、中山選手がヒットで続く。しかも右翼手が捕球できずにこぼしたのもあり、一、三塁に。ここで、地引選手の打球は、たかーく上がった内野フライ…って、山根投手が笑顔で捕球しにいってるんだが…ええええええ全然違うところに落ちたああああああ(顔を覆う)書き手は日本生命の内野守備陣は結構守備力高いと思っているのだが、雨強め空真っ暗当然点灯、という特殊な状況で、守備経験が少ない投手に捕らせにいっちゃいかんよね…。捕手か一塁手だったかなあ、とは思う(捕手はボールを追わなきゃいけなくて大変だし、一塁手はそんなに守備rではあるとはいえ)。山根投手の若さ=経験のなさもあったとは思うにせよ。ともあれ、これで一者生還。この時点で5-8。ここで山根投手は降板、木村投手にスイッチ。まあ、山根投手自身もショックだろうしな…ここは替えてあげた方がいいかね…。ところが、木村投手。左サイドハンド。…なんか投球練習から嫌な予感しかしないのだけど…と心配していたら、石川選手と坂井選手に連続死球(しかも坂井選手は初球死球)で押し出し。予感的中(遠い目)まあね、左サイドハンドなんて基本制球力はお察しだろうしね…。流石に日本生命のベンチも動いて、阿部投手にスイッチ。で、ここで代打山口選手が四球で押し出し。わー1点差ー(棒)とはいえ、流石に次の打者の小野田選手を空振り三振にとって、7-8で日本生命が逃げ切り。わールーズヴェルト・ゲームだー(棒)

写真がしょぼくて申し訳ないのだが、こんな雨粒くっきりの天候だったし、まあ…仕方ない部分はあると思うのだが。だが…なあ…。
東京ガス都市対抗二次予選敗退。各大会とか都市対抗予選とか見ている限り、臼井投手が核なのかな、とは思うが。この試合の2つボークとか、まあ変則的な部分もあって打ちづらいタイプなので、他もいないと厳しい。だから、菅野投手なり寺沢投手なりを試す部分はあったんだろうなあ(そしてそのまま都市対抗予選でも投げてた)とは。打線は当たるとやっぱり怖いのだけど、見ている試合、全部守備がアレだったのも気になるところ。
日本生命都市対抗第5代表。JABA京都の試合内容と都市対抗予選の内容がリンクしにくい(あ)都市対抗予選で打線が湿っちゃうのは何なんだろうね。JABA京都だといいところで打つし、弱いところ見せたらここぞとばかりに噛みついてくる打線なのに(あ)投手に関しては、JABA京都は結局阿部投手が最終的にMVP貰うぐらいに頑張った試合で、藤井投手も相変わらずどこでも投げられるし、2投手とも都市対抗予選では頑張っていたわけで。もう少し清水投手が長いイニング投げられるといいなあ、だが、昨年より少し調子落としているのかなあとは(昨年良かったから、その分今年が物足りないかも)。都市対抗予選では他投手の登板が極端に少なかったけれど、日程と試合間隔考えたらこうなるかなーとは。特にこの試合見ているとねえ(棒)