9/3の試合スケジュールを見て、久しぶりに「赤い」ユニフォームを見たいな、と月初の月曜に有休をとる（あ）
日本生命、実は今年見るの初めて。昨年の日本選手権以来。今年JABA大会に行けなかった（行っても別チーム優先してたし１日しか見られなかったし）ので、なんだか久しぶり感。島津製作所は２年前のJABA京都急遽出場以来。
島津製作所の先発は鈴木投手。１回裏。福富選手の打球は遊ゴロ、も、遊撃手が悪送球でスタンドイン、テイクワンベースで二塁へ。記録は遊撃内野安打＋遊撃失策みたい。原田選手が四球で続くと、ダブルスチール敢行。しかも鈴木投手がここでワイルドピッチ！二塁走者の福富選手は本塁を狙い、タイミングはアウトだったのに捕手が悪送球…。これで先制。一塁走者も三塁へ。ここで、上西選手が適時打。日本生命が２点先制。
３回裏。福富選手が三遊間深い当たり、遊撃手が送球するも福富選手がヘッスラ！遊撃内野安打をもぎ取る。顔まで泥だらかになって、タオルでふき取る中断もあったり。で、ヴィットル選手*1が犠打。これ、投手と一塁手と二塁手が譲り合ってしまうお見合い発生してオールセーフ。バントヒット扱いに。…バントヒットになるまでの当たりではなかった気がする…。で、犠打で二、三塁とし、皆川選手が左犠飛。日本生命が１点追加。
４回裏。籾山選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁し、古川捕手が適時二塁打。なおも進塁打で進塁し、福富選手が四球で出塁して二盗、でも本塁警戒したのか遊撃手は慌てて二塁前で捕球したら、二塁塁審の土屋さんに衝突したりしつつ（え）大丈夫そうで良かった…。更に四球で満塁になったところで、鈴木投手は降板。江藤投手がリリーフして、この場は抑える。１点止まりで済んだ形。
５回裏。皆川選手が四球で出塁すると、上西選手が適時二塁打。更に犠打で三塁へ進塁すると、廣本選手が二塁打…これ、右飛かと思ったら、この日結構強かった風に乗っちゃったみたいで右越になっちゃったんだよね。更に古川捕手が中前へ。これはシングルヒットになりそう、と思ったら中堅手が無理してダイビング。これでボールを逸らしてしまっていた。その間に一者生還で１点（失策がついたので１安打１失策扱いみたい）。古川捕手も二塁へ…。この後、伊藤悠人選手の打球が二直で、ランエンドヒットで飛び出してた古川捕手が戻れなくて併殺になって、島津製作所はちょっと助かったりしていた。この回２点。
６回裏。福富選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁して、原田選手が２ランがつん。…ここまででお分かりかと思うのだが、日本生命、かなり犠打を多用している。正直言ったら、都市対抗近畿二次では当たらない（＝京都予選勝ち上がってこれない）ちょっと実力は落ちるチーム相手に。えげつないなあ、と思う反面、今年の都市対抗予選で、点が取れなくて負けたのがよっぽど堪えて、磨いてきているのかも、とも。閑話休題。この２ランで江藤投手が降板、矢部投手にスイッチ。この矢部投手、右スリークォーターなんだが…ちょっと構えが独特。中腰の状態というのか、その状態から投球動作が開始される。なんだか面白いなあ…。まあ、上西選手に四球出して、二盗はされたけれど。まあ、あの投球スタイル、明らかに一塁走者はスタート切りやすそうだものね。それでもその回は抑えて、この回は２ランの２点。代表決定戦でなければコールドの点数は超えているんだが、代表決定戦でなのでコールドなし、更に続く。
７回裏。古川捕手が四球で出塁すると、ワンテンポ遅れながらも、代走河野選手を投入。何かやってくるかと思ったら、ランエンドヒット敢行、ここで打席の伊藤悠人選手が右中間へ適時二塁打。更に福富選手が四球で出塁したところで、矢部投手は降板。この回は後続の森田投手が抑えて、１点止まり。
８回裏。原田選手がヒットで出塁すると、上西選手が適時二塁打。更に、ここで代打山田選手。…これ、しれっと流しそうになるよね。本当に。打席に立っているのは山田和毅「投手」。実は今年から二刀流というのは、噂では聞いていたけれど（遠い目）ちゃんとパンフでも投手登録だよ。野手コンバートでなく二刀流でやっていく、というのも珍しい。ちなみにこの日は一塁コーチャーについたりとかもしていた。そんな山田選手、ここで適時打！…書き手は何を見ているのだろう（遠い目）というわけで、この回２点。12点目。
さて。日本生命の先発は藤井投手。…うん、書き手は確かに赤いユニフォームを見たかった。でも、ユニフォームでベンチで声かける姿を予想していたので…予想外だよ！日本生命の代表獲得へのガチっぷりを感じる…。まあ、高橋拓已投手がアジア大会でインドネシア行ってて、閉会式もあったしこの日まだ帰ってきてなさそうで、しかもコールドもなくて、イニングイーターする意味でも藤井投手だったのかもしれないけど。１回表に一死でいきなり小倉選手ヒットは打たれたのだが、基本ヒットは打たれても抑えるのがパターンだしね、と思って見ていたら、１回はそれ以外の打者全員空振り三振とか。あとは５回と７回に１つずつ四球を出して、ちょっとそこだけ首を捻ってて、７回は四球の直後に一併で一塁のベースカバーもなかなか速く入ってて、まあ宜しいのではないのでしょうか（棒）…という、７回被安打１与四球２無失点。四球２だけ気になったけど、良いものを見せてもらいましたありがとうございました、はい。
８回は清水投手がぴしゃり、９回は山根投手が、振逃（！）と、小倉選手の辺りが投手の後ろに落ちて難しい当たりになった遊撃内野安打でピンチにはなったけれど、まあ問題なく。無失点で抑え切り、日本生命が日本選手権代表ゲット。しかし、日本生命からヒット打ったの、小倉選手だけだったんだな…。
ちなみに島津製作所はその後にもう一度代表決定戦だったのだが、新日鐵住金広畑に敗退。正直、投手運用は少々予想外だった。この日の試合見ているとね…。
