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関東クラブ選手権関東予選・全川崎クラブvs横浜金港クラブinサーティーフォー相模原球場

天気がぐずぐずしている上に小田急線の人身事故で肝を冷やしながら、それでも第1試合終了直前には到着。全川崎クラブはお初。
全川崎クラブの先発は中野投手。都市対抗西関東予選のパンフにはなかったんだが、検索したら毎日新聞都市対抗一次予選の名簿記事には名前があるようなので、春からメンバー入りしていたっぽい。1回表。川口選手と高橋優輔選手が連続ヒットで出塁。実は高橋優輔選手はバント2回ファウルしていたのだけれど、結果オーライに(ぼそ)更に大川選手が絶妙な投手横・一塁手二塁手の間の前ぐらいに転がるバントヒット。一死はとったものの、一死満塁で迎える平野選手。…四球押し出しはしょうがないと思う。むしろ大怪我しなかったって褒めるべきなのかも…。直後の目黒選手を遊併に仕留めたし。ともあれ、横浜金港クラブが1点先制。
横浜金港クラブの先発は谷投手。1回裏。柴田選手がヒットで出塁すると、仁選手が四球で続き、佐野選手が同点適時打!その後、松尾選手も四球で続くものの、同点止まり。
これはいい試合になるのだろうか、と思った2回表。齋藤選手が三塁打で出塁すると、岩本選手がスクイズ!これ、齊藤選手のスタートが良かったので、投手が後ろ逸らしてなかったとしても決まってたと思う。この時点で二死走者なしだったので、気を取り直して…というところだったのだけれど、川口・高橋優輔・大川選手の3連打で満塁に。ここでこの日四番の山本選手。都市対抗西関東予選のパンフ見たら載ってない…おや横浜金港クラブの公式の選手一覧が更新されている…うわ、知ってる名前だ…(遠い目)まあ、最初の打席は無死満塁で空振り三振してくれたわけだが(あ)、ここはグランドスラム一発…!おおお…。更に平野選手がヒットで出塁したところで、中野投手はノックアウト。細山投手にスイッチ。細山投手は四球を1つ出すものの、ここは抑える。
3回裏。佐野選手がヒット(痛烈なピッチャー返しでした)で出塁すると、松尾選手の打球を三塁手の高橋優輔選手がファンブルし、しかも慌てたみたいで悪送球。これで一者生還、しかも無死三塁。まあ、ちょっと変なバウンドではあったけれど…。更にここで代打・中嶌「監督兼任選手」。しかもパンフでの登録は投手(元々内野手されてたようだけど@全川崎クラブサイトより)。しかも1973年生まれ。なんだか凄いな!ここできっちり右犠飛。飛距離も充分。これで3点差まで詰める。
が、4回表。山本選手と平野選手が連続ヒットで出塁。目黒選手の右中間前に落ちそうな当たりは中堅手がスライディングキャッチのナイスプレーなものの、ここで高橋亮太捕手が適時打。更に齋藤選手が四球で出塁(実は3回裏もヒットでここまで2安打、警戒されてた。なお最終的には3安打1四球…これで八番打者…)すると、岩本選手が適時打!前のイニングで詰めた2点があっという間に元通り…。細山投手はこれでノックアウト、林投手に交代。
が、更に5回表。高橋優輔選手の打球を、遊撃手がファンブル。更に高橋優輔選手が二盗敢行、これが見た目にもセーフそうな上に、遊撃手が送球を捕球し損ねて、更に三塁まで進塁。で、ここでワイルドピッチで高橋優輔選手が生還。ノーヒットで1点追加…。
ただし、ここから試合は膠着状態に。7点差コールドがあったようなのだけれど、林投手がヒットで走者を出しても、その後踏ん張り、結局8回表終了まで6点差。この時点でコールドなし。
ところが、9回表。川口選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁。ここで大川選手が適時二塁打。あっさりと1点追加。ううむ…。この後も死球でチャンスを広げるものの、林投手が最後まで登板して抑えきる。
横浜金港クラブは、5回から三橋投手に交代。ヒットは結構打たれたりしていた。実は佐野選手なんかは4安打だったりする。が、三橋投手が要所を締めた、というのと、実はこの日は二塁手に入った岩本選手がいい守備連発。2回裏の二死走者一、二塁のピンチで、抜けそうな当たりをダイビングキャッチしたのを皮切りに、5回裏にもダイビングキャッチ、7回裏には頭上を抜けそうな辺りを、上手く小さくジャンプして合わせて捕球。1つカバーしようとして悪送球しちゃったのはあったけれど、2回裏が全川崎クラブの反撃と勢いを断ち切ったと思えば、余りあるかなあと。今年は何度か横浜金港クラブの試合を見させてもらっているが、岩本選手のフル出場は初めて見た。まだ若い選手で(20歳!)この日は色々な選手に声もかけられながら頑張っていた感。まあ、その分、普段二塁手でこの日三塁手に入っていた高橋優輔選手、実は2失策だったりするのだが。まあ、普段ずっと二塁手やってて三塁手だと大変だろうけどさ。ここのところ三塁手やってるひとがいなかったしね(ぼそ)でも、5回裏に高橋優輔選手がファンブルしかけた三ゴロを悪送球しかけて、一塁手が一生懸命捕球してくれたのは、一塁手の山本選手を褒めてあげて!何故かカバー入ってた岩本選手が「ナイスカバー!」って真っ先に褒められてたよ!(あ)
なにはともあれ、横浜金港クラブが勝利。