日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

神奈川大学一部秋季・横浜商科大vs桐蔭横浜大in関東学院大ギオンパーク


Q. ギオンパークってなんですか?
A. 寄付もらったからお礼として名前つけたんだって。

ギオンは地元神奈川の物流会社とのこと。
別に普通に命名権でも、とは思うけど、その辺は学校法人だから色々あるのかね。
1日2試合で朝そこまで早くないのに遅刻し、たどりついたのは1回裏。先発は横浜商科大が左澤投手、桐蔭横浜大が高橋拓巳投手という4年生左腕対決。そしてアナウンスで流れる「お車の窓ガラスが割れてしまいました」(遠い目)気の毒に…。この後悪天候だったんだが、大丈夫だったんだろうか…。
置いといて、試合は2回に動く。
まずは2回表。住本選手がヒットで出塁すると、すかさず二盗。進塁打で三塁に進み、林選手が内野前進守備を抜く適時打。
一方、2回裏。荒井選手がヒット…というか、中堅手捕球できそうなぐらいに追いついていたんだがなあ、という形。ともあれ出塁すると、秋山選手が四球で続き、更に大迫選手*1が犠打、これが高橋拓巳投手の横を抜いてしまってバントヒット。これで無死満塁。ここで馬場竜成選手が同点中犠飛。この時点でなおも二死一、三塁だったのだが、一塁走者の大迫選手が二盗敢行で挟まれて盗塁死。ここは三塁走者の秋山選手がもう少し本盗を狙う姿を見せて牽制してもよかったかも。まあ、秋山選手、一年生だけども…。
ところが、この後は、左澤投手と高橋拓巳投手のがっぷり投げ合い投手戦。実は高橋拓巳投手の方がピンチの場面は多かったのだけど、まあ崩れない。一方、左澤投手もこの日はびしばしと。桐蔭横浜大打線が打てない、というよりは、左澤投手がいいんじゃないかなあ。実は早々に小雨が降り始めていたけれど、お互い気にせず。そして8回ぐらいから本降りに。…本降りなのに、むしろ高橋拓巳投手が調子あげてきているのはなんなの…(戦慄)。左澤投手の方がヒットを打たれ始めてはきていた。
そんなところで、延長戦即タイブレーク突入。お互い一番打者からのスタート。桐蔭横浜大は佐藤靖剛選手から。うん、この日2本ヒット打ってるものね。横浜商科大は佐藤広之選手から(奇しくも佐藤対決…と言っても佐藤広之選手はハーフだから見た目的に佐藤、って感じがしない(あ))…なんで?(あ)佐藤広之選手、実は当たってなかったんだよね…。
10回表。佐藤靖剛選手は期待に応え、最低限の中犠飛。三塁走者に(指名打者の林選手の)代走で出ていた角井選手、この悪天候も果敢にヘッスラし、泥塗れで気合の雄叫び。が、桐蔭横浜大は1点止まり。
10回裏。佐藤広之選手には代打の西林選手が出た。成程。が、西林選手は空振り三振で二死。ところが、河野選手を追い込みながらフルカウント、最後に投げた内角球は、なんと死球。同点押し出し。あいたたた…。が、それでも同点止まりで抑えて、11回突入。ええと、既に内野(ギオンパークの内野は土)に水溜りができているんだが…。
11回表。桐蔭横浜大は三番の鈴木聖歩選手に打線が回ってきたのだが、実は鈴木聖歩選手、左澤投手が苦手なのかなあと思わせるぐらいに当たってない感じだった。ここも左飛なものの、飛距離が足らずにタッチアップできず。が、ここで四番の武住選手相手に左澤投手のコントロールが定まらず、四球押し出し。桐蔭横浜大が1点勝ち越し。左澤投手はこの後も住本選手にボール先行したのだけれど、住本選手はここで三邪飛。うーん、タイブレークで表の攻撃で1点しかない、は結構投手にもプレッシャーなんだよね。
そして11回裏。四番主将谷口選手。見事な左翼へのグランドスラムを叩き込んで、サヨナラ勝利。
…うん、最後はしょうがないかなあ、という。ただ、この試合、本当に両投手が悪天候の中頑張っていて。4年生左腕の意地の張り合い、楽しませてもらった。見に来て良かったなあ、と。結構満足。

で、終了後のこのグラウンド状態で、第2試合をどうにか頑張ろうとしていた学連さん、それはちょっと無理じゃないかね…。結局中止。
そしてどうでもいい話。スタンドに全身白(靴は黒)な、海軍っぽい制服な方々が。異彩なので目立つ目立つ。なんだろう、と思ったら、防衛大学校の方々だったっぽい(この第二夏服。途中雨衣着てたひとも)。そうだ、防衛大学校って神奈川二部リーグだった!二部も試合はあったのだが(防衛大学校の試合は雨天中止になっていたけれど)、試合に出ない部員が一部見に来たとか、なのかな。

*1:下の名前が光之介(こうのすけ)なので、巨人阿部選手の応援になってたり