日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

JABA京都・三菱重工広島vs大阪ガスinわかさスタジアム京都(記載日:5/19)

大阪ガスの先発は緒方投手。…だったのだが。1回裏。市原選手が投手強襲ヒットで出塁すると、犠打で進塁し、実政選手が適時打。これは市原選手がよく走ったなあ。更に井口選手がヒットで出塁すると、國本選手が遊撃強襲の適時打。大阪ガスは早々に緒方投手を諦め、飯塚投手にスイッチするものの、渕上選手の打球を遊撃手がファンブルの間に一者生還。ええ!?青柳選手が!?というわけで、1回裏にいきなり3点。波乱の幕開け。
更に2回裏。市原選手が遊撃内野安打(これは遊撃手の深いところぎりぎり)で出塁すると、すかさず二盗。更に田中選手が粘って粘って粘った末に四球をもぎ取り、犠打でそれぞれ進塁。ここで井口選手が右犠飛。1点追加。更に更に3回裏。ここから猿渡投手が登板するのだけど、いきなり青木選手がソロ一発。5点目…。これは三菱重工広島が、あのいい投手揃ってて強打の大阪ガスを圧倒してしまうのか、と思ったんだ。ここまでは。
4回表。三菱重工広島の先発は中京学院大OBのルーキー・宮地(みやち)投手。190cm91kg。巨人だ…。3回まではヒットは打たれつつも、抑えていた。が。藤原選手が四球で出塁すると、その次の高い一飛(直じゃないよ)がランエンドヒットがかかっていたらしく飛び出していて、藤原選手が危うく戻れなくなりそうになりつつも(あ)その後進塁打で二塁へ。この日指名打者の加嶋選手がヒットで一、三塁とすると、この日スタメンマスクの鳥飼捕手が適時打。更に青柳選手がヒットで続き、ここで花本選手。…同点グランドスラム…!?大阪ガス、ルーキーまでこんな強打なのか…と戦慄が走ったのは言うまでもなく。ここで宮地選手はノックアウト、武田投手に交替したものの、峰下選手が四球に伊藤選手がヒットで一、三塁と、ガス爆発とどまらず(それ洒落にならんからやめれ)。結局、野上投手をつぎ込んで、なんとか同点止まり。
が、6回表。鳥飼選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁。ここで野上投手から秋田投手にスイッチ。が、秋田投手がいきなりワイルドピッチ(遠い目)峰下選手が四球で続いた後、伊藤選手が適時打。大阪ガスが勝ち越し。こんな投球だったのだが、秋田投手はその後も投げ続ける。結構ピンチはあるんだが、無失点で切り抜けていく。
大阪ガスは猿渡投手が4回まで登板し、その後は小畑投手が登板して、多少ピンチはあるものの、三菱重工広島を無得点に抑えていた。そして8回裏。ここから土肥投手が登板。実は土肥投手、周囲の人がブルペンでの投球を見て「凄い凄い」と言われていたのだが、実際マウンド上がると…確かに球は速いけど、ちょっと荒れ荒れ…。渕上選手が二塁打で出塁すると、進塁打で三塁へ。ここで市原選手が同点適時打。これ、速球に負けないようになのか、バット短く持ってセンター返しだったんだよねえ。試合が振り出しに。
9回表の大阪ガスの無死からの走者も、秋田投手がなんとか凌ぎきり、9回裏。大阪ガスは業を煮やし、酒居投手を投入。一死後、井口選手が二塁打。が、その後を抑えて二死。でも、打席には怖い六番打者、國本捕手。見事にヒット、も、左前の浅い当たり。ところがここで、井口選手が二塁から大激走。…井口選手、今年で39歳になるコーチ兼任大ベテランなのに!(まあその大ベテラン様が四番に鎮座していらっしゃるわけだが…)その大激走が実って本塁生還、見事にサヨナラ勝利。この展開で大阪ガスに勝つとはなあ…。
三菱重工広島、これで完全に勢いづいて、決勝トーナメントでもそのまま優勝だったと思われる。翌日の日本生命には、いい迷惑だったのだろうか(あ)
追記のどうでもいい話。三菱重工広島、現在現役の捕手が2名(上述の國本捕手と佐々木捕手)しかいない。それでブルペンどうやって回しているんだろう、と思っていたら、たまたまこの試合で、國本捕手でも佐々木捕手でもない捕手姿を発見。

…って、川南選手がやってるんだ…。なんだかなあ…。