日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

都市対抗野球・関東最終予選行ってきた

雨は…スタンドの屋根の下でしのいだ。まあ、霧雨だと吹き込んできたけどね!でも一応大丈夫。
試合結果はJABAとか。富士重工業野球部サイトが結構細かく出してる。
第1試合、富士重工業vs東京ガス。…まあ、割と拙攻戦ではあったんだけどね。お互い残塁の山は築いていたような気がする。富士重工業・林選手が走者なしのところで出てきてさくっとヒット打ったところで、後続が倒れて点数にならんのよ、と*1。…というか、何故こんなにさくっとあっさり、しかも凄い打球が打てるのかと。実はたまたま座った席が、どちらかといえば東京ガス応援側だったのだが、林選手に打席が回ってくるたび「四番怖い」と応援する人から声が挙がっていたりして。そして個人的な驚嘆は、富士重工業・平井投手。打者を喰ってかかってるような投球。凄い速い球と緩くて多彩な変化球をいい具合に織り交ぜてたら、そりゃあ打者は混乱するわけで。出鼻は打たれたけど、それ以降は「平井投手ワールド」。7回途中から12回まで投げ切るのも凄い。先発の畠山投手を悪いとは言わないけど、ちょっと次元が違う。毎日新聞見たら、敢えて速球磨いて来たんだね…。で、タイブレークは…最終的に、岩元選手に敬遠を出して逃げたのが、もしかしたらその後のサヨナラを生んだのかもなあ…。東京ガス・石川投手を責められないけど。ただ、あそこは座ったまま敬遠じゃなくて、立ち上がって敬遠で良かったんじゃないのかなあ…。タイブレークで裏の攻撃を守るのって難しいね。
第2試合、かずさマジックvs富士重工業。たぶんかずさマジック、ある程度狙い通りだったんじゃないかな、山川投手完投というのは。次の試合に全力で賭けて、とりあえず今回は(言い方悪いけど)捨て試合的な。でなきゃ、右の強打者が並んでいる富士重工業に、敢えて左腕の山川投手ぶつけないだろうし。それにしては割と接戦だったんだが。富士重工業がこの試合を若手継投で来てくれたお陰で、井上投手をこの時以来2年ぶりに拝見。ヒットはそこそこ打たれたけど、まあ無失点。9回に先頭打者出してなければ、本戦決定時点でマウンドにいられたんだろうが…勿体ないね。ところで富士重工業、唐谷捕手がかなり「ボールを後ろに逸らさないで必死に止める」「盗塁刺殺(多分3回ぐらい)」と、本当にルーキー捕手か?と思うようないい捕手だったのだが。…どこから見つけて来たんだ。桐蔭横浜大出身の捕手ねえ…。
第3試合、かずさマジックvs東京ガス。…なんというか…併殺だらけの拙攻戦というか…。投手が頑張ったと言うべきなのかもしれないが。その中でも2点もぎ取って東京ガスが抜け出たという。かずさマジックは7回裏のチャンスを潰した、というか二塁手正面だったからなあ…。アンラッキー。
ちなみに本日の一番の衝撃は、グラウンド整備でトンボをかける富士重工業・阿部投手。…い…いいの?そんなのやらせて…。

*1:唯一の逆の例が、2点入った5回裏