日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

日本選手権7日目(観戦)

  • 第一試合、パナソニックvsHonda熊本。パナソニック・藤井投手はだいぶ落ち着いた投球をしていたかと。ただ、回途中で下がったのだけど、実はその時、足を引きずっていて。もしかしたら攣ったりしたのかも。実は降板の時、久保監督が井上和樹捕手にものすごく怒っていた。たぶん、先に異変に気づくべき捕手が気づいてなかったから、だとは思うが。Honda熊本は投手がいまいちで、細かいリレーをすることに。最後に下平投手が出てきて、個人的にはどきどき。ヒットと味方のまずい守備でピンチを作ったけど、そこを抑えて無失点、は褒めたい。
  • 第二試合、東京ガスvsJR東日本。あまり気を入れて見ていなかった(あ)。JR東日本・片山投手は本当に「4回だけ」だった。あの回だけ何があったのだろう…。JR東日本・吉田投手の失点も初めて見たかもしれない。あんまりJR東日本自体を見ないという話も(略)そして東京ガス・難波投手があんなに打たれないの、初めて見たかも…。
  • 第三試合、富士重工業vs日本通運。この対戦が決まっていた時から分かっていたけど、応援が双方明大だらけになるという。日本通運はまだアルプス一万尺とかやるけど(それでも東京六大学から離れられない)。とりあえず試合前に、富士重工業のノッカーが阿部ヘッドコーチで戦慄する。しかもノックちゃんとこなしてたし…。おかしいな、20年以上の現役時代、バットなんて握ってないはず…。で、試合。富士重工業・畠山投手が、最初の回頭の投球練習でいきなりワイルドピッチやらかしてて、嫌な予感はしていた。まあ、制球自体は心配していたよりは良かったけど、日本通運・松本雅俊選手にいきなりソロ食らってたから、バランスは崩れていたのかも。…その後の失点は若干気の毒ではあったのだが。畠山投手が左投手なお陰で、日本通運・澤村選手が二番打者だったのだけど(つまり日本通運は完全に先発が畠山投手だと読みきってた)その澤村選手にいいところで打順が回っちゃって、それでもポテンだしヒットぐらいかな、と思ったら、左翼手が前進しすぎてて、ワンバウンドしたボールが頭上を越える京セラの外野の罠に大ハマリした適時打とか、その後の適時失策(三塁手の送球ミスか一塁手の捕球ミスか微妙だった)とか。ただまあ、3回で降板しちゃいかんよね…。富士重工業は柳沢投手に交代したので、正直大量失点を覚悟していたのだが(え)相変わらず不安定ながらも、4回表はゼロに抑えておお、と思っていたら、その裏に竹田選手と林選手が連打でチャンス。ちなみに林選手はポテンヒット気味だったんだけど、走塁頑張って二塁打にするという。あんまりそういうイメージないけど、意外と脚、あるんだよ?(主張)あの年で外野手続けてるんだし。で、二死後に冨村選手が2点適時三塁打。これはかなり大きかった。日本通運の先発は池田投手だったのだけど、池田投手はルーキーとはいえ、今年割と安定した投球続けてきてたからなあ。池田投手を早々に下げるという判断をさせる一材料にはなったはず。で、柳沢投手がその点に勇気付けられたのか、その後も危ないながらも踏ん張る。6回表は一死一、三塁の場面で、右飛打たれてこれは犠飛かな…と思わせたけど、富士重工業が中継挟みながらのバックホームで本塁補殺。中継した日置選手も上手く返球したけど、林選手も日置選手への送球はかなり速かった。あんまりそういうイメージないけど、意外と肩、強いんだよ?(主張、以下略)で、6回裏。その林選手が初球二塁打がっつん。…ええと、そりゃあ5回とかもちょっと不安定だったから、池田投手を交代するのはしょうがないんだけど、最初の対戦相手が林選手とか相当厳しいよね、日本通運・鷲尾投手…。で、犠打で一死三塁、ここで代打金山選手が不意打ちスクイズ敢行。同点にして、更に鷲尾投手をヒットや四球で攻め立てて陥落。樋口裕史投手を引きずり出して…ここから試合が微妙に硬直気味に。樋口裕史投手は走者は出しても結構踏ん張り、富士重工業も7回から當間投手が登板し、こちらもまずまずの踏ん張りを見せる。が、9回表に日本通運・友永選手(この日かなりの当たりっぷり)がヒットで出て、犠打を含めて二死二塁、打者は松本雅俊選手…というところで、とうとう出してきたよ東明投手…。そしてここをちゃんと仕留める。…仕留める前にワイルドピッチとか、お茶目きつかったけどな!で、9回裏は樋口裕史投手も走者を出しながらも、二死三塁で林選手を敬遠しておいて後続を断ち、延長戦に。そしてタイブレーク直前の11回表。浦部選手がヒット(そういえば大学時代にリーグで対戦してる?)、犠打を挟んで友永選手がヒットと、東明投手の最大のピンチ。しかもここで打者が澤村選手。もう見ている方としてはぞっくぞく。…ここで空振り三振にとるか、東明投手!その次の大槻選手も三ゴロに仕留めて無失点。こうなると、この日好調の日置選手から始まる11回裏は富士重工業ペース。日置選手がヒットで出塁して犠打進塁し、二死二塁。打者林選手。…あれ?似たような場面、9回裏にも見たな、と思ったら、やっぱりあの時と同じく林選手を敬遠。まあ、この日3安打(うち1安打は、ここまで登板している樋口裕史投手から打ってる)だしね…。で、実はこの日、ここまで6回裏の綺麗な犠打以外は惨憺たる成績(無安打3三振)だった田辺選手に打席が回る。9回裏も田辺選手が三振で終わっていた。…ここで汚名返上のサヨナラ適時打!田辺選手に冨村選手と小川選手が超ダッシュで駆け寄る!駆け寄った後の写真がこれ。…このチーム、ベテランが無駄に元気だよなあ…。冨村選手は守備につく時の動き見てると、チーム最年長とは思えないぐらい軽やかだけどさ。富士重工業の勝因は、水久保監督の言葉通り、若手投手が予想以上に頑張ったことかと。東明投手を見て勉強してほしい(スポーツニッポンより)らしいけど、東明投手自体がカテゴリ的に若手…。ちなみに東明投手、サヨナラの時は、同期の當間投手と、何故か林選手に絡まれていたらしい(スポーツニッポンより)。…たぶん一回りぐらい違(略)日本通運は…樋口裕史投手は最後までよく投げたと思う。5イニング分投げたんだよね、結局。11回表、あの場面が山、だったんだろうなあ。まあ、澤村選手が打てないならしょうがないよ。