観客7000人かあ。あのくらいがいいかなあ。今度はファミリーシート*1に座ってみたい。
第１試合、慶大vs立教。立教先発が小室投手、慶大先発が竹内大助投手の左腕対決。確か秋季は引き分けたりしたよなあ…と思いながら見ていた、のだが。竹内大助投手、ベース手前でワンバウンドする投球がちらほら見えるなあ…と思ったら、３回裏に立教打線に捕まった。確かに、立教打線の当たりもそこそこラッキーっぽいのがあったけれど、左打席＆投手の小室投手に綺麗なヒットを喰らったのが一番堪えたのかも。今季新戦力の平原選手＆この辺りが打たなきゃ困るな松本・那賀・長谷川選手の見事な適時連打で立教が４点、そして竹内大助投手がここでまさかの降板。この展開は…流石に予想外。一方、小室投手は最初から勢いよくガンガン飛ばしていた感じ。が、流石に６回表に捕まり、伊場捕手に２点適時打を浴びる。直後、鈴木裕司選手の打球が小室投手直撃。これは守備バックアップのお陰でヒットにはならなかったけれど、小室投手が無念の降板（軽症であればいいけれど…）。で…リリーフした岡部投手が、本日は本当に良かった。こちらも勢いと気合でガンガン投げ込んでた。伊藤選手の打席での気合の入りっぷりと、三振奪った時のガッツポーズ。あれは恐らく本人も会心だったんじゃないかな。実は慶大も、菊池−白村−福谷投手リレーは立教を抑え込んでいたのだけれど*2、岡部投手が結局しっかり抑えた。正直、立教打線にあまり期待していなかったのと、小室＆岡部投手がここまでやれるとは思ってなかったので、かなり嬉しい試合に。
あと、成績では正直ぱっとしなかった立教・岡崎選手*3、守備では随分声を出していた。驚いたのは、岡部投手の投球をカバーできなかった平本捕手（今季から正捕手、２年生）に、かなり厳しい声かけてたこと。そうだよなあ…岡崎選手ってなんだかんだ言ってもPL出身だもんな…。
第２試合、早大vs東大。東大の先発・香取投手は…本日はかなり良かった。元々、四球をいらんところで出して（東大の投手は鈴木投手除いて全員そうだけど）いらん点やるパターンが多いのだけれど、この日は２回の２失点以降、ずっと抑えていた。ただ…早大の打線がなんというか…去年と同じように打てていないというか…。そもそも２点だって、早大先発・横山投手が２点適時打なんだよなあ…。その横山投手は４回まではきっちり抑えていたのだけれど、５回表。田中淳捕手のヒット（一番信頼感のある打者だと思う）に四球と、香取投手のどうやってもさばけない叩きつけた内野安打で満塁になり、ここで舘選手ががつんと走者一掃３点適時打（！）で逆転。舘選手はこういう時に結構打つので気が抜けない選手なのだが…。で、早大はその後は懸命の投手リレーで無失点に抑えるのだけれど、如何せん打線が…。そして９回裏、東大が後一歩で勝利というえらい状況。ただ、実は終盤、香取投手の制球が怪しくなっていたのは気がかりだった。で…９回裏、最初の打者を打ち取った！と思ったら、二塁手悪送球でセーフ。犠打で進塁されて、ここで代打高橋直樹選手にがつんと同点適時打…。これ、東大は本当に痛恨だったなあ。不幸中の幸いだったのは、高橋直樹選手が二塁まで暴走してアウトになっていたこと。その直後に佐野選手に二塁打されたので、下手したらここでサヨナラ負けしていた。香取投手はここで降板し、正直かなり博打に近い平泉投手を登板させて、なんとか切り抜けて延長戦へ。延長戦は12回まで、ただし３時間を越えると新しいイニングに入らないルール。実は早大、11回裏に投手に代打出した時点で、後は翌日の先発予定である大野健介投手しか残っていない状態だった。11回裏開始時点で、２時間54分。東大は10回裏に既に鈴木投手をつぎ込んでいて、11回裏を早々に終わらせれば大野健介投手を「引きずりだせる」状態だった。が…二死であと１分、のところで放たれた地引選手の三塁手前のゴロ、なんと三塁手がファンブル（スコア自体は三塁内野安打）。これがなければ、東大は早大の投手陣を揺さぶれた可能性があったのだが…。結局11回で規定時間越え、引き分けでゲームセット。早大は大野健介投手を温存した形に。東大は大きい魚を逃した上に、鈴木投手を少々疲弊させてしまった。これ、明日にどう出るかなあ…。早大は正直、打線がいいところない状態だったけれど、リーグほぼ未経験な投手陣を緊迫した場面でリレーして、経験積ませたことが収穫だったかも。個人的には高橋哉至投手のサイドスローっぷりが少々気になった。
ところで、早稲田スポーツが何故か慶大の試合まで記事にし始めたのだが。個人的には立教・岡部投手にまるで触れてくれていないのでマイナス（え）
