日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

明治杯3日目in東京体育館(6/24記載)

いつも使用している駒沢体育館が2025年7月まで改装休館、ということで、2年連続で使用させて頂いた東京体育館、恐らく今回が使用最後。
で、今回に限って、2マット制でなく3マット制である。
いつも20時半とか21時とかに終わる大会が、18時に終わる…!
駒沢では3マットとれないよなあ…。

個人的には、駒沢でも指定席制度を導入して頂けると助かります…。席確保が本当に楽で…。

あとですな、日本レスリング協会さん、ちょっと広報にまで手が回らなくてですね。


こちらがあまり周知されておらず。会場で売っておりました。
あ、この子は日本レスリング協会のマスコット・レスにゃん。…ええとですね、焼き印にした今回のデザインが一番可愛く見えたとかr
サイズの割にお値段割高だけど、まい泉とコラボだからかなり美味しい。
ただ、現役選手が多い会場だから、体重管理的に買いづらいかもしれないけど…。

午前中はこの日から開始の階級の準決勝まで、午後は前日開催の、敗者復活戦&3位決定戦&決勝の階級。
そして明治杯表彰式が終わった後、昨年末の天皇杯優勝の選手が明治杯優勝できなかった階級は、世界選手権代表をかけてのプレーオフが実施される。


午前中の話から。五輪代表多め。
wrestling-spirits.jp

女子50kg級は…まあ、順当にシード1位とシード2位があがってきた、かなあ。
伊藤選手は準決勝はポイント差だけど、ポイントとられる感じもなかったしね。

女子57kg級。
天皇杯優勝の屶網(なたみ)さら選手が準決勝で敗退。
対戦相手は徳原選手。59kg級から57kg級に階級変更してきたんだなあ。
59kg級の強豪選手なので番狂わせとは思わない。
徳原選手は結構豪快な技をやってくる選手だけど、準決勝は流石に僅差。
もう片方は第3シードの南條選手があがってきた。実力は高いからこちらも不思議じゃない。

女子62kg級。
昨年の天皇杯で唯一パリ五輪代表(68kg級銅メダリスト)として参加した尾崎選手が片側は順当に。
そしてもう片側からは、パリ五輪62kg級金メダリスト・元木選手が上がってきた。
元木選手は初戦こそポイントとるのに苦戦はしていた気がするけれど、準決勝は問題なくテクニカルスペリオリティ。
まあ…順当な決勝ではあるものの…頂上決戦ですよねえ…。
尾崎選手はベスト体重の階級が62kgなので(五輪出るために空いてた68kg級の枠をゲットしただけ)、まあこうなるんだが…。地獄階級…。

男子フリースタイル57kg級。
天皇杯優勝の坂本選手は順当に決勝へ。相変わらず見た目華やかにしていらっしゃる。
もう片方は弓矢健人選手があがってきた。
準決勝は第2シードの新井選手と僅差も僅差の試合になってたなあ。

男子フリースタイル65kg級。
結果としては、天皇杯優勝の田南部選手と、パリ五輪65kg級金メダリストの清岡選手が順当に上がってきた、のだが。
個人的にこの日1番の試合が、準決勝の清岡選手vs西内選手の試合。
ポイントは8-1なんだけど、正直、西内選手めっちゃいい動きしてるじゃん、強い選手じゃん…というのが感覚でわかる。
わかるんだけど、清岡選手の動きがちょっと異次元だった。なんか、凄い変な組みつき方して4点投げかましてなかった?なにあれ。
もしかして清岡選手って化け物の類?
そういえば、田南部選手拝見するのも結構間が空いたか初めてか、ぐらいかも。
実はフリースタイルもグレコローマンもどちらもやる選手で、天皇杯どちらでも出場、とかやったりしている選手。ただ、書き手が拝見できそうな時は不出場なことが多かったんだよね。
初戦の諏訪間新之亮選手との対戦は結構な僅差に。
ただ、これも諏訪間新之亮選手が調子よかったんじゃないかな。
morina0321.hatenablog.com
しかし、この際に触れた時から大分年月が経ちましたねえ…。
長くやっているのはそれは良いこと。

男子フリースタイル74kg級。
天皇杯優勝・第1シードの高田選手と第2シードの小川選手が準決勝で敗退。波乱と呼んでいいのかは分からないが。
それぞれを破った髙橋海大選手と佐藤匡記選手が決勝へ。
どちらもいい動きをしているなあ、とは思っていた。

男子グレコローマン60kg級。
天皇杯優勝の稲葉選手と、第2シードの塩谷選手が決勝へ勝ち上がったので結果的には順当かな。

男子グレコローマン67kg級。
天皇杯優勝の遠藤選手と、パリ五輪代表の曽我部選手が決勝へ勝ち上がり。
ただ、曽我部選手は準決勝の矢部選手にいきなり4点技決められて、その後も点数が入って一旦0-6になったんだよね。
が、そこから巻き返して7-6と逆転して流石だなあ、と思ってたら、普通に目を離して戻ったら13-6、テクニカルスペリオリティ一歩手前。…急に点数が入るから怖いよね、グレコローマン…。

男子グレコローマン77kg級。
天皇杯優勝の櫻庭選手と、パリ五輪金メダリストの日下選手が決勝へ勝ち上がり。
日下選手はこう…圧が強いよね…となりつつ。


午後。
wrestling-spirits.jp

女子53kg級。
3位に東京五輪55kg級金メダリストの志土地(旧姓:向田)選手が入った。
で、その志土地選手に前日勝っていたのが村山選手で、決勝は天皇杯優勝の清岡選手に僅差勝利、そしてプレーオフもポイント差で勝利。
ベテランと呼ばれる年齢に差し掛かってはいるけれど、まだまだ健在でいらっしゃる。
www.tokyo-sports.co.jp

女子68kg級。出場選手が4選手と少ないのでリーグ総当たり制、決勝の時間にリーグ戦2試合開催、
と言いつつ1選手棄権で出ていないので3選手となり、開催試合も1試合になった。
で、棄権したのが有力選手の宮道選手で、天皇杯優勝&かつ今回「連覇」の石井選手の対抗馬となれる選手が
他にいなかった、ねえ。この日拝見した試合もフォール決めてたし。

女子76kg級。出場選手が4選手と少ないのでリーグ総当たり制、決勝の時間にリーグ戦2試合開催。
実質の決勝戦は全勝同士の天皇杯優勝・山本選手と松雪泰葉選手の試合。実力、結構僅差だったと思う。松雪泰葉選手も前日の勝ち上がり拝見すると調子良かったっぽいし。それでも山本選手が優勝。

男子フリースタイル61kg級。
この階級、天皇杯優勝の須田選手が明治杯欠場。
優勝したのは長谷川選手。大学生の向田選手に勝利。ベテラン健在。決勝は5点とられたけど、15点とってテクニカルスペリオリティという。
で、プレーオフは須田選手が出てきた。
…うん、まあ、ルール的にはありだし、須田選手も体調理由で大会欠場したのかもしれない。ただ…まあ、若干もやっとはするよね…。しかも試合が僅差(4-3)で須田選手の勝利だし。
まあ、相手が万全でなくても勝てなかった、というのが敗因なので、うん。

男子フリースタイル70kg級。
前日に天皇杯優勝の青柳選手が準決勝で敗退しててびっくりしたのだが、勝った日体大・山下選手はU-20世界選手権で優勝している選手と聞いて、なるほど、と。若い力って凄いね…。U-20に出られるぐらいだから、と確認したら大学2年生だって。
で、もう1つの山を勝ち上がってきたのは育英大・三浦選手。場内アナウンスで読み上げられた経歴が「2024年インターハイ優勝」…ってまだ大学1年…!ちなみに経歴(検索するとレスリング・スピリッツのPDFが出てくるんだけど、サイトからリンク貼ってます?)を確認したら、両スタイルやってる選手っぽい。
で、決勝なんだが。山下選手の方が押している試合のように見受けられた。
見受けられたのだが…山下選手が攻撃仕掛けてポイントか、というところでチャレンジ申請がなんと2回も出た。
そして全部、三浦選手のポイントになった。
実は最初のチャレンジは、書き手も三浦選手のポイントでは?と思っていた。持ち上げて投げようとしたんだけど、三浦選手が両足で着地してそのまま投げているように見えたので(そしてその通りの判定になった)。
もう1回は山下選手が投げを決めていそうだったのに、両肩がついておらず、しかもその体制で三浦選手が投げてた、という凄い微妙なもの。
これはセコンドの勝利でもある。セコンドはよく存じ上げている育英大男子監督様である…。
三浦選手、もしかするとグレコローマンも強い選手なので、上半身の力が結構あるのかもしれない。
というわけで三浦選手が優勝である。
ただ、この勝ち方だとプレーオフはどうだろうか、というのはあった。
そして予感通り、青柳選手が全く隙を見せずにテクニカルスペリオリティ勝利であった。だよなあ…。山下選手が勝ち上がってたらどうなってたのかは少々気になる。
なお、青柳選手はこの日、3位決定戦に出て(そしてきっちりテクニカルスペリオリティで勝って3位)プレーオフに出ている。
プレーオフを見据えて敗者復活戦&3位決定戦は棄権することも全然ありなんだが(体力温存もあるし、予期せぬアクシデントで怪我することもあるしね)、そうしなかったんだよね、青柳選手。それはそれで珍しい。

男子フリースタイル79kg級。
天皇杯優勝の神谷選手は前日の準決勝で敗退。ポイントは4-4、ビッグポイントorラストポイントでの敗退だから、まあこれは僅差も僅差だっただろうなあ、と。
で、神谷選手は3位決定戦を棄権。そして3位が北村選手になったのでおお、と。大ベテランが3位に入ったよ…!
ちなみにもう一方の3位決定戦には阿部宏隆選手が出場していて(敗退してしまったけれど)、ベテランが顔を見せる大会になっていたり。
で、神谷選手を破った早大・ガレダギ選手が専大・高原選手を破って優勝。ただ、こちらもポイントは2-2、ラストポイントだったかな、と。
で、プレーオフは神谷選手がガレダギ選手にリベンジ。ただ、こちらも3-0の僅差ではある。
神谷選手もまだ大学生だし、いまのところ非五輪階級なので、これから先に色々ありそう。

男子グレコローマン87kg級。
出場選手が少なかったので予選は2組に分けてリーグ戦、各組1位2位の4選手で決勝トーナメント、という形式。というわけで3位決定戦は1試合だけ。
決勝は天皇杯優勝の阪部選手と藤井選手の対戦。実はリーグ戦でも対戦していて、その時は藤井選手が勝っていたのでこれは、と思ったら、阪部選手が圧勝リベンジしてしまった。まだまだ健在。

男子グレコローマン97kg級。
3位決定戦がフリースタイル79kg級の3位決定戦の後だったんだけど、それで出てきたのが天野選手だったので、まさかのベテラン続きになってしまったという。ここだけ時が止まったよ…。そして天野選手、テクニカルスペリオリティ勝利だよ…健在だ…。
決勝は天皇杯優勝の仲里選手vs鶴田選手、仲里選手のポイント勝ち。
試合終了後、仲里選手はマットでバック宙一発キメていた。0.1t近い選手のパック宙…!

男子グレコローマン130kg級。
出場選手が少なかったので予選は2組に分けてリーグ戦、各組1位2位の4選手で決勝トーナメント、という形式。というわけで3位決定戦は1試合だけ。
決勝は天皇杯優勝の奈良選手が3-1のポイント差で奥村選手に勝ったのだが、僅差だったなあ。あまり動かない試合になってしまった。重量級は仕方ないけど。