日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

神奈川大学秋季一部・関東学院大vs神奈川工科大in俣野公園横浜薬大スタジアム

ようやく気温が落ち着いたので伺う…いや気温落ち着きすぎでは…?(真顔)北風寒い…。
そしてまたこのカードである。狙ってるわけじゃないのだが…。

関東学院大はここまで3カード消化、勝ち点1。横浜商科大や横浜国立大には1勝2敗で勝ち点を落とし、前週は桐蔭横浜大に連勝で勝ち点ゲット。…読めない…。決して弱くはないだろうけど、詰めが甘い?
神奈川工科大はここまで3カード消化、勝ち点とれてない。が、こちらも横浜商科大や横浜国立大には1勝2敗で勝ち点を落とし、桐蔭横浜大には連敗。2勝しているので、3カード消化で1勝しかしてない&勝ち点とれてない神奈川大よりは順位が上という。
第1戦は関東学院大がハードヒット&完封リレーで完勝。前週の勢いが残っているか。

さて、俣野公園横浜薬大スタジアム。
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9年振りですって(遠い目)行き方は全く変わってはいない、のだが。バス本数も相変わらず多くて助かる。

とはいえ遠いので(バスの本数は多いけど、乗ってる時間は結構長い)、たどり着いたら試合は始まっていた。1回表途中。
入場前に騒がしかった試合会場が、入場したら何やら静まり返っていた。
そして福田捕手に代走が出ていた。しかも福田捕手の前の打者の堀口選手が。え?
…暫くして状況を把握したのだが、福田捕手はどうやら頭部死球を喰らったようで、そうすると臨時代走を出す、ということができるらしい。高校野球だと結構普通なのかな。大学野球にも導入されてたのね。ちなみに福田捕手は次イニングの守備から普通に入っていた。良かった。
関東学院大の先発・吉田投手(右腕)は二死ながらも二人走者を背負っていた(佐川選手のヒット出塁だった様子)。で、続く原選手・藤松選手に連続四球で押し出し。あ、あれ?
神奈川工科大が1点先制。

更に2回表。
一死後、中村選手が四球で出塁すると、高塚選手が三塁線に上手く転がすバントヒットで続く。これは高塚選手が上手かったなあ。
で、関東学院大がここで早々に動き、右腕の長友投手に交代。1年生なのだけど、先日桐蔭横浜大に連勝で勝ち点をとった時に、ロングリリーフで6回無失点の好投だったようで。…その時も吉田投手は早々に下がってたか…(とはいえ、横浜商科大相手には先発で7回1失点の好投だったとか)。
ところが、続く佐本選手は四球*1で続いた満塁とすると、堀口選手が上手く遊撃手の頭上を越える適時打。
更に福田捕手も一、二塁間を抜く適時打。
でもって原選手が右飛、犠牲フライで1点追加。しかも、二塁走者もタッチアップして三塁なのは分かるけど、一塁走者の福田捕手もタッチアップで二塁まで進んでいた。あんまり見ないよ、右飛で一塁走者のタッチアップ…。
ちなみに福田捕手は強打の捕手らしく、いいガタイ(176cm/86kg)なんだけど、そこまで鈍足ではない…というかラグビー選手のダッシュみたいな感じで迫力あるなあ*2
で、二死二、三塁というところで、藤松選手が三塁線を鋭く破る2点適時二塁打。うわ、一塁走者のタッチアップが実っちゃった…。
神奈川工科大、この回投手の代わり端をぶん殴るビックイニング、5点追加。正直、予想外…。

直後の2回裏。
神奈川工科大の先発は長身細身左腕の新田投手。
初回から「それ投手捕れないか」という二塁内野安打に、牽制でボークとられたりとか、どうも微妙な立ち上がりだった。
先頭打者の黒田選手に頭部死球(遠い目)とはいえ緩い変化球だったので、そこまで影響はなさそうだったけれど、念のために臨時代走で前打者の青木選手が一塁へ。あ、黒田選手は指名打者だけど、次の打席にも問題なく立っていた。
更に濱田選手がヒットで無死一、三塁となると、国崎選手が一併崩れの間に、三塁走者が生還。関東学院大が1点返す。
なおも二死後に有川選手が四球で続いて一、二塁となったが、野坂選手の抜けそうな打球を遊撃手がダイビングキャッチ、二塁をアウトにしてそれ以上の得点は与えず。
ちなみに、有川選手の四球のところで捕手と首脳陣がマウンドに集まったのだが、そこで関東学院大応援団から「ピッチャー東田!」の声が。…とても分かるけど、やらないでくださいよってなったり(あ)

その後も、3回裏に木川選手が四球で出塁した後、牽制で木川選手が一塁に戻れなくなって挟むプレーになったんだけど、途中で悪送球が入って(遠い目)二盗されたり。
4回裏に一死一塁のところで有川選手がピッチャー返ししたら捕球できず、しかもボールが二塁真正面で、二塁手も遊撃手も二塁に入ろうとして結果遊撃手がボール弾いて(本当に塁上にいってしまったので難しかったかと思う)結果遊撃内野安打扱いになったけど、続く選手を遊撃手がひらっとした身のこなしで捕球して二塁ベース踏んで一塁送球併殺完成し、ベンチで「かっこいー!」って声が出てたり。
なんだかなあ、なプレーが続いている。
いや…遊撃手の佐本選手、神奈川工科大の遊撃手代々拝見してるけど、結構上手い方の選手だとは思うけどね。あんまり主将って感じのしない選手ではあるけど(あ)

というわけで5回裏。神奈川工科大は新田投手から右腕の安藤康平投手にスイッチ。
が…先頭打者の大河原選手に四球。
更に木川選手がヒットで続くと、ワイルドピッチで無死二、三塁。
…安藤康平投手、明らかに制球がおかしい…。以前拝見した時は、こういう投手ではなかったよな…。なんか、御本人の表情を見ても、どうしたらいいか分からないって感じっぽくて。
で、ここで青木選手が右犠飛。更に二塁走者がタッチアップで一死三塁。
更に黒田選手が四球で続くと、濱田選手の打球を一塁手がなんとかダイビングで抑えて二塁をアウトに。
その間に一者生還して関東学院大が1点追加。
この回は関東学院大が合計2点返して、3-6。

6回裏。安藤康平投手が続投。
が、代打の下城選手が四球、更に有川選手がヒット。
ここで安藤康平投手は降板、大嶋投手にスイッチ。
安藤康平投手はずんぐりむっくりした感じで上背はない(170cm)んだが、大嶋投手は…更に小さい…?パンフ拝見したら162cm。これは流石に小柄*3。体重は結構あるけど。ここのところ登板していて、前日3イニングに続き連投している1年生。安藤康平投手も1年生なので1年生リレーである。
で、初球でちょっとびっくりした。右サイドスローなんだけど、凄い遅い変化球。
これは…スローボールの使い手。個人的にはこういう投手、結構好み。しかし、無死一、二塁というこの状況でいきなり初球スローボールかあ…。
で、ここは代打の長瀬選手が犠打で一死二、三塁となり、更に大河内選手が四球で一死満塁、ここから三番打者でここまで2安打1四球の全打席出塁の木川選手、四番打者の青木選手という、関東学院大の大チャンス。
が、ここで木川選手は打席付近に大きく打ち上げる、捕飛(ぎりぎりフェア)。
青木選手も左飛で打ち取って、無失点で乗り切ってしまった。なんと。

関東学院大の長友投手は2回にビックイニングとなってしまったけれど、その後はなんと、福田捕手に2安打されたのと、1四球と失策出塁だけで9回まで抑えきってしまった。ロングリリーバーだなあ。先発の能力はしっかりありそう。
長友投手は抑えてるし、神奈川工科大の投手もどうもぴりっとしないし、関東学院大はチャンス、だったのだが。
大嶋投手も7回以降続投、7回と8回はパーフェクトピッチング。

9回裏。
一死から木川選手が四球で出塁すると、青木選手がヒットで一死一、二塁。
更に右飛で二死ながらも一、三塁としていた。が。
最後は遊飛に抑え、神奈川工科大が逃げ切り。
大嶋投手は4イニング無失点だったという。前日も3イニング登板しているので、ちょっと負荷かけちゃったかもしれない。東田投手の真似はしなくていいからね、と思いつつも(あ)、東田投手を登板させずになんとかなった、のは良かったのかなあ。
後は、安藤康平投手の制球が落ち着くことを願っている。まだ1年生、これからだろうし。

関東学院大、連打が続かなくても、ちゃんと点数をとるプレーができているのは流石なんだよなあ。
この日は…投手がね…。いやまあ、投手は難しいのかも。長友投手も立ち直ったらきっちり抑えるのだし。


後半に雨が落ちてきたので、第2試合は回避。拝見したかったんだけどな…。

*1:カウント分からなくなったのか「これで四球だよね?」って感じで様子を伺ってた

*2:4回表に投球前にスタート切ってしまって、一塁牽制されたけど一目散に二塁へ走って、結果盗塁成功したシーンもあったり

*3:捕手の返球が高くて、ジャンプで捕球するシーンもあったり