神奈川大はここまで勝ち点４。今カードを勝ち点とれば文句なしに優勝。で、相手の神奈川工科大は、実は今カードと翌週のカードを連勝すると、優勝の目があった。で、初戦に神奈川大が濱口投手登板しているのに、勝っちゃったよ…？おお？おおおお？…という状態だったんだけど、ねえ。
１回裏。神奈川工科大の先発は眞下投手。前日リリーフしていて連投。ここまで後藤投手だったのに、どうしてなんだろう。ともあれ、冨岡選手が右前ヒット。これを右翼手がファンブルしてしまい、二塁へ。更に斎藤選手が犠打だったんだが、これを送球した眞下投手のボールを捕球できずにこぼし（これは眞下投手の失策かなあ。送球少々雑だったし）、一、三塁。で、濱元選手に右犠飛で１点。更に、小室選手の遊ゴロは強めでなんとか遊撃手が抑えるものの、二塁へ無理やり送球して悪送球。これで一死一、三塁。でもって、小沼選手が遊併崩れの二ゴロで、二塁走者のみアウトの間に三塁走者生還、２点目。…３失策で２失点って多いんだか少ないんだか（遠い目）まあ、遊撃手の沼田選手の送球失策は、なんとかアウトとりたい気持ちは分かるし、沼田選手は守備できる選手なだけに難しいプレーでも成立させようとしたんだろうけどさ。
神奈川大の先発は兒玉投手。３回表。高村捕手と長嶋選手が連続ヒットで出塁し、スリーバント失敗はあったものの、更に小椋選手がヒットで一死満塁。二死後、横須賀選手が四球を選んで押し出し。１点返す。…なんだけど。…ここは１点じゃなくてもう少し点数欲しかっただろうなあ、と。実は兒玉投手、１回表も四死球出してたし、もう少し序盤に叩ければ、試合の流れは変わってたんじゃないかなあ…。
一方。３回裏は二死からの小沼・松下・笹山選手の三連打で１点追加。４回裏は３四球で満塁だったのを、一塁手が厳しい一ゴロを上手くさばいて本塁アウトにしたこともあり、ぎりぎり無得点。でも５回裏には松下選手のヒットと夏井選手の四球で走者を溜めて、冨岡選手の適時打に左翼手のファンブルが絡んで尚も二、三塁。で、斎藤選手の三ゴロを三塁手がファンブルしている間に一者生還。更に濱元選手に適時打を畳み込まれて、５回に合計３得点。…正直、眞下投手が可哀相になったよ…かなり致命的に失策重ねてて、フォローのしようがないというか。ここまでで既に５失策…。眞下投手も４回に無得点に抑えたのでぎりぎりだっただろうし、５回からすぱっと替えてあげても、とは思いつつ。
６回裏。神奈川工科大は大峯投手が登板。今季はあまり投げる機会がなくて、個人的にも今季お初。が…松下選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁し、長谷川捕手がヒット…で、右翼手がファンブル…。これで一者生還、７点目。なお６回裏に交代があったので右翼手失策は２度目ではないよ。いや何の慰めにもならん…。大峯投手は７回裏にも一塁手ファンブルで走者を出したものの（遠い目）、二併きっちりとって無失点で切り抜けたり。偉いよ大峯投手。二併とった相手はプロ志望届も出した濱元選手だったんだから。で、８回裏は後藤投手が登板して三者凡退ぴしゃり。…なんで後藤投手先発じゃなかったのだろう…。
で、神奈川工科大の攻撃の方は。兒玉投手が序盤ふらふらだった割に、５回から立て直して（神奈川工科大の打撃もちょっとへこんじゃったかもしれない）７回までぴしゃり。８回・９回は走者は出したものの、結局上手くかわしたというか。結局兒玉投手は完投勝利。これで神奈川工科大の優勝はなくなった。というか…７失策して優勝、とか言えるほど甘くはない、よね…。
さて、部員応援なのだが。…この日は祝日で、実は関東学院大キャンパスにも、かなり人がいた。うん、たぶん大学生、普通に講義あったんだと思う。それもあったのか、神奈川工科大も神奈川大も、スタンドにいる部員が少ない。神奈川大は元々部員応援は音楽かけてやるところだが、この日は皆無（でもベンチはよく声出てる）。神奈川工科大は少ない人数ながら、それでも口ラッパ頑張ってた。久々に川崎北高校の校歌聴いたし（そこかと。なお代打石川選手が出ていたところだった）。あと、代走から右翼守備に入った松本選手を久々に見たのだが、部員応援からは「はっしれーはっしれーイーケーメーン」二盗決めても「いいぞいいぞイケメン！」と、結局名前一度も呼ばれずひたすらイケメン呼ばわりだったという。まあね…回も終盤で、試合あんな状態だったしね…。
