日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

東都大学春季一部・國學院大vs駒澤大inZOZOマリンスタジアム

風が大丈夫そうだったのでこんにちは。
現在第3週、とはいえ第2週は雨に祟られて、國學院も駒大も1勝1敗で消化できてない。
で、第1週を國學院も駒大も落としているので、いまだ両チーム勝ち点なし。
で、この試合は1勝1敗で3戦目。3カード目を第3戦に持ち込んだのは第3週でこのカードのみ。なお、1試合だけのせいか、売店は開いてなかった(あ)

駒大の先発は東田投手。…この漢字だと神奈川工科大を思い出すのだが(え)、神奈川工科大は「ひがしだ」、駒大は「とうだ」。ちょっと大きく足を挙げる左腕(某ライアン氏みたいに挙げたまま静止はしないけど)。
球速は140km/hちょい、ストライクはちゃんと入る…んだけど、ボール球が「明らかにボール」が多いのがちょっと気になる。
中1日登板。

1回裏。
宮坂選手と柳館選手が連続四球、進塁打で二死二、三塁とすると、神山福生(もとき)選手*1の打球は遊ゴロ…って神山福生選手、ヘッスラもなしで楽々セーフなんだが…。「大学野球」記載で50m5.9の俊足選手だった。
というわけで、適時遊撃内野安打で三塁走者生還、國學院が1点先制。

國學院の先発は右腕の坂口投手。投手としては球速140km/hちょいでまとまってる感じがする投手。こちらも中1日登板。

3回表。
工藤選手の三ゴロを三塁手ファンブル。あ、うん、なんか前回拝見した時もそんな感じだったよね柳館選手(あ)
犠打で進塁後、高田選手の打球が坂口投手…に当たったのか付近に当たったのか、であらぬ方向に行ってしまい、投手強襲内野安打に。
これで一、三塁となったところで、橋口選手が適時打。
駒大が同点に追いつく。

更に4回表。
先頭打者の主将岩本選手が四球で出塁すると、神宮(しんぐう)選手が左中間フェンスぎりぎり当たるか当たらないか、ぐらいの大きな適時二塁打。神宮選手、幅もあってなかなか豪快そうな打者なんだよなあ。
なおも無死二塁で犠打で一死三塁となったところだったんだけど、ここで工藤選手が空振り三振、更に三塁走者がハーフウェイまで飛び出している状態で挟殺。
工藤選手の打席はどうも何かを仕掛けてきそうな雰囲気があったのか、國學院も結構警戒状態だった気がする。この辺のこすっからい細かいプレーは東都っぽいよね。

6回表。
大森選手がヒットで無死一塁となったところで、坂口投手は降板。左腕の飯田投手にスイッチ。
ここで岩本選手の打球、一、二塁間を抜きかけ、二塁手がなんとか追いついたもののもたついている間に、一塁走者の大森選手が一気に三塁へ。無死一、三塁という、駒大には絶好のチャンス、國學院には絶体絶命。
打者は前の打席で適時二塁打を放った神宮選手、だったのだが。
ここで神宮選手を二ゴロ、三塁走者がハーフウェイまで出ていたので挟殺プレーに。しかも挟殺の時間が短かったので、二塁走者も三塁まで進めない状態。一死一、二塁に状況が変わる。
が、ここで飯田投手が空振り三振と見逃し三振(打者がバット止めたけどストライクだった)で無失点で切り抜け。
この場面を切り抜けるのは國學院には大きい。

6回裏。
この回は左翼前に落ちそうな打球を左翼手の小林選手がダイビングキャッチしたりと、得点に結びつきそうになく、二死走者なしの状態だったのだが。
神山福生選手にストレート四球。…その走者、出しちゃいけないのでは…と思ったら、やっぱりさくっと二盗。だよね。
で、更にワイルドピッチで三塁へ。おや…?
で、土山(どやま)選手が四球で続いた後、國學院は代打の立花捕手を投入。なんとここで、左中間を超えていく逆転2点適時二塁打
これ、実は一塁走者の土山選手は三塁で止めるかと思った。土山選手もよく思い切って走ったし、三塁コーチャー(多分上月コーチだよね(未確認))も躊躇わず腕回してた。ぎりぎり本塁セーフだったよ。
これで東田投手は降板。右腕の松村投手にスイッチ。おっと、松村投手は前日の先発か。
が、ここで更に代打の室木捕手。右翼手前に適時二塁打。これも(最終的には送球が逸れたんだが)右翼手前だったのでよく腕回したなあ、という。立花捕手、体形も捕手らしいがっちり系で、足はそんなに速くなさそうなんだけどね。
國學院がこの回3点入れ、2点リードに。

7回表。
この回、スタメンマスクの神里捕手*2に代打(室木捕手)を出した関係もあり、バッテリーごと変更。立花捕手がマスクをかぶり、左腕の武内投手が登板。って前日先発完封してるんだが、まあこれは仕方ないか。
実はそれ以上に、室木捕手と立花捕手出してしまったので、立花捕手にアクシデントがあったら捕手誰もいない状態だった、ということに後で気づいてちょっと震えた。怖いよ…。
さて、駒大も先頭打者に右打者の代打・角田(かくた)選手を投入し、角田選手が二塁打で出塁。
犠打で進塁した後、橋口選手が左犠飛
これ、左飛だったので犠飛になるかな、とは思ったんだが、左翼から何かボールが返ってこなかったんだよね…。なんか左翼付近でボール転がってたんだけど、なんだったんだ…。
その後は走者もなかったので抑えたけれど、駒大が1点返して4-3、1点差に。

終盤どうなるやら、という状況だが。
松村投手は出端は「ちょっと足の挙げ方独特?」と思ってたら、走者がいない時は最初に挙げた足が左側に一旦流れる、というより不思議な動きをする。そうやって足を挙げるのでゆったり感があるけれど、球はぴゅっと来るので、ちょっと打ちづらいかも。
そんな状況なので7回裏は問題なく抑えて、8回裏も問題ないかな、と思ったら死球2つ出してた。あれ?
回が進んで疲労&力んだのかも。それ以外は問題なく。

一方、武内投手。7回表は上述の通り出端を挫かれたけれど、8回表は問題なく、1点差のまま9回表へ。
9回表。工藤選手(こちらも右打者)と角田選手が連続ヒットで一死一、二塁。
更に右打者の真鍋捕手*3を代打に送って駒大は攻め立てるけれど、武内投手はここから真鍋捕手・この日に適時打&犠飛も含めて2安打2打点の橋口選手を連続で空振り三振。
最後は武内投手の意地が勝ったかなあ。
これで國學院は勝ち点1ゲット。

*1:この日のスコアボード表記は名字だけだったのだけど、もう1名神山選手が部に所属しているのでフルネーム表記

*2:実はこの日誕生日で、応援でハッピーバースデーが

*3:駒大もスタメンマスクの薩美捕手を代打で下げて、代わりに岩本選手(元々捕手)を捕手に回してて、更に真鍋捕手を代打に出したので、これで捕手使い切ってる