日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

第3回 Mature Cup・國學院大vs関東学院大in日本体育大野球場(7/7更新)

実は國學院大というチームは、東都の中でも部員数は多くないチームだ。なので、とても気になっていたのだ。頂いた國學院大のベンチ入りメンバー表には、背番号が書かれていたのが13名。だよねー(遠い目)内野手登録なんか(貞光選手と伊藤雅人選手は当然ベンチから外れるので)2名しかいないよー。なので、どうなることかと思っていた、のだが。
ちなみに応援部員、関東学院大はいない。…そりゃあそうだよなあ…同じ横浜市内、でも釜利谷から青葉台に部員連れてくるって、大変だろうよ…。桐蔭横浜大青葉台御近所(頑張れば歩いても来られる?)で、國學院大東急線沿線のたまプラーザだから全然楽だけどさ。その分、関東学院大はベンチの中から沢山声がかかっていた。
あ、試合は國學院大・高橋主務の始球式から始まった。高橋主務は出場しないのね(第1試合はパンフによると、桐蔭横浜大の女子マネージャさんがなさった様子)。
関東学院大の先発は古川投手。3回裏。指名打者の木村選手がヒットで出塁。…木村選手、リーグでも登板がある投手登録なんだが(あ)ちなみに部員応援は何故か「もしもし亀よ」だったり。で、中尾選手がヒットで続くと、長山選手が適時打!本塁送球間に二塁まで進塁して二、三塁。実は長山選手、マネージャー。副務かな。→追記。その年秋季発行の東都スポーツ読んだら、グラウンドマネージャだそうで。更に学生コーチ(なお本来外野手なんだが、この日遊撃手(!))諸富選手と川本選手が連続四球で押し出し。→追記。ちなみに川本選手は登録上は選手として登録されているけれど、その年秋季発行の東都スポーツによると、実際は学生コーチ専任なのだそうで。慌ててマウンドに神南選手(どうやら監督代理だったようで)が行ったものの、一死はとったものの、水木選手が四球で押し出し。これで古川投手はノックアウト。北原投手が登板。…なんかリーグで登板したのを見た投手が出てきたよ…。
morina0321.hatenablog.com
で、ここで打順が一巡して回ってきた木村選手、適時打!…投手登録だよね?(あ)なお、二塁走者が本塁でアウトになり、國學院大の攻撃はここまで。それでもこの回、國學院大は5点のビックイニング。
6回裏。この回から関東学院大は久保投手にスイッチ。中尾選手が四球で出塁し、二盗を決めると、またもや長山選手が適時打!しかもノーマークの状況で二盗まで決めてた。強打者の投手とマネージャ発動。こういうのがあるから面白いなあ、Mature Cup。國學院大が1点追加。
一方。國學院大の先発は川上投手。長身右腕なのだが。関東学院大の打線が沈黙してしまい、5回表にようやく柳瀬捕手(この日は指名打者)がチーム初ヒット。その後二死から小林英明選手と大矢選手が四球で満塁となったのだが、右翼手がスライディングで捕球し、無失点で切り抜け。走者が出ると少々脆いのかな、とは思うのだが、正直に投球を見て「なんでリーグで出番がないんだろう」と思ったほど。6回から田村投手が登板。部員応援がルパンをサビから歌い出しながら送り出すという、いいなそれと無駄に書き手が羨ましがりつつ(え)「分かってても打てない球行け!」と諸富選手からの「どうしろと」という激を受けながら(あ)被安打1で2イニングを切り抜け。なお、1本ヒットを打ったのは代打竹内選手。竹内選手は普通にリーグに出場する選手だしなあ。
さて、関東学院大の反撃は8回表。この回から國學院大田中涼投手が登板。松浦選手が四球で出塁すると、二盗を決めた後、甲斐選手が四球。ここで、頼住選手が適時二塁打。これ、右翼手が捕球できなくてスルー状態になったのもあったのだが、この大会、判定甘めなので(あ)失策はつかなかったかも。なおも藤澤選手が四球で続いたけど、ここを抑える。…という認識なんだが。関東学院大の野球部ブログだと、その前のフライでタッチアップして本塁生還、になってるんだよねえ。あれ?なお國學院大twitter速報だと打った選手の名前が違うという。あれえ?ともあれ、関東学院大が1点返して6-1。
さて、9回表。この回から今泉投手が登板。何故かスタメン全員で出てくるのをお出迎えしていたり*1、部員がスピードスター応援(ってよく聞く応援なのだが伝わるか)で「けーいーたーいーまいずみー!」*2という楽しい節をつけて歌ってたが。で、ここに関東学院大が出してきたのが、渡部捕手。おいおい正捕手出してきたよ?と思ったら、実は今泉投手と渡部捕手、聖光学院高の同級生、なんだね。これは渡部捕手が出たいって言ったのかもしれないなあ…。なお、結果は渡部捕手が振逃。でもこれ、結果的に良かったんだよね。打席がこれで、やっぱり聖光学院高の同級生、松浦選手に回ったから。が、ここは今泉投手がきっちり抑え、ゲームセット。國學院大が勝利。
試合以外。國學院大は部員応援が楽しそうで何よりだった。水木選手がOGSって呼ばれてたのが気にはなるけど、なるべく触れてあげない方が優しさなのだろうか(え)得点後の次イニングに、得点を挙げた選手へのコールしてたけど、それもコールしてた方も受ける方も嬉しそうでね。長山選手が本当にいい笑顔で受けてた。指名打者の木村選手にはベンチ覗き込んでコールしてたし。あと、中尾選手の落ちそうな当たりを、右翼手の甲斐選手がスライディングキャッチした場面があったんだけど、その時の國學院大部員の讃え方がとても良かったなあ…。対戦相手を凄く気持ちよく讃えてる感じ。なお、5回終了時のグラウンド整備時の栄光の架橋は、当然國學院大の合唱タイムに。ええ、合唱だったよ…。選手では諸富選手と、井古田選手がまあうるさい(誉め言葉)関東学院大は部員応援はなかったけれど、ベンチからの歓声とかがいい感じだった。関東学院大野球部ブログにもあるけれど、関東学院大の主務・上村選手が打席に入った時のベンチやら三塁コーチやらの盛り上がりよ。あと、この日は背番号10を甲斐選手に譲っていた、本来背番号10で主将の江崎選手(この日は背番号23)。ずーっとバット引きしながら、選手に声かけてた。こういう主将の在り方も良いですなあ…。

*1:この大会、日本体育大が野球部FacebookでLive放送していたのだが、7/7も全員お出迎えしてたのを確認している

*2:今泉選手のファーストネームは「慶太」投手