本当はこの日は北関東を見に行く予定だった。…人身事故で、自分の地元から北へ行く電車が断絶してね…（遠い目）なんでこの日！しかもそんな日曜の早朝に！とても北関東に間に合わなさそうだったので、早起きしたこともあって全然余裕で行ける南関東へ。JFE東日本・中林投手が普通にベンチ入りしていてちょっとほっとしたりとか。
この試合は序盤は投手戦になったのだが、ちょっと両チームの様相が違う。オールフロンティアの先発は金子投手。２日前に良かったものね。こちらはきっちりと、淡々と抑えていく。一方JFE東日本の先発は小原投手。１イニングに１本ヒットは打たれる感じなんだけど、まあそれでもまとめて３回無失点。…と思ったら、４回から辻投手。継投！こちらは６回まで危なげなく。唯一田畑選手のヒットが出たけれど、直後に遊併。
そんな膠着状態が破れたのは、６回裏。佐藤選手が死球で出塁すると、二盗敢行。しかも捕手がここで悪送球。一気に三塁へ。ここで西村選手が中犠飛。JFE東日本が先制。うーん、ここまで好投の金子投手にはちょっとハードラック…。
が、７回表。長谷川選手と大野捕手が連続ヒットで一、二塁とすると、関選手が同点適時打。これで辻投手がノックアウト、在原投手に交代。勝ち越したいオールフロンティアは田畑選手に代打の代打（実は代打で石野選手が出てきたのだが、代打出されちゃった。関東学院大時代から知っている選手だから少々複雑）・垣内選手を出したのだが、ここでやってしまった二併…。ともあれ、オールフロンティアが同点に追いつく。
ところが直後の７回裏。ここで、オールフロンティアは高橋京介投手が登板。２日前の雪辱を果たしたいところ、だったのだが。中嶋選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁。ここで吉川選手が勝ち越し適時二塁打！更に代打鳥巣選手。実はこちらも前日に代打で併殺になっていて、雪辱を果たしたかったのだが、これが遊ゴロ。二塁走者の吉川選手が二塁へ戻ろうとしたらそこに送球されてタッチアウトになり、一塁へ送球…したらそれが悪送球（遠い目）。命拾いした鳥巣選手が二塁へ進塁し、結果アウトが増えただけという。なお二塁進塁時に脚が縺れてすっ転びそうになってたとかrともあれ、これて高橋京介投手は降板。うーん…。桐蔭横浜大で既知の平田投手に交代したの、だが。代打荒井選手に四球、佐藤選手に死球で満塁に。ピンチを拡大して平田投手から冨田投手にスイッチ…。これは流石に冨田投手が気の毒。中澤選手に押し出し死球も、仕方ないよね…。ともあれ、JFE東日本が２点追加。
ところが、８回表。在原投手は回またぎ。森井選手の三直…を三塁手が捕球できず。更にワイルドピッチで二塁へ進塁した後、齋藤選手が四球。犠打でそれぞれ進塁して二、三塁とすると、小林選手の遊ゴロの間に一者生還。これ、内野前進守備とかしてなかったなあ…。ここで在原投手から江川投手にスイッチ。が、代打の代打（最初に富里選手が代打で出たのだが替えられる。代打の代打が１試合２回って珍しいなあ。野手減るのに…）栗山選手が四球で一、三塁とすると、同じく代打の高橋勇樹選手が同点適時打！JFE東日本は江川投手から本田投手にスイッチし、ここは抑える。
さて、すっかり試合が混迷している後半。８回裏は内藤選手のヒットに中嶋選手の死球、吉川選手の四球で一死満塁としたんだが、鳥巣選手がここで423のホームゲッツー…。正直、書き手が観た試合でいいところが全くなかったよ鳥巣選手…。９回表は無死で垣内選手のヒットが出たものの、後続が続かず。
延長戦入るのかなあ、と思った９回裏。二死走者なしで、中澤選手と西村選手がヒットで一、三塁。ここで、前の回もヒットを放っていた内藤選手。ピッチャー返しのサヨナラ適時打…！JFE東日本が勝利、そしてオールフロンティアの都市対抗がなくなった。流石に皆様膝をついておられました、な…。よく戦った、よね…。
ところで。オールフロンティアには何人か縁のある選手がいるのだが、そういえば彼はいるのだろうかとベンチを探した。いた。ひときわでっかいの。お元気そうで何よりですよ、國學院OB・山田選手。よく同じく國學院OBの先輩・齋藤選手とのツーショット（山田選手は雑用）とかも見て、齋藤選手がそんなに大きい選手じゃないから、身長差がまあ際立つ。
おっと、そういえば触れ忘れていた。オールフロンティアの応援は、ブラバンとか応援団とかそういうのではなく、6/1に見た時はメガホン持った関係者集団で揃った声援（口ラッパとも言わないなあ…）を送っていた。ただ、この日は朝は少人数で、揃った声援はなく。試合が進むにつれて人数が増えて行って、そして関係者で、揃えはしないけれど思い思いに声援を送っていらっしゃった。JFE東日本はきっちり大応援団を連れてきているので、対照的。この日は客入りが土曜よりは少なく、朝９時前の一発目のダイバスターがまあ響く響く。
