日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

V.LEAGUE DIVISION3男子in千葉大会

同日の東京大会はリモートマッチとなった。
というわけでもないのだが、大分通い慣れてきた千葉にこんにちは。遅刻しかけたのはいつものことだ(こら)(本日最初の食事をとろうとしたら、食事が出てこなかったんだ…)(ぎりぎり間に合いました)


第1試合、トヨタ自動車サンホークスvs千葉ゼルバ。
ゼルバホーム、とはいえ分が悪い相手…と思ったら、フルセットでトヨタ自動車の勝利。ゼルバ大健闘。
トヨタ自動車。本日はちょっと空回りだった気が。というか、いくら凄くても、序盤から吉岡選手にトスが集まってる時点で、うーん、と。もっと散らせるのでは、と。ミドルブロッカーの攻撃力も高いしね。
ただ、この辺はゼルバがミドルブロッカーの上背があるので、少し警戒しすぎたのかもしれない。
本日は判定にもちょっとハードラック。抗議が重なってイエローカード出ちゃった。相手がホームだから、ではなく、単純に審判の技量な気も。ちなみにイエローカードは伊藤コーチ(当日登録、チームではマネなのよね)に出て、「オレェ?」って大声で仰っておられた。確かに謎(皆同じぐらい抗議してたよね…)
で。第5セットは、その怒りを全部相手にぶつけたという(遠い目)15-4って。まあ、ゼルバ側もミス出たとはいえだね…。
福島選手がこの日はリベロ登録でなく(リベロは大野選手&神代選手)、途中でピンチサーバー&レシーバーなどで出ていたりしたのだが、第5セットはベンチでキレ気味に鼓舞しておられた…。こ、怖い。15点目でコート一周駆けまわってたものなあ。
ゼルバ。この試合、本当に凄い頑張ってた。噛み合えばこんなに上手くチームが回るんだ。
この日は松下和暉選手&正明選手のダブル松下ウイングスパイカーに、オポジット杉崎選手。…誰を止めればいいんだ、となるぐらい、御三方とも素晴らしいプレー。杉崎選手、こんな上手い選手なんだ…(元々V1でプレーなさってた選手に失礼発言)。硬軟取り混ぜて、上手いと何度も唸ってた。
ミドルブロッカーは…齋藤貴大選手も橋本選手も打点高くいいクイックを打ってて、これをやられると平均身長低めのトヨタ自動車はなかなか厳しい。
「…」がつくのは、ゼルバが何故かスタメン座間選手→前衛に回ってきたら橋本選手に交代→終盤サーブが回ってくると座間選手を戻したりする交代を見せていたので。座間選手はサーブが強いってことなんだろうか…。まあ、座間選手を戻さないで1回交代数を増やすということもできなくもないが…。
ちょっとした謎もありつつ、ミスも出ず本当に良かった。
レセプションも良かったしね。トヨタ自動車のサーブって決して弱くないんだけど、綺麗に返ってた。
…第5セットは、トヨタ自動車の怒涛の反撃に完全に呑まれたけど。ミスも多発してしまったし。


第2試合、警視庁フォートファイターズvs奈良ドリーマーズ。
フルセットで警視庁が勝利。この試合はセットごとに流れを書いていく。
第1セット。警視庁のこの日のスタートは小山選手をオポジットに入れる若さ&攻撃力高めスタイル。ドリーマーズは最近結構固まっている江崎選手オポジット、テヒョン選手&片野坂選手のウイングスパイカー。フランシス選手もミドルブロッカーで鎮座しておられる。なおスタメン発表時にフランシス選手が呼んでもらえなくて、後でアナウンス訂正してもらって両チームから拍手で迎えられていた。ほっこり。
終盤まで警視庁がいい雰囲気でリードしてたんだけど、1本、確か阿部選手がブロックシャットされて、ドリーマーズに流れが傾いて追いつき、そのまま競り合ってドリーマーズが逆転でゲット。実は警視庁が調子が良い時のタイムアウト(12点のテクニカルタイムアウトの時かな)で、阿部選手が「俺以外皆調子良い!」とか仰ってて、それは御自身で「調子の悪い」設定にはまっちゃいそうだな…とはちょっと思った。調子乗った方が調子上げていけそうなタイプに思えるんだよね…。
第2セットは警視庁有利で動いて、そのままミスを出さずに警視庁がリードを保ってゲット。
が、第3セット。小山選手の調子が急降下。立て続けにブロックシャットを喰らい、そのまま抜け出せずに落ちていった感じだった…。この辺は、小山選手にボールが集まったのもあったんだとは思う。実はこの日は神谷選手が不在で、吉澤選手が一人リベロフル回転で負荷が高いこともあって、レセプションがいまいち。しかし、こう落ちてしまうと…素人目から見ても「替えてあげたいなあ」とは。結局交代せず、第3セットはドリーマーズがゲット。
第4セット。警視庁がスタメンから動いた。齋藤選手をオポジットに入れ、ウイングスパイカーに中道選手を投入。うん、小山選手が「オポジットで」入ってたから、中道選手を投入しづらかった、というのもあるだろうね。敢えてセットを捨てて(1ポイント失うんだけど)新しいセット頭から、ポジションも整備して、ということだったのかと。
後々考えると、第3セットはオポジットに入れられる選手がいれば途中投入はありだったと思う。…河西選手が不在だったのが地味に痛い…(ぼそ)
閑話休題。で、この日の中道選手、途中投入ということもあってなかなかキレがあり、最初から好調にスパイクが決まっていた。他のスパイカー陣が調子悪くなかった、ということもあり、警視庁が立て直して第4セットをゲット。
この日2度目のフルセット(書き手は結構お腹いっぱい)。
第5セットの行方も全く見えなかった…んだが。
最初2点はドリーマーズがラリーの末にゲットしたのだが、そのうち警視庁が追いついた。というか…江崎選手が調子落としてる…?ミスが連続してしまった。
実は江崎選手、第4セットだったかな、タイムアウト中にストレッチ的なことをしているのを拝見したので、もしかしたら身体がしんどかったかもしれないなあ…とは。
その分はテヒョン選手と、片野坂選手の打数を増やして対応しようとしていたんだが(セッター近藤選手のこの辺りの割り切り方は上手いと思った)、テヒョン選手はともかく(試合が終わってみればアタック決定率60%越えかあ…)片野坂選手もブロックが集まってしまうとなかなか厳しい。
点差がそこまでついていないので緊張感は強かったけれど、結局警視庁が突き放して第5セットをゲット、勝利。
この試合はかなり互角だったので、ほんの少し誰かが調子を崩すと流れが変わるという感じではあった。
小ネタ。阿部選手がペッパーミルを導入していた。流行に反応早いなあ、と(あ)第2セットは自らバックアタック(東村山でも決めているのを拝見したので、個人的には今季2度目)を決めてからのペッパーミルは楽しそうだったよ…。阿部選手はやっぱり調子乗った方がいいと思うんだ、本当に。