日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

JABA京都・日本製鉄広畑vsヤマハinわかさスタジアム京都(6/7記載)

4/29から2泊3日で京都に行っていた。
…お分かりかと思うが、4/29は第1試合しか開催されず(当日移動なので第1試合の時間には間に合わず)、5/1は雨天中止だったので、試合が見られたのは4/30だけという(遠い目)
…というか、この時点でこの年に拝見した社会人野球の試合が、2試合ともヤマハの試合ってどういうことなの…。
日本製鉄広畑は3年前の同大会以来だった。
morina0321.hatenablog.com
JABA京都はこの時点で決勝トーナメント進出チームが決まっていて、この2チームの所属するBブロックは、日本製鉄広畑が出場決定。
正直言ってしまえば消化試合、日本製鉄広畑は翌日(実際は翌々日)に開催する決勝トーナメントに向けて、特に投手力を温存する必要はあった。

あ、イベント(野球教室だっけ)が入っていたので、試合開始自体が12時だった。
5回終了後にダンスチームの演技があったり、キッチンカーを呼んだりしていた。
あ、カオマンガイ頂いたよ。美味しかった。

たどり着いたのは1回表途中。ヒット2本で無死一、二塁という…。
日本製鉄広畑の先発は左腕の照峰投手。高卒3年目なので初めまして。
一死後、網谷選手が適時二塁打(左中間真っ二つの見事な当たり)、大本捕手が背中に死球、藤岡選手が2点適時打。
その後永濱選手が四球で続いたけれど、ここで抑えて、この回3点。

2回表。
青柳選手が死球で出塁すると、秋利選手と前野選手が連続ヒットで満塁。
ここで網谷選手、照峰投手に当たって(と言ってもかすっただけだったかも)、跳ねて二塁手頭上を越える投手強襲2点適時打。
更に大木捕手・藤岡選手が連続で適時打。
更に鈴木選手の一、二塁間を抜けそうな当たりを二塁手がなんとか捕球するものの、一塁悪送球、この間に一者生還。
この回5点、0-8。…この時点でコールド点差なのだが…。
照峰投手は2回で降板することに。
ただ、日本製鉄広畑は、投手力の温存及び若手に公式戦を投げるチャンスを与えたわけで、そういう意味では運用は間違ってない(結果は残念だったけれど)。

日本製鉄広畑は、3回表から左腕の伊藤投手にスイッチ。
伊藤投手は…そうか、高卒でグランドスラム(現GOOD JOB)→NOMOベースボールクラブの移籍なのか…。日本製鉄広畑では3年目。経歴は豊富だけど、まだ20代前半で若い投手。前所属でもなかなか出会わない経歴ではあるかな。
で、伊藤投手、上背があるわけでもなく(照峰投手の方が180前半で長身投手に入るかなぐらい)、速球は130後半ぐらいなのだが…よくまとまっててカウントもストライク先行。
ヤマハの打線もぱたっと止まった。4回表に網谷選手が遊撃内野安打で出塁したけれど(遊撃深いところで捕球してジャッグルしたので間に合わなかった)、盗塁を仕掛けたら、小出捕手からいい送球が来て盗塁死したり。

一方、ヤマハの先発は近藤投手。…また?(このアカウント、3年越し4試合観戦、全て近藤投手先発…)
1回裏は先頭打者の向井選手(日本製鉄広畑の今年度唯一のルーキー)に、0-2から四球を出していたものの、その後を抑える。…ちょっと四球の出し方が気になるなあ、とは思いながら。
2回裏。佐々木選手が強いライナーでジャンプした三塁手のグラブを弾くヒットで出塁すると、すかさず二盗。ここで小出捕手が左ファウルラインぎりぎりに入る適時二塁打
更に3回裏。向井選手がヒットで出塁すると、ちょっとスタートも遅かったし決して速くない二盗だったけれど、ぎりぎり決まる。中飛タッチアップで三塁まで進塁した後、岡選手の三ゴロの間に本塁生還。
これで2-8。コールド気味だった試合、コールド阻止する点差まであっさりもっていった。
日本製鉄広畑、盗塁も積極的だし、上手く点もとったし、打線が意外と悪くないなあ。

さて、ヤマハ
4回裏に九谷投手を投入。
…この点差で?イヤガラセ?(あ)まあ、近藤投手を3回で降板させてるわけで、調整とか理由はあったのだろう。それにしたって…とは思わなくもないが。
もしかしたら九谷投手の調子もいまいちなのかも、と思ったら、4回裏は全く危なげなく、5回裏は小出捕手が一塁手ファンブルで出塁したけど、その後の岩崎選手を一球で遊併に仕留めたし…。個人的には、いい投球見られたのは良かったと思うけども。
更に6回裏には、ナテル投手を投入。お、おいおい。
とはいえナテル投手は、ここまでの試合での使い方を考えると、調整登板っぽい気はするけど(この日も1イニング登板だったし)。
ナテル投手もきっちり抑えていた。
ちなみにこの回から、ヤマハは何人か野手も入れ替えてる。

7回表。
ここまで好投してきた伊藤投手だったが。
網谷選手がヒットで出塁。この日、網谷選手は一番ヤマハの打線で調子が良かったのでは、と思うし、実は伊藤投手も網谷選手にしかヒットを打たれていないという…。
投犠打と二ゴロ進塁打で三塁へ。
更に永濱選手が四球で続いたところで、ヤマハが代打矢幡選手。
流石にここで伊藤投手は降板。…いやいや、4回2/3、被安打2与四球1でしょ?十分だよ…。この試合をぎりぎりで留めた内容を讃えたい。伊藤投手が吉川工業所属と聞いて、うっかり日本製鉄広畑で最初に好きになった投手を思い出したりしつつ(所属企業が一緒なもので、つい)。
そして交代した森本投手、矢幡選手にあわやホームランかというファウルを打たれながらも、ちゃんと空振り三振に抑えた。

直後の7回裏。
ヤマハは左腕長身ルーキーの沢山投手が登板。力感はある感じだけれど。
佐々木選手がストレートの四球を選んで出塁すると、二盗。佐々木選手、この日2つ目の盗塁…?そういうタイプでしたっけ…。
で、遊ゴロ進塁打で三塁まで進塁すると、小出捕手が適時打。日本製鉄広畑が更に1点返す。

で、8回表は森本投手がきっりち三者凡退で抑え、一時期はコールド成立する点差だったのが、コールドがなくなった8回裏。
ヤマハは波多野投手にスイッチ。
市原選手が右翼フェンス直撃の三塁打で出塁すると、岡選手が適時打。
更に佐々木選手がファウルライン付近に落ちる二塁打で続いたが、流石にこれ以上は続かず。日本製鉄広畑が1点返して4-8。

9回表。日本製鉄広畑は左サイドハンドの島袋投手にスイッチ。
網谷選手が右中間越えの二塁打で出塁。
実はその前に、網谷選手のファウルフライを二塁手が落球してるんだよね。7回表もファウルフライが1つとれずにアウト1つ損してるので、ここは日本製鉄広畑の課題の1つになるかな、と思いつつ。
が、その後も途中からマスクの高坏捕手の打球を右翼手が背走でキャッチする援護があったり、網谷選手の代走・ルーキー中田選手も、セカンドベースからかなり大きくリードとって、うっかり捕手からの送球でアウトになりかけたりしたりもしつつ(小出捕手はなかなか良い送球をするね。打撃も良いし)後続を断つ。
結局ヤマハの得点は2回までだったんだよね。

で。9回裏。
ヤマハは波多野投手が続投。
代打俵積田選手の当たりは中堅手前に落ちるかと思ったけれど、中堅手の前野選手がナイスダイビングキャッチ。これが落ちていたらもしかしたら、もあったので、ここは頑張ったかもしれない。
その後に小出捕手が四球で出塁したものの、盗塁死。ああ、でも、日本製鉄広畑が盗塁に積極的だなあ…とは。
結果としてはそのまま4-8で終了したけれど、無駄じゃないよ、この試合。拝見している方も収穫があったように思うもの。なので、暫く逢えないのが残念ではあるのだが。
お疲れさまでした。