日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

都市対抗神奈川一次兼全日本クラブ選手権神奈川一次・横浜金港クラブvs横浜球友クラブinサーティーフォー相模原球場(5/28記載)

相模原は相模大野駅からバスで行くのだが、途中にギオン株式会社があって「関東学院大に寄付してくれた会社はここか…!」となった書き手。ちなみに長い大会名だが、都市対抗西関東二次に進出する4チームは前日の時点で決まっていて、あとは全日本クラブ選手権関東二次に進出する2チームを決定する大会になっている。
たどりついた時は第1試合8回裏ぐらい。試合が終わってからパンフレットを買いに行き(3年前は100円だったけど、今年は200円になってた。いやそれでも安いって)、誰か知ってる選手いないかなあとパラパラめくって…硬直して、その後今までの今大会の試合結果を見て、おいおいおい、となってたアカウント。そしてそれは10分後ぐらいに現実となって目の前に現れるわけで。
横浜金港クラブの先発は三橋投手。横浜金港クラブでは登板回数多いと思う。1回表。川原選手の打球を、二塁手がいきなりファンブル…。犠打で進塁すると、高橋選手が四球で続き、高松選手がヒットでいきなり一死満塁。ここで、天内(あまだい)選手が左中間突破の走者一掃3点適時二塁打…!横浜球友クラブがいきなり3点先制。
更に4回表。山川捕手が二塁打で出塁すると、三橋投手はノックアウト。三浦投手に交代。おっと、右アンダースローだ。で、犠打で進塁すると、川原選手がスクイズ!これはいい点の取り方だなあ。
さて。実は横浜金港クラブ、3回までノーヒットだった。ノーヒットに抑えている横浜球友クラブの先発は、後藤投手。…書き手、この日は横浜金港クラブで神奈川工科大OBのルーキー・横須賀選手を見に来たんだが。まさか、ここで神奈川工科大同期対決するとか思ってなかったんだけど!そう、後藤投手は神奈川工科大OBのルーキー後藤投手。大学で最後に見たのはこの日だったかな。リリーフも先発もやってた、昨年の主戦投手の一人。流石に主戦だったこともあってか、実は今大会、この日までの2試合も登板(先発とリリーフ)。チームでは頼りにされてるのが嬉しい。で、3回までノーヒットは、4回の平野選手のヒットで破られる。まあ、平野選手だしね。ただし、平野選手は牽制時の帰塁の時に脚を痛め、結局一旦復帰はしたのだけれど、その後の守備から替わってしまった。復帰後は動けていたのでそこまで重くはないといいのだけれど…お大事に(西関東二次予選では無事で何よりだった)。
そんなこんなで当たりの出なかった横浜金港クラブ。5回裏。目黒選手の一邪飛を、一塁手が落球してファウルにしたのが、実は風向きを変えたかもしれない。生き返った目黒選手はヒットを放ち、高橋亮太捕手がヒットで続いて、堀田選手が死球で満塁。ここで庄野選手が遊併。ここは内野前進守備もしていなかったので、一者生還で1点。二死三塁、ちょっと厳しいかな、と思ったら。川口選手が四球で続いて、すかさず二盗。ここで高橋優輔選手、2点適時打!おお、1点差!高橋優輔選手は更に二盗でチャンスを広げ、ここで横須賀選手。個人的にとてもおいしい(あ)対決は、横須賀選手が左翼手前にヒット!…が、高橋優輔選手選手は本塁でアウト…!1点差で凌ぎ切った後藤投手、勝負には負けたけど試合には勝った感じ?(え)
さて、横浜金港クラブが勢いづいたところだったが、6回表。山川捕手が四球で出塁すると、進塁打で二塁へ。更に川原選手のヒットで一、三塁。ここで関根選手が遊ゴロの間に一者生還。横浜球友クラブがリードを広げる。更に高橋選手がヒット!…も、こちらも二塁走者が本塁でアウト。差を広げたい気持ちは分かるなあ。
7回裏。実は横浜球友クラブは6回に投手がコーチ兼任の神崎投手にスイッチしている。後藤投手はよく投げたなあ。事情があって最初の方見てなかったんだけど、気が付いたら庄野選手のバントヒットで無死満塁になっていた。ここで川口選手が押し出し…!再び1点差。神崎投手はノックアウト、中山投手にスイッチ。で、高橋優輔選手がスクイズ敢行!も失敗し、本塁のみアウト。ううん、1点差が重い。横須賀選手も二飛に倒れてしまい、次の打者は平野選手の負傷交代で出場していた岩本選手…に代打。…ああ、齋藤選手がベンチに控えてたんだ!というか、なんで齋藤選手、スタメンじゃなかったんだろう(あ)打てる選手なのは知ってるから、ちょっとびっくり。というわけで、その齋藤選手が逆転2点適時打!おおお!横浜金港クラブがここで初めてリードを奪う展開。
ところが8回表。横浜金港クラブはここから谷投手が登板。山川捕手の打球を遊撃手がなんとか捕球したものの、焦って悪送球。遊撃安打+悪送球で二塁となると、市川選手の犠打を、三塁送球したらセーフ(野選)。ここで谷投手がなんとワイルドピッチ…。同点となる。更に一死二塁で、投犠打で進塁した後、関根選手が死球で二死一、三塁。ここで高橋選手が勝ち越し適時打!再び横浜球友クラブがリード。
が、8回裏。高橋亮太捕手と堀田選手が連続四球。三ゴロで二塁だけアウトになり、一、三塁。ここで川口選手が、逆転2点適時三塁打!うわあ…!
横浜金港クラブは9回表に大ベテラン(今年で不惑なんだ…)四日市投手を出し、左翼手のダイビングキャッチなんかも飛び出して、そのまま逃げ切り。…なんて試合だったんだ…。
ちなみに、個人的に楽しかった後藤投手vs横須賀選手の対戦結果は、1四球1安打(本塁アウトのアレ)1三ゴロ。ただ、三ゴロは三塁手が鋭い当たりを好捕した感じではあった。