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JABA京都・日立製作所vs新日鐵住金広畑inわかさスタジアム京都(5/4記載)

より若返った新日鐵住金広畑はどうなのか、見に来た。
日立製作所は樋口投手、新日鐵住金広畑はルーキー坂本投手。坂本投手は日本文理大…ああ!この時の4番手!5イニングをスクイズだけの失点で抑えた投手だったんだよね。今回まじまじと見たら、随分落ち着いてる左腕投手。むしろ樋口投手の方が妙に間が長くて、ちょっと間延びが…。実は2回表に四球と内野安打とヒットで満塁になったんだけど、木戸地選手が三併になっちゃってね…。
ところが。4回表に入る時に、いきなり雷。即試合中断。落ちるとまずいのでこれは仕方ない。そのうち雨もぱらぱら。一時強くなって、ちょっと心配になったり。が…幸い雨はそこまで強くならず、雷が落ち着いたので、試合再開。…1時間以上の試合中断…。うーん。
この中断、投手には結構しんどかったようで。4回表。大場選手が四球で出塁すると、佐々木選手がヒットで続く。ここでルーキー庄子選手。犠打で進塁を狙っていたみたいだけど、決められず。でも四球。…え?あ、庄子選手は大阪体育大時代に見てるよ。ここで、ルーキー上田選手が右翼フェンス直撃の2点適時打!更に木戸地選手が適時打。おおお!これで樋口投手はノックアウト、齋藤投手にスイッチ。斎藤投手は一死一、二塁という場面を、遊飛と二ゴロで切り抜け。…いやまあ、長い付き合いなので嬉しいけれども。相手が相手だけに少々悶絶。ともあれ、新日鐵住金広畑が3点先制!日立製作所から!(あまりないことなので声高に)
ところが直後の4回裏。ルーキー濱元選手(というか、神奈川大でお馴染み)がヒットで出塁すると、犠打で進塁し、捕手がボールこぼしたところをすかさず三盗。二死後、菅野選手の打球を、一塁手ファンブル(遠い目)。適時失策で1点返す。その後にヒットが出てピンチは続くものの、大塚選手の打球を遊撃手がジャンプキャッチ!ピンチを1点で凌ぐ。
続く5回裏。高田選手が二塁打で出塁。右翼手がダイビングしないで安全策をとれば、シングルヒットだったかもしれない。しかし濱元選手といい高田選手といい、神奈川大OBが書き手を苦しめる…(おい)ここでルーキー森下選手が適時打。ただし、森下選手自体はオーバーランで挟まれてアウト。この後も濱元選手がヒットで続くものの、坂本投手は耐えて抑える。
この後、日立製作所は5回からルーキー石黒投手にスイッチ。新日鐵住金広畑は打ててないわけじゃないんだけど、攻撃が続かず。9回表には同じくルーキーの筒井投手に交代し、一塁手の捕球ミス(ちなみにこの日の一塁手先発は岡崎選手だったが、丁度この回に田中政則選手に交代していた。ええと…)と三塁強襲ヒットでピンチになるものの、抑える。が、新日鐵住金広畑・坂本投手も崩れないまま。
9回裏、1点差。坂本投手は最後まで行く様子を見せる。が、無死で中村選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁。それでもなんとか二死までたどり着き、打者は森下選手。適時打を打たれているので嫌だなあ、と思っていたら…まさかの左翼に大きな当たりでスタンドイン。逆転サヨナラ2ラン…。
坂本投手はよく頑張ったと思う。背番号11をプロ入りしたOBから受け継いで、でも前の背番号11とは違うけれど(何せ左右が違う(あ))、それでも、これからしっかりチームの柱の1つになりそうな投手。この日はしんどい結果に終わったけれど、いつか報われますように。個人的にも、これから見るのを楽しみにしている。そして個人的には森下選手を書き手の生涯の敵として認識した(ちょっと待て)
なお、第1試合が長かった(3時間オーバー)のと、雷中断があったため、第3試合の開始時間が17時10分。付き合っていられないのでこの日はこれで退散。結局第3試合も3時間オーバーの長丁場だったそうで…。なので、個人的なこの日のMVPは、たとえ近畿地区のチーム偵察だとしても、書き手より早く来て雷中断も耐えて書き手が球場を後にした時もまだいらしてた、日本生命・十河監督だと思う(あ)