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神奈川大学野球連盟・神奈川工科大vs松蔭大inハマスタ(4/21記載)

今季最初の神奈川リーグ。 神奈川工科大は野手が卒業で何人か抜けているものの、主戦投手はそこだろうな、という予想ができる盤石感。 松蔭大は2013年秋・2014年春に一部にいた時以来の一部昇格してきたばかりで、初見も同然。 というか、前にいた時もあまり見ていない気が…。で、開幕戦はタイブレークの末、松蔭大が勝利。…神奈川工科大、いきなり勝ち点崖っぷち。
神奈川工科大の先発は眞下投手。1回表、いきなり2四球とヒットで一死満塁(しかも一死は犠打)という大ピンチ。が、ここを一邪飛と空振り三振で無失点。おや?この後も、走者は結構頻繁に出すのだけれど、それでもなんとかしのいでしまったり。
一方、松蔭大の投手は廣瀬投手。2年生。神奈川大学連盟のパンフは、春季は監督対談、秋季は主将対談という、なかなかおいしいものがあるのだが、監督対談は割とざっくばらんに自軍の戦力話をしちゃったりする。が…松蔭大の監督は特に廣瀬投手には言及していなかった。 けど、右スリークォーターから、130前半から中盤ぐらいだけど、速く見える。キレがあるのかな。ちなみに帽子もたまに脱げる(え)前半5回は、神奈川工科大のヒットは1本。
後半。6回裏に長嶋選手が右中間突破の三塁打をもぎとる(もぎとる=走塁思い切りよかった)。が、その後はゴロゴーでスタート切ったら、あまりにも正面過ぎる遊ゴロで本塁余裕でアウトとか(遠い目)。ところが、この辺から廣瀬投手のスタミナが切れていたのかもしれない。7回裏は2四球と死球で満塁にしていたり。そこは辛くも無失点で切り抜けたのだが、続く8回裏。またもや長嶋選手が今度は左中間フェンス直撃の二塁打で出塁。本当にこの代の関東一高出身者はどうなっているのだ…。犠打で進塁すると、石川選手が死球で続く。ここで、この日前半に唯一ヒットを打っていた「新四番」渡邊岳志選手。3年生の指名打者。上背はそこまでないけど、身体は結構しっかりしている。ここで見事に適時打。しかもランエンドヒットがかかっていて、なおも一、三塁。ここで昨季に四番で今季は五番の小椋選手が、中堅奥のフェンス直撃の適時二塁打。四番とられたの、負けたくないよねえ。これで廣瀬投手はノックアウト、白井投手にスイッチ。こちらは左腕。が、更に昨季からたまに出ていた下東選手が犠飛。この終盤に3点のプレゼントは大きいなあ…。
ところが、9回表。先頭打者の日下部選手が左翼フェンス直撃の二塁打で出塁。更に代打倉田選手に四球。ここで中川選手がヒット。当たり的には浅く、ちょっと生還は無理かな、と思ったら。中堅手が三塁へいい返球…いい返球過ぎて三塁手取れない(顔を覆う)これで一者生還…おお、眞下投手がここで失点するのか…。実は中堅手は長嶋選手。うん、思い切りがいいのは長所でもあるし短所でもあるね…。これで無死二、三塁。更に冨塚選手が右犠飛で一者生還。土壇場で1点差。ただし。実はここで、二塁走者がタッチアップできなかった。右翼手が本塁生還する走者を無視して、三塁へいい返球をしていたから。右翼手は、この日のスタメンはロマン溢れる見た目の(おい)安齊選手だったのだが、9回表にしれっと守備固めで松本選手を入れていた。なお、交代アナウンスはあったけれど、スコアボードの名前表示はずっと安齊選手だったのは記しておく。おーい安齊選手がいきなりスリムになってるぞー(やめろ)*1余談だが、この日はスコアボードだのアナウンスだのは間違い多し。慣れてないところは、春季始まったばかりな感じだね。閑話休題。この松本選手の判断、実は凄く大事なポイントになった。その後、川井選手が右飛。これで二塁走者はタッチアップで三塁に行ったのだけれど、もし前のプレーで二塁走者が三塁へタッチアップしていたら、同点犠飛になっていたはず。三塁に走者がいるとはいえ、二死。ここまで二死三塁の場面はかなり多かったのだが(あ)、どこ吹く風で抑えてきた眞下投手、最後はいいところに入った球で見逃し三振をとってゲームセット。神奈川工科大が辛勝。
辛勝になったのは、松蔭大が打てないチームではないのと、やはり投手がいい、んだろうな。1戦目の2年堀江投手も、最初に経験値の高い島村投手と投げ合っているのだし。ただ、3戦目は神奈川工科大が勝って、勝ち点1。
小ネタ。この試合で一番嬉しかったのは、「あっりあけはーばー あーんざい!」が聞けたことかもしれない(え)やはりあれはロマン枠に是非継いでほしかったので(え)松蔭大も口ラッパ部員。いきなりガリガリ君歌いだしたりとかする。

*1:また、松本選手はスタイルいいからなあ…