これを見たのはメインアリーナだったけど、実質一か月振りっぽいとどろき。サブアリーナの入り口には川崎市のスポーツ応援みたいなコーナーが。富士通カワサキレッドスピリッツ、ないけどな…。野球部では東芝があったけど（御丁寧に勇退選手のお知らせ貼ってあった…）、ここの近所にあるグラウンドはJX-ENEOSだけどね、と思ったとか。
第一試合、富士通カワサキレッドスピリッツvs大分三好ヴァイセアドラー。富士通ホーム。…ホームと言っても、先日のつくばユナイテッドホームみたいにご当地ご高齢アイドル（！）や先日の千葉ゼルバホームみたいにご当地ガールズユニットを呼ぶこともなく。後者はヲタ芸やってたファンもいたよ！それはともかく、富士通は外部のイベント的なひとは呼ばない。応援するひとは増えるけど。その応援を仕切る人のテンションも変わらない。…というか、富士通は変わらなくても、十分エンターティナーだし…（あ）本日は三芳選手が仕切ってた。まあ、その横には昨季仕切ってたOBがいたりしたけどね！とはいえ本日は上位対決。しかも富士通は先々週２連敗し、先週の休みでどこまで立て直せているか、ちょっと気になっていた。で、第１セット…富士通、WSがスパイク決まらない…。ただ、富士通が幸いだったのは、この日はMBが良かったこと。MBがこれだけ使えているということは、レセプションは安定してたんだよね。本日のVリーグ公式のサーブレシーブ成功率はどのチームもよくないのだけれど、たぶん判定する人が軒並み厳しい判定をしてるんじゃないかな。一方、大分三好。今回が今季初見。現在リーグ１位のチームなんだが…なんだろう、このヤカン選手依存な感じ。ひたすらヤカン選手に打たせてる。勿論、ヤカン選手は高確率で決めてる（B票の打数が50超えてて、決定率50％超えてるしね）けれど、なんか、もっと他の選手使った方がもっと強いんじゃないか、そう思えてね…。米田選手なんかは「どうしても米田選手にしかあげられない」ような場面が２回ぐらいあったけど、そこちゃんと決めてたから、力がないわけではないし。石垣選手の打数も相当少ないし。二桁いってないって…。で、第１セットはMBと、中川選手が頑張って富士通が取り、第２セットは大分三好がサーブが良くて、取り返す。ちなみに大分三好では、藤田選手が結構強烈なサーブ持ってる。MBでは珍しいかも。で、第３セット。だんだん調子を上げてきた岩井選手がいきなり獅子奮迅。あと二か月ぐらいで御年32なのだが、このセット以降の岩井選手は若い頃と遜色なく。個人的には付き合いも長いしプレースタイルも好きなので、頑張ってくれると嬉しいわけで。で、第３セットは途中までは富士通がリードだったのだが、大分三好も猛追して逆転。その後も逆転し返したりしてたけど、ジュースになり、これは富士通がなんとかもぎ取る。第４セットには、実は一人ちょっと沈んでる感じだった浅野選手が良くなり、岩井選手が慎重に入れていったサーブが何故かサービスエースになり（凄いジャンプサーブのサービスエースならともかく…）、岡村選手が立て続けにクイックやブロックを決め、岡村選手と中川選手がコート上で二人で決めポーズとかやってる頃には富士通ペース。ヤカン選手も抵抗していたけれど、ヤカン選手ってクロススパイクが物凄い威力持ってて、それが解ってる富士通がちゃんとコート中央側のブロックやレシーブ手厚くするよう動いていたような気がする。３−１で富士通。ヒロインは岩井選手が真面目に締めていた。どうでもいいのだが、試合前、たまたま大分三好が目の前だったので見ていたら、不意に持ってたボールを別の選手にぶつけて、軽くぶつけ合いになるという事案が２つほど。あーもー、男子はコドモなんだからー（と言いつつにやにやしてた（あ））
第２試合、トヨタ自動車サンホークスvsつくばユナイテッドサンガイア。本日も徳尾選手はベンチ外れしょぼん。第１セットはつくばユナイテッドが攻撃力の高さを見せつけた感じ。宮下選手と瀧澤選手がガンガンいこうぜモード。つくばユナイテッドは今季初観戦なのだが、攻撃力の高さは目についたなあ。これやられるとトヨタ自動車は厳しいかな、と思ったら、第２セット、いきなりトヨタ自動車がブロック多発。…トヨタ自動車って、ブロック決定本数が現時点でチーム７位だったりするのだが。選手が軒並み大きくないのもあるし。これは見ていた方もあれ？という感じ。で、トヨタ自動車、実は本日一番スパイクが安定していたのが、吉岡選手。どちらかというとエースは松下選手なんだけど（ポジションOPだし）、松下選手はレセプション入るので、つくばユナイテッドが厳しいサーブで攻撃参加しづらいようにしていたっぽい。けど、吉岡選手が安定して叩き込んできて、渕江選手はすっかり上手く使われるようになって、更に松下選手が渕江選手ばりに切り込んで入ってくるようになって。実はつくばユナイテッド、ブロックが意外と弱いんだよね…。そこもあってか、第２・第３セットはトヨタ自動車。第４セットはつくばユナイテッドも負けじと攻撃していたんだが、トヨタ自動車が結局離れず、ジュースに。ジュースになってから、つくばユナイテッドがミス２つぐらい出しちゃったのが痛かったなあ。一つはラリーの中での、最後の瀧澤選手のスパイク。決定的な場面だったのにスパイクアウト。もう一つはラリーの中でのダブルコンタクト…。そうこうしてたら、吉岡選手や松下選手にスパイク決められて万事休す。３−１でトヨタ自動車。ヒロインは吉岡選手。だよなあ、この日は本当に安定してたもの。なお、トヨタ自動車は第２セットに、松下選手のサーブが大保選手の後頭部を直撃するアクシデントが。またよりによって、トヨタ自動車で一番威力のありそうな松下選手のサーブ…。いや、大保選手は痛そうにはしてたけど大過なく。松下選手は当然謝り、大保選手が軽く怒った振りっぽことをしていたような。かわいいな。
第３試合、警視庁フォートファイターズvs埼玉アザレア。実は警視庁応援が多かったり。そういえば神奈川の大会は結構皆様いらっしゃる気がするが。そして本日は、松本選手に鈴木選手と、警視庁のスタメンの平均年齢が高い。第１セット…なあ…。警視庁、いきなりサイドアタッカー陣総崩れ（遠い目）これはアタッカーのせいというよりは、セッターと合ってないんじゃないかな…。レセプションは凄く良かったし。ただ、救いだったのは、MBが良かったこと。いつもMBの方が合わないんだけどね。本日はかなり合ってた。第１セットはアザレアが取る。けどこれはアザレアが良かったというよりは、警視庁がね…。アザレアがブロックがいい、というか、警視庁がアザレアのブロックに嵌ってた、というか。ただ、途中から中村選手が合うようになってきた。というか、途中ほぼ中村選手に打たせてた（B票の通り）。なんか、途中で謝りたくなった。全部背負わせるのやめてほしいよ…。第２セットはアザレアがそこそこミスが多くて、ということもあり警視庁。第３セットは先にアザレアがセットポイントだったのだけれど、神谷選手がいいサーブで崩してくれてジュースに持ち込めた。こっそり本日のMVPじゃないかと思ってしまう。小川功太選手と交代してレシーバーもやるのだけれど、レセプションもよくやってくれていたし。元々リベロだものね。で、第３セットは警視庁が取り、第４セット。ようやく、本当にようやく小川功太選手がスパイク決まってきた…！実は本日一番さっぱりだったのが小川功太選手だった。B票のアタック決定率が物語っている通り。これもあってまともに試合ができるようになり、最後は接戦だったんだが、加藤選手がクイックを拾われた後に、自分でブロックして終了。３−１で警視庁。今季初めて勝利を見たし、しかも今季初の３ポイントゲットだったり。ヒロインの中道選手は、御自分でも調子が悪いのを自覚していたみたい。あれだけ合わないとねえ…。アザレアも今季初観戦。茂木選手が攻撃の柱で、川畑選手*1が攻撃系なWSかな。気になるのは小島選手。ブロード攻撃が持ち味のMB。レガシーかもしれないけれど、やはり見ていて楽しい。
*1:「かわばた」選手。この字だとどうしても「かわはた」と読んでしまう
