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スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

千葉大学一部秋季・国際武道大vs城西国際大in長生の森公園野球場

長生の森公園野球場。茂原市にある。茂原市自体は千葉国体とかで行ったことがある。あるけど、そこから少ない本数のバスで行くようなところに、8時半試合開始とか、どうしろというのだ。それでも、バスに乗ってしまえば15分ぐらい、その後歩いて10分。バス停降りたところで、敬愛大のバスが球場への道を進んでくれたこともあり、なんとか迷わず(でも、最初はいつまで経っても公園入り口が見えてこなくてハラハラする)に、野球場へ。屋根なし、椅子ベンチで背もたれはないけど、内野土、外野はなんと天然芝。ただしナイター設備はない(8時半開始の原因は、どうやら日没までに試合を終わらせなければならないからっぽい)。
たどりついたのは9時ちょっと前、試合は既に3回裏。そして選手名も守備位置も書いてくれないスコアボード(遠い目)。幸い、城西国際大野球部twitterあるのでなんとかなったけれど。あと、千葉大学連盟パンフ(文字だけ、3部まであるので分厚い。700円)が、主要な選手を背番号つきで最初のページに出してくれているので、意外とチェックしやすいのはあったり。
なお、国際武道大はここまで全て連勝の勝ち点3だったが、前日の試合で城西国際大が勝ち、連勝ストップ。城西国際大はここまで勝ち点1。中央学院大と東京情報大に連敗黒星をしているせい。
さて。たどり着いた途端に国際武道大が豊田選手と勝俣選手の連続適時打で2点をとり、城西国際大先発の土肥(どひ)投手をノックアウト。青木投手が登板し、この場は抑える。なお、豊田選手も勝俣選手も1年生なんだそうで、というか勝俣選手の名前は、高校野球に疎い書き手でも、報道でよく見て覚えていた名前ではあるわけだが。
ここから暫くお互いチャンスを作りながら点にならず、だったのだが。6回表。国際武道大は先発の国本投手から林投手にスイッチ。と、岸川選手がマウンドに当たって当たりが鈍くなったことが幸いした遊撃内野安打で出塁すると、奈佐選手の当たりは中堅手がダイビングしたのを捕球しきれずポテンヒットに。ここで今年の春季首位打者の松濤(まつなみ)選手が適時二塁打!ただし、三塁を回った後に岸川選手が大コケし、それもあって生還できたのは一人だけ(ただ、当たり的にもう1点はどうだったかなあ、とは思ったが)。実は城西国際大は部員口ラッパ応援がある(3年前に行った時もあった)が、部員から総ツッコミが入っていた。まあ…ねえ…。国際武道大は春季防御率トップの平川投手にスイッチし、ここはその1点のみで抑える。
さて。城西国際大は4回裏にピンチがあり、青木投手から倉田投手に交代していて、その倉田投手が中盤は抑えていた。が、7回裏。服部選手が四球え出塁してすかさず二盗。更に、磯網(いそあみ)選手の打球。左翼手が追いついていたのに、見失って落球(一応、ヒット扱いらしい)。これ、岸川選手がやらかしちゃったんだよね…。ここで、豊田選手が適時遊撃内野安打。更に豊田選手が二盗で出塁すると、勝俣選手が2点適時打。1年生凄いなあ…。
そして8回裏。この回から金子投手が登板。途中から指名打者に入った石渡選手に、三河選手と筒井選手が連続ヒット…ただし筒井選手のヒットは、一塁走者が二塁でアウトになって所謂右ゴロに。それでも連打が出たことには変わりなく、高上選手が適時打。これで金子投手はノックアウト、曳田投手が登板。が、服部選手が四球で出塁して満塁となると、磯網選手と豊田選手が適時打。豊田選手の適時打で8−1、千葉大学連盟の7点差コールドが成立して、国際武道大が勝利。1戦目は城西国際大が勝っているので、これで第3戦に。
ちなみに城西国際大は前述の通りに部員口ラッパ隊。5回終了時のグラウンド整備中に合唱(ファンモンの「あとひとつ」)したり、松濤選手の応援の時に、ルパン三世のテーマで「ルパン・ザ・サード」のところが「まつなみさーん!」だったり。…なんというか、こう、つい城西国際大に親近感が(え)国際武道大は口ラッパ隊も応援も編成せず。
あと、気になったのは、城西国際大の主将・奈佐選手。二塁手なんだけど、関西弁のちょっときつい言い方で、ずっと投手を鼓舞し続けていたのが印象に残っている。飛龍高だから静岡の高校だけど、関西(調べたら京都)からの野球留学みたい。上武大の小豆澤選手(奈佐選手の1つ下)も大阪出身で飛龍高に野球留学だったので、割とそういうのが盛んな学校なのかも。昨年の神奈川工科大の捕手さんはどうだったんだろうか…。