日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

今週のお題を書いてみる

昨日は「ここ暫く五輪のことばっかり書いているから、今更お題のために書いてもなあ」と思ったのだが、思い直して書いてみる。
スノーボード・女子パラレル大回転。日本から深夜から早朝にかけて実施されていたので、まだ見てはいない。恐らく数日後には見ているはず。で、朝日新聞にこんな記事を見つけた。竹内選手はスイスで頑張っている選手だったのか。今回のオリンピック、「Number」で日本人選手にスポット当てる特集が小規模*1だったせいで、悩んだ末に買わなかったんだよね。だからこういうところも見逃しがち。

スイスに拠点を置き、日本の強化体制の貧弱さを痛感した。次世代の環境改善のために先駆者としてメダルが欲しかった。「ここで負けて言うのではなくて、結果を残して言いたかった。4年間ずっと計画してきたことでしたし……」

マスコミのプレッシャーやら、それに煽られて増大している日本国民の皆様の期待やら応援やらプレッシャーやらもあるけれど*2。それよりも選手が五輪に出る時は、自分の将来(要はいかにしてスポンサーをつけるか)と、自分の競技自体の「未来」を背負っていると、この記事を見て感じる。
夏季五輪の種目だってそうだけど、冬季五輪の種目は更に日に当たりにくい感じがする。地上波しか見られない私の環境だと、フィギュアスケート以外の種目で例年見られるのは、ジャンプとスピードスケートぐらいに思える*3。更に冬スポーツは道具やら服やら場所代にも、夏の競技と比較するとお金がかかる。アピールできるのが4年に一度という競技がザラで、そこでいい成績を出して、現状をどうマスコミを利用して訴えて、自分自身や競技のスポンサーを見つけて、競技自体を発展させるために強化体勢を整えるか、そして同じスポーツを一緒に頑張ってくれる若い選手達を見つけてパイを広げるか…。
ただこのスポーツが好きで楽しむ、本当はそれだけでたちいけばいいのだろうけど、そんなわけにはいかず。…難しいところだ。本当は五輪では楽しそうにしてほしいけれど(でも楽しかったとは言えないんだけどね→2日前も言及したスポーツ報知のブログ)。そして楽しそうにしていれば、面白そうだと思ってくれる子供達もいそうなものだけれど。

*1:フィギュアスケートだけ大きかった

*2:それは私も同じことで、過度にプレッシャーになっていたら申し訳ないのだが

*3:フィギュアスケートだってトリノ五輪以前は、他競技と同じような状況だった