日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

追加代表話、と

サンケイスポーツより追加代表(サンケイスポーツより)。これだけでは判別しにくい。が、追加された種目に、首を傾げた。
で、更にエアリアル・田原選手のブログを読む。

枠があるからこその選考基準だと思うのです。いくら基準をクリアしたところで枠がなければどうにもならない。これは前回のバンクーバーで思い知らされた現実。
その枠を獲得するには、この競技の場合、2年の合計で総合25位以内。
この数字は派遣に値しないのか。恥じるような数字なのでしょうか。

やはり出場枠は確保されていた、か…。
実はNHKの「アスリートの魂」で田原選手のドキュメントをやっていた。どうやら出場枠は確保できそうだ、というのを、そのドキュメントで知った。恐らく、他の報道では出ていない。冬季五輪で、出場枠の話を他の媒体が真面目にするのは、フィギュアスケートの男子&女子シングルぐらいではないだろうか。まず、出場枠がああだこうだという話を全くしないスポーツ報道、これに疑問符をつけたくなるのが1つ。
もう1つの疑問符は、今回、恐らく最終追加(田原選手のブログを読んでいる限りそうなのだろう)をした種目が、ジャンプ女子だけであること。なんというか、こう、盛り上がってる種目にのみ、しかも若い女子揃いのところに資金を割り当てる、というのが、どうも日本人のロリコン体質を如実に表していて、なんだかなあ、と思うのだが。
個人的には、その種目で男女合わせてたった一つの枠を、しかも資金やりくりしてとってきた人が、五輪出られないらしい(しかもこれも本人が報告しなければ報道がスルーだった)、というのはなんとも残念。これでは、エアリアルを続ける日本人は、誰もいなくなってしまうよ。どうせ放送局も、日本人選手が出ない種目は目の触れるところで放送してくれないんだから。