日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

都市対抗南関東二次予選・JFE東日本vs日本通運inZOZOマリンスタジアム(10/5更新)

存じ上げてる選手とお初の選手と「実は久々」の選手と色々入り乱れている第一代表決定戦。というか、日本通運・諸見里選手が主将になってたの、頭から抜けてたし…。
JFE東日本の先発は左スリークォーターの山田啓太投手。走者がいない時、投球フォームにタメがあって、ゆったりとしてるのが特徴かな。というか…1年目なんだけど、この半年場数踏みまくってるのね、この投手。2回までは問題なく。1回に捕手からの牽制死で助けてもらったのもあるんだけど。
が、3回表。一死から、手銭選手と浦部選手が連続ヒットで出塁。…というか、日本通運の7番以降の打線が木南捕手・手銭選手・浦部選手って、個人的にちょっと怖い印象があるんだけど。で、ここで添田選手が右翼ファウルライン付近に落ちる適時二塁打。更に大谷選手の打球はふらふらと二塁手頭上に…あれ?打球が延びてる?あああ、二塁手中堅手の中間ぐらいに落ちちゃったよ。この時、ZOZOマリンスタジアムの風速は上空7mだったので(この日の風はかなり穏やかな方だったけど)、もしかしたらちょっと荒れてたのかもしれない。これが適時打になり、更に一、三塁。続く稲垣選手の打球は一ゴロ、ところが本塁に送球するもセーフ(一野選)。これは…山田啓太投手はちょっとハードラック続くなあ…。更に北川選手にヒットを打たれて、一死満塁のところで降板。「相手のエース下ろしたぞ!」と日本通運ベンチから声が出ていたり。そういう認識持たれてるのも大したものだと思うよ。で、この大ピンチに登板した在原投手、三邪飛と空振り三振で切り抜け。日本通運が3点先制。ただ、3点でよく止めたな、とは思う。
ところが4回表。木南捕手が四球で出塁すると、手銭選手がバントを2回ファウル…したのにその後ヒット。流石だよね…。で、犠打で二、三塁としたところで、在原投手は降板。本田投手にスイッチ。ここで本田投手出てくるんだ…と思ったら。添田選手が中犠飛でまず1点、二塁走者の手銭選手はきっちり三塁へタッチアップして二死三塁、まあここまではね、と思っていたら。大谷選手が適時三塁打、稲垣選手が四球で続いた後、北川選手が2点適時二塁打。…え?本田投手、もしかして調子落としててリリーフ回ってる…?ともあれ、日本通運が4点追加。
更に6回表。本田投手は続投していた。浦部選手が一塁線に落ちるポテンヒット(捕球誰も無理そうなところに落ちた)で出塁すると、進塁打と三盗(!)で三塁へ。稲垣選手が四球で続いた後、北川選手が適時二塁打日本通運が1点追加。
更に9回表。JFE東日本は7回から2イニング、右腕の本定投手*1が登板して無失点に抑えていたんだけど、この回から右腕の高木投手にスイッチ。が、北川選手が三塁強襲内野安打で出塁すると、途中出場の木下選手もヒットで続き、更に手銭選手と浦部選手が連続四球で押し出し。日本通運が1点追加し、9点目…。うーん…。
日本通運の先発は右腕の前田投手。JFE東日本が全然打てていない、というわけではない。
1回裏はいきなり峯本選手(一番打者は驚いた)がヒットで出塁していて、続く中澤選手の辺りもセンター返しで抜けそう…だったんだけど、二塁手の浦部選手が逆シングル捕球そのまま二塁カバーの遊撃手の添田選手にグラブトス、で、二併完成しそうになるという(一塁がぎりぎりセーフだったけど)。内藤選手も二併崩れで二死一塁になってしまい、恐らく取り返そうと盗塁敢行したら、木南捕手の送球はワンバウンドだったけど二塁カバーの浦部選手が上手く捕球して盗塁死に。
2回裏は先頭打者の平山快選手がヒットで出塁して、鳥巣選手もヒットで続いたのに、平山快選手が三塁を狙って走塁死。
4回裏は先頭打者の内藤選手がヒットで出塁したけど、平山快選手の三遊間抜けそうな辺りを添田選手がスライディングキャッチして併殺崩れ。更に関選手が三併…。
6回裏は峯本選手の中堅手の頭を越しそうな打球を、中堅手の手銭選手が背走キャッチ、そのままフェンス激突するもボールを離さず(暫く立てなかったのでひやひやした…)。中澤選手がその後ヒットを放つも、今度は捕手のいい送球で盗塁死。
JFE東日本のやらかしもあるけど(割と豪快にプレーしてくるチームだしね)、日本通運が守備堅い堅い。前田投手もバックに信頼感持って安心して投げられるというもの。結局8回まで無失点。
9回は(一球速報には名前がないけど)、柴田投手が登板し、全く隙を見せずきっちり抑えて、終わってみれば9-0の日本通運完勝。堂々の第一代表決定。全く文句ございませんな勝ち方だった。JFE東日本は第三代表戦で勝てて良かったね…。
余談。書き手、正直なところを言うと、あんまり部員のチェックをしていなくて。だから、この日初めて気づいたんだよね。…この選手知ってるじゃん、って。
dailyreturn.tubakurame.com
JFE東日本・山田和哉選手。4年前にサーティーフォー相模原で見た、1年生ながらも軽快に遊撃守備こなしてた白鴎大の彼、だね。小柄な選手だし、当時1年生だし、続けるかどうかも分かってなかった当時。ルーキーながらも遊撃手スタメンだし場数もこなしている風で、何より。この日も守備に破綻はなかったよ(JFE東日本チーム全体でも守備悪くなかった)。打てなかったけど。しかし当時の白鴎大の内野、オリックス大下選手もそうだけど、古川選手もSUBARU所属、あの時山田和哉選手に交代になってしまったラミレス・レンソ選手もエイジェック所属で、なんだかんだで皆、頑張ってるのね…。

*1:スコアボード「本庄」になってた…