立教は今年の社会人対抗戦で観ていて、その前が昨年の秋季なのでそう遠くはないが…早大っていつ以来？と思ったら２年前の社会人対抗戦だった。そこまで昔じゃなかった。
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とはいえ、立教も今季の４年生をリーグで見るのは最初で最後なので、ね。本当は今季なら２戦目に行きたかったんだけど、都合がつかず。それでもたまたま休みが降ってきたのと、立教が３戦目やるというので、ね。いや２戦で終わって欲しかったけどさ。
早大の先発は西垣投手。２年生。おっと、上述の社会人対抗戦で見てたか。２回表。山田選手がヒットで出塁。…立教の今季の打率って笑っちゃうほどアレなんだけど（言うな）、山田選手だけ４割超えててびびる。この日終わって.464、リーグトップだって…。まだ１年生だから研究が追いついてないかもだけど、それにしても凄い。なお、次に立教で規定打席達成していて打率がいいのは、宮慎太朗選手で.231（顔を覆う）各選手の打率見てて悲しくなる中で、山田選手が逆目立ちをするという。閑話休題。で、犠打と進塁打で山田選手が三塁へ進むと、中嶋選手の打球はどうやらバットが折れたようなぼってぼて。遊撃手が捕球もできず…捕球しても間に合わなかっただろうなあ、の適時遊撃内野安打。立教が先制。なお、この後に田中誠也投手が一塁線を抜ける二塁打（！）で続いたものの、後続が続かず、１点止まり。
更に３回表。宮崎仁斗選手が三塁線を抜ける二塁打で出塁すると、太田選手が適時打。こんなにすぐに追加点がとれるとは。
更に４回表。ここで早大は早川投手が登板。１戦目で先発して２戦目で２イニング中継ぎしたので、３戦目は先発しなかった様子。ってなかなか酷使されてますな…。で、藤野捕手が遊撃内野安打で出塁すると、中嶋選手がヒットで続く。田中誠也投手が犠打を失敗して三塁がアウトになり走者が入れ替わったものの、ここでこの日今季初スタメンしかも出場自体も２試合（！）の笠井選手が適時二塁打！これは嬉しい…。ラストシーズンだしね…。立教がじりじりと追加点をあげていく。
その後は、立教はそれなりに走者を出しても得点にはならない状況だったのだが、８回表。早大は早川投手が５回まで登板し、６回は野口投手*1が１イニング、７回から今西投手が登板していた。で、先頭打者の中嶋投手がいきなり背中に死球。代走に４年生の小野大成選手が入った…ら、なんと投手牽制悪送球。これで小野大成選手は一気に三塁へ。で、一死の後、笠井選手がかなりの外角球に飛びつくようにしてスクイズ…！いかん…４年生が絡んで、しかもどちらかといえば地味な（失礼）選手が活躍するのは…こう…胸が詰まるなあ…。チームとしても大きな４点目。
立教の先発は上記でも名前が出た通り、田中誠也投手。３回裏に無死で金子選手がヒットで出塁したのと、４回裏に二死で加藤選手が三塁内野安打（ぼてぼての打球で送球したけど間に合わなかった）＆岩本捕手が四球出塁したのがピンチかな。あと、５回裏に、檜村選手の打球を三塁手が悪送球出塁したぐらい。実は試合後のインタビューで、三塁手の笠井選手が真っ先に失策を反省してたんだよね。ヒーローだからインタビューとってるのに。守備で頑張るのが基本線の選手だからだろうけど。でも、そんなピンチもきちんと抑えていた。そりゃあもう、２年からエースの選手だもの。実は悪送球の前のプレーで、遊撃手の宮慎太朗選手が背走してスライディングキャッチするナイスプレーが出ていて、それも大きかったんだとは思う。６回裏にも、同じく宮慎太朗選手が三遊間の抜けそうな打球をダイビングキャッチして即投げしてアウト。二塁手の江藤選手も破綻がない感じだったので、実は内野守備は立教らしからぬ（！）堅実な面々。９回裏に一死から、福岡選手に二塁打を打たれたのだけれど、４点リードは気持ち的にも大きいようで、後はきっちり抑え、完封勝利。本人もとても御機嫌で、最後のクールダウンのキャッチボールの後に、藤野捕手と笑顔で力強くハイタッチ。一応、９回裏はブルペンもちゃんと用意してたんだけど、まあ用意だけで終わっちゃったねえ。…書き手が９回裏にブルペンが見たくてじたばたしてたのは秘密（あ）写真も撮れないんだよね、丁度席からブルペン見ようとすると、応援団にカメラが向いちゃう角度で…応援団が撮りたいんじゃないんだ…（うるさい）
そういうわけで、本日の手塚投手の出番は９回裏のブルペンと、４回表に田中誠也投手が（犠打失敗して代わりに走者に出て）三塁まで進塁した後、田中誠也投手に要求されてグラウンドコートを渡しに行く係（え）というか、一塁に行った時点で誰か気づいて渡してあげて…。それでもまあ…出番がなくても嬉しい試合、だったんじゃないのかな。
あと１カード、みんな笑って終われますように。
*1:ああ、４年生か、今季東大戦とこの試合でリーグ登板２試合目か…
