日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

日本選手権・JFE西日本vs日本生命in京セラ大阪ドーム(11/25記載)

まさか2週連続大阪に来ることになるとは…。JFE西日本は先週こんにちは、日本生命9月の日本選手権近畿予選以来。
日本生命の先発は藤井投手。まあ、狙って行ったようなものだが。またねー、試合前の投球が超張り切っててねえ(あ)だったのだが。1回表は小串選手のヒット、古田選手の死球、橋本選手のヒットでいきなり一死満塁のピンチ。まあ、ここを二飛と中飛で切り抜けて無失点、は藤井投手の持ち味なのだが…なんというか、球筋が素直すぎるような気がして。元々素直なストレート投げ(られ)ないタイプなのに。うーん。
で、3回表。小串選手の二塁内野安打で出塁(これ、二塁手の籾山選手が、抜けそうな当たりをぎりぎり捕球した後、身体即回転させてスローしてた代物。間に合わなくて悔しそうだったけれど、上手いなあ…)。で、岡選手がヒットで続くと、犠打で二、三塁となった後、橋本選手は申告制敬遠。一死満塁。ここで藤本選手の打球は三塁手真正面…を、三塁手が見事にトンネル(遠い目)これで二者生還。…うん、これ、藤井投手は理想的な打ち取り方だったんだよね…確実に本塁アウト、上手くいけば5-2-3の三併だと思うよ…。まあ、これでがっくり来ただろうね、の続く脇屋選手の適時打。これで藤井投手は降板。がっくり来たのは理解しているけれど、そこで追加点とられるところが、まだまだ青いなあ、と思うわけで。…まあ、そういうの要求できるぐらいの選手になったのは、個人的には喜ばしいことでもあるんだけども(変なデレ発動)あ、あと、次の日の毎日新聞(西側だけかな)にコメント載ってたけど、走者出した自分が悪いってきっぱり言ったのは個人的にツボだ(おい)閑話休題。これ以降は、リリーフした高橋拓已投手がきっちり止める。が、JFE西日本が3点先制。大きいねえ。
5回表。橋本選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁し、三木選手が左翼ライン際ぎりぎりに落ちる適時打。JFE西日本が更に1点追加。高橋拓已投手はこの回で降板し、6回からは清水投手が登板して、3イニングパーフェクトリリーフ。清水投手、安定したなあ…。
さて、JFE西日本の先発は河野投手。走者は結構出していた。複数走者を出したのが1回・3回・4回・7回と。特に4回裏は、籾山選手がヒット、犠打を挟んで廣本選手がヒットで一、三塁。が、ここで伊藤悠人選手の打球が三塁すぐそばの三直。三塁走者の籾山選手が塁から離れていて、三塁手が三塁踏んで併殺成立。JFE西日本がラッキー、日本生命がハードラックな場面…。実は廣本選手のヒットも、ぎりぎり抜けた当たりで左前とはいえ鈍い当たりだったので、籾山選手が本塁狙えた可能性もあったんだよね。が、いかんせん当たりが鈍いし、当たりが籾山選手の背中側で打球の状況が見えずに三塁到達にスライディングする必要があったので、本塁行けなかった、という小さなハードラックもあったりする。その切り抜けも含めて、結局河野投手は最後まで得点を与えず、完封勝利。
JFE西日本は結局、この大会は準優勝。決勝以外の試合は、先制して相手にダメージを与えて、投手陣が抑えるという、なかなか堅い試合をしていたようなイメージ。
ところでこの試合。日本生命の二遊間の守備力凄い、となっていた。元々、籾山選手がずっと守備固めで出ていたので、守備がいいのは分かっていた。遊撃手のヴィットル選手は身体能力が凄い動きをする。今回1回戦を動画で見ていた時から、この二遊間に凄く助けられているなあ、とは思っていたのだ。ただ、この試合、4回裏に籾山選手の送球がちょっと雑になって併殺とれない場面があったので、そういうところはまだまだ改良の余地があるのかもしれない。まだ若いのである程度仕方ないけれど、「恰好よく守備をやろうとして無駄な動きをする」のを捨てたら、もっと上手くなるんじゃないかなー。