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スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

JABA京都・パナソニックvs新日鐵住金広畑in皇子山球場(5/6記載)

日陰が寒い(この大会共通なのだが、嵐以外は天気がいいのにずっと風が冷たい)ので、試合間にひなたぼっこしていた。
新日鐵住金広畑の先発は森投手。1回裏。田中選手が四球で出塁すると、進塁打で二塁へ。法兼選手が四球で続いた後、柳田選手が適時打。パナソニックが1点先制。ただ、なお一、三塁のピンチは森投手が抑える。
パナソニックの先発はルーキー鈴木投手。約1年振り。2回表。いきなり上田選手が同点ソロ一発!前回のレポでもそうだけど、上田選手は本当によく当たっていた。昨年大場選手に、ルーキーなのによく打つなあ、とびっくりしたんだけど、上田選手にもかなり驚きが。
3回裏。田中選手がヒットで出塁すると(個人的に複雑)、犠打で進塁。ここでまたもや柳田選手がヒット、そして左翼手がボールを逸らす…。その間に一者生還、勝ち越し。なお左翼手は上田選手(顔を覆う)。お、おおう。ただ、森投手はそれでもめげず、以降の5回までを2失点で抑える。
6回表。大場選手がヒットで出塁すると、一併崩れで走者が入れ替わった後、鈴木投手はここで降板。左腕の榎本投手に交代。そうだよね、次の打者の上田選手は左打者だものね。が。上田選手はこの打席も大きな当たり!あと数cmで入っていた、右翼フェンス最上段直撃の同点適時二塁打!自分のミスは自分で取り返すかあ…。パナソニックはその後、二死までとってから四丹投手に交代し、この場は同点止まりとする。
さて、新日鐵住金広畑は、6回裏から毎イニング投手を交代してくる。6回裏は宮田投手。四球を出したら盗塁死で1アウト、もう一度四球を出したら併殺、という、いいんだか悪いんだか…な投球。7回裏はルーキー岡上投手。でっか!と思ったら191cm。そりゃ大きいよ…。こちらも四球を1つ出したのだが、またもや盗塁死。実はパナソニック、この日盗塁死3つ目(成功ゼロ)。新日鐵住金広畑の捕手はルーキー福井捕手。姫路獨協大出身ということは、阪神大学連盟二部。いやいや、肩もなかなかいいし、ヒットだってこの日マルチだったし、いい捕手見つけてきたなあ、と。岡上投手は、田中選手への四球以外はまずまず。
さて、8回表。ここまでヒットは打たれつつも抑えていた四丹投手。大場選手が二塁打の後、右飛でタッチアップで一死三塁の新日鐵住金広畑大チャンス。パナソニックはここで小屋投手を登板。またもや左打者の上田選手に、左腕をぶつけてくる策。ここで…上田選手は一ゴロ、三塁走者を本塁でアウトに…。ああ、見事に嵌っちゃったなあ。それでも上田選手は二盗敢行、捕手の悪送球の間に三塁まで進塁して挽回するけれど、後続が倒れて無得点。
得点のチャンスを逃した新日鐵住金広畑。直後の8回裏は森本投手が登板。ここで法兼選手が特大の勝ち越しソロ一発…。おおう…。森本投手はこれ以外はきっちりと抑えていたので、なんというか…本当に勿体ない。
さて、勝ち越したパナソニック。9回表になんと藤井聖太投手が登板。万全を期してきたのか、新日鐵住金広畑がここまで引きずり出したのか。個人的にも抑えられて悔いなしの投手(あ)ところが。代打から一塁手に入っていたルーキー高橋選手が死球、途中遊撃守備から入っていた大野選手がヒット(これは長い付き合いの選手なのでより嬉しい)で無死一、二塁。犠打失敗で走者が入れ替わったものの、進塁打で二死二、三塁。なかなかハラハラする場面だったけれど、最後は市原選手が空振り三振。藤井聖太投手がプライドを守った形に。
新日鐵住金広畑は前日と共に惜敗という形ではあるけれど。前日の日立製作所・この日のパナソニックといい、本当にいい試合はできていて。これが都市対抗予選に繋がるといい。