ここのところ激務だったので、日立市長杯とかギオンパークとか遠征はきついなあ、と思い、一番楽に行ける府中市民球場へ。そろそろ警視庁のスタメンも覚えてきたよ！（というか、あまり変わらないというか）
警視庁の先発は小野投手。書き手は全日本クラブ選手権の関東代表決定戦のパンフを購入しているので、その資料によると、昨年のルーキー。流通経済大？と思って野球部サイトのOB一覧を見たのだけど、載っていない（流通経済大野球部サイトはクラブチームでもOBを載せてくれるので）。あれ？と思ってぐぐったら…どうやら大学在学中から、YBCフェニーズ（当時、現YBC柏）に所属していたようで。野球部じゃなくてクラブチーム畑なんだなー。それはそれで面白い経歴。で、西多摩倶楽部は立ち上がりを攻める。春山選手がヒットで出塁すると、犠打で走者が入れ替わった後、小村選手が右中間超え（惜しくも右翼手届かず）の適時三塁打で１点。更に宮寺選手の適時打で１点。なおも宮寺選手が二盗し、井口選手が四球を選ぶ間に宮寺選手が三盗。続くチャンスだったけれど、吉野広大選手が遊併…。この回は２点止まりに。
西多摩倶楽部の先発は青山投手。時々、制球力が行方不明になって、とんでもないところに飛んで行ってしまう…。打者の背中通っていったりとか。そういう投手なのだが、援護を早々にもらった直後の１回裏。鈴木選手がヒットで出塁すると、吉川選手が四球で続き、右飛で二塁走者がタッチアップして二死二、三塁。ここで、畠山選手と松永選手が連続適時打！あっさり試合を振り出しに戻す。
で、２回裏。齊田選手が初球死球というなんとも…な出塁をすると、二盗。更に北野選手がヒットで続くと、北野選手も二盗で二、三塁。ここで鈴木選手が、前進守備の二塁手の横っ飛びが惜しくも届かずぎりぎり抜ける勝ち越し適時打。更に、吉川選手は三ゴロで併殺か、と思われたら、三塁手の送球にカバー入った選手が、どうも捕球を取り損ねて、ボールが外野へ。更に一者生還でリードを広げる。
更に３回裏。松永選手が四球で出塁すると、ワイルドピッチで二塁へ。桑田*1捕手がヒットで続くと、これを右翼手がボールを少し後ろに逸らし、その間に一者生還で５点目。
４回からは、西多摩倶楽部は青山投手から山下投手に交代し、失点が止まるのだけれど、その頃には小野投手がすっかり落ち着いていて。…毎回四球とかヒットとか走者は出していたけれど。そこで慌てない感じに。
少々膠着状態が動いたのは６回裏。北野選手が死球で出塁すると、投手の投球前に一塁からスタート切っておいて、セーフに。流石にプロが（育成としてだけど）契約してくれた脚。ここで鈴木選手が、三遊間をしぶとく抜けるヒットで、北野選手が脚を生かして一気に生還、適時打に。更に吉川選手が四球で続くと、ここで西多摩倶楽部が山下投手を諦め、岡部投手をマウンドへ。なお背番号が10から1に変わったよ（どうでもいい）。ただねえ…ここで替えちゃうか、とは思ったんだよなあ。次の打者は加登脇選手だった。実は加登脇選手は警視庁スタメンでは数少ない左打者なのだが、前の打席で、左腕の山下投手に全く合っていなかった。逆に、岡部投手は比較的球は速いけれど、元プロの加登脇選手には、このぐらいの速球は慣れていたかもしれない。というわけで、左翼手の頭上を越えてライン付近に落ちる２点適時二塁打。この時点で８−２。
警視庁は７回に、小野投手から植元投手にスイッチ。こちらはルーキーなんだろうか。昨年夏の時点ではいなかった。スリークォーターで、走者は出たりもしたけど特に問題なく。
そして８回裏。加登脇選手の痛打以降はきっちり抑えていた岡部投手だったが。北野選手が四球で出塁すると、代打神田選手*2。これが三塁横を抜ける長打コースの二塁打。しかも左翼手が明らかにフェンスに当たった後の処理を間違えたっぽく。それは北野選手の脚なら余裕で生還しちゃう…。そしてベンチから飛び出す警視庁の皆様。…ああ、７点差８回コールド。というわけで、警視庁が快勝という試合に。
小ネタ。８回裏の最初。一塁コーチャーからうるさいぐらい声がかかっていた。あれ？と思ったら、なんと鈴木選手。上記で記載している通りにガチスタメン。実は、神田選手が代打で出ることは８回裏の頭にはもう決まっていたらしく、それで一塁コーチャーボックスに入ったらしい。交代前にいいのかそれ。クラブチームだからありなのかなあ。個人的には鈴木選手のうるさい声は聴いていると安心するので（あ）いいのだけど。
その回は色々面白くて、一死をとった時が、三塁手が大きくバウンドしたボールを上手く処理したファインプレーだったのだが、西多摩ベンチから「初めて見たよー」とか声が出ていたとか。
*1:本当は違う字だけど機種依存文字なので、文字で書くときは便宜的に
*2:もしかしてコーチ兼任になられた？三塁コーチャーズボックスによくいらしたので
