日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

横浜市長杯兼関東地区大学選手権・関東学院大(神奈川2位)vs日本体育大(首都2位)

今年の横浜市長杯兼関東地区大学選手権は11/2からだった。初日、雨天中止。実は本日は仕事の可能性もあったが、回避。…ええ、関東学院大をもう一度見られる機会がこんな風にやってきてしまうとは。まあ、通常の予定でも見られる可能性はあったわけなんだけど。そして、日本体育大「野球部」を見るのは初めて。よく行く体育館より奥でリーグやってるとかは聞いていたんだけどなあ。
日本体育大の先発は松本投手。1年生。…体型がしっかりしているから、とても1年生に見えない…。右ワインドアップ、投球動作途中の足の運びがちょっと特徴的。球速は140前半バリバリ出てる。序盤は正直抑えられているなあ、の関東学院大だったのだが。3回裏。坂口捕手が中越二塁打で出塁すると、金田選手がヒットで続いて一、三塁。ここで、大石選手がスクイズ敢行!関東学院大が1点先制。
さらに4回裏。正木選手が左中間を破る二塁打で出塁すると、吉岡選手が適時打…というか…打球を捕球できそうだった一塁手のグラブの下をすり抜けて…(遠い目)と、ともあれ関東学院大が1点追加。その後もチャンスはあったのだけれど、得点はならず。
ところが5回裏。金田選手がまたもやヒットを放ったら、それを処理しようとした中堅手がボールを後逸。その間に俊足の金田選手は一気に三塁を陥れる(中失)。で、ここで松本投手がなんとワイルドピッチ…。難なく本塁生還、関東学院大が1点追加。なお、直後に拝崎選手の打球がまたもや一塁手のグラブをすり抜けたりとか…ああ…。
その後は、若干日本体育大の守備が変わったりしつつ(あ)、投手は6回から西澤投手、8回には大貫投手が登板し、坂口選手の二塁打が1本出たぐらいで抑えて、味方の援護を待つことに。
が、日本体育大の前には、関東学院大の先発・若林投手が立ちはだかる。唯一の日本体育大のチャンスらしいチャンスは2回表、日本体育大の四番・若林選手(こちらは「俊充」選手。関東学院大の先発は「篤志」投手ですな)が四球を選び、進塁打と中村選手のヒットで二死二、三塁になった場面。…まあ、二死だったのであっさり二ゴロで若林投手が切り捨てたんだけど…。これも含めて、ヒットは2本。四球3死球1だから、これは出た方だと思う…のだけど、死球で出した走者は若林投手のお得意芸・牽制刺殺が飛び出し、四球で出した選手は代走まで出したのに、坂口捕手のいい肩で盗塁死。9回表に一死から、代打野中選手のバットからもう1本のヒットが出たのだが、これをあっさり遊撃併殺に片付けてゲームセット。遊撃手の金田選手と二塁手の柏木選手のちびっこジャンプケツカッチンとか、個人的に萌えてしょうがないのだが(おいこら)若林投手の投球をすっかり堪能する試合になっちゃったなー。わーい、スポーツニッポンで記事になったよー。
なお、関東学院大は部員口ラッパオンリー、日本体育大ブラバンとチア総動員。が…日本体育大、ところどころで部員口ラッパが挟まれる。どうやら、関東学院大日本体育大の部員同士に知人がいるらしく、試合前にちょっと絡んだりもしてて。関東学院大部員応援には(個人的にも最終週に気づいたんだけど)部員3名が「KA」「N」「TO」のボードを持って球場内を駆けずり回る応援があるのだが(文章だと面白さが伝わらないのが残念)、その曲を日本体育大部員が回合間に口ずさんでるのが聞こえたりとか。最後には応援をしていた個人に対してお互いコールをしたりする2大学だった。なんかいいなあ。