日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

オープン戦・JR東日本vs國學院大学inJR東日本グラウンド

本日は屋根の下は涼しかったよ。というわけで、何故か今年2回目の千葉と茨城の境目に。
ええと、スコアは大学側から提供されたのでそちらを。後は大学側のリーグ戦開始をもって更新予定で御了承頂きたく。社会人側はまだまだ本戦先ですしのう…。
ところで、自チームグラウンド整備は、勿論自チームがやるものだが。

整備車も運転しちゃうものなのかね。背番号見て5秒ほど目が点になったのだけど。
というわけで詳細。ベテラン氏が上記の状況で、投げるような予定がなさそうな中、JR東日本の先発は田嶋投手。野手陣もかなり若いメンバー。まあ、日本選手権予選もないし、若い選手を鍛えないといけなかっただろうしね。
國學院は初回からぽんぽんヒットは出ているが、得点にはならず。そう思っていたら4回表。エラーで出た走者を併殺でとったので二死走者なしの場面。鈴木薫選手がヒットで出塁すると、モーション盗んで楽々二盗(正直、中村捕手の送球もちょっとよくなかった…。実は鈴木薫選手、この時点で2打席連続ヒットで二盗も2回目なんだが、1回目はタイミングアウトで中村捕手の送球がいまいちでセーフだったという…)。ここで、この日一塁手スタメンの進藤選手。1年生。見事に左中間適時打。二死二塁で走者が俊足の鈴木薫選手だったので楽に本塁生還だったんだが、左翼手の江塚選手も若干危ないボール処理していた感。うーん。
更に6回表。諸見里選手がヒットで出塁すると、犠打を挟んで、鈴木薫選手がヒット(この日3本目)で続く。ここで進藤選手が2本目の適時打、二死後、更に山崎選手が適時打。平川選手が四球を選んで続いて、柴田選手が2点適時打。「2点」適時打になったのは、山崎選手のナイスランがあったから。柴田選手、実はこれで4安打目。…とはいえ、3安打目は三塁手の安田選手のトンネルっぽかったのに何故か強襲ヒット扱いだったというね(ぼそ)更に久保田選手が左前適時打。この適時打、左翼手がボール処理時にファンブルして、一塁走者の柴田選手がが三塁に向かうのが見えて慌てて三塁へ送球したら、暴投で三塁ベンチイン。お陰でテイクワンベースで、柴田選手が本塁生還してプラス1点という大やらかし。あーあーあー。しかもまだ二死三塁、ここで諸見里選手が更に適時打。…おいおい、JR東日本から、いくらオープン戦だからって、1イニング7点とっちゃうの…?まあ、公式戦なら、田嶋投手をとっくに下げているのだろうが。守備のやらかしもあったけれど、それほど、國學院はいい当たりを飛ばしていた。普段、東都の公式戦では見られないよね(言うな)
直後の6回裏。國學院の先発は沖垣投手。結構投げているのに、実は個人的には初見。左腕。制球とか球速はいまいちだけれど、スライダーかな。いい武器持ってる。JR東日本打線はここまで結構ヒット打ってるんだけど、沖垣投手が粘って抑えている感。この回は國松「選手」から。ええと…JR東日本に詳しい方なら御存知かと思うが、國松選手は元々投手登録。この日はまさかの遊撃手スタメン。え、ええ?まあ、高卒の選手だし、可能性はどちらで探ってもいいよね。その國松選手がヒットで出塁すると、手塚選手の打球は二塁手の山崎選手がぎりぎり捕球するもボールをこぼして投げられる。…これが二失は、ちょっと可哀想な気も。この後内野ゴロで二死一、三塁となった後、長谷川選手が適時打。JR東日本が1点返す。ただ、その後は、やはりヒット打たれながらも7回をこの1失点で守りきり、沖垣投手は7回1失点…自責点はなしかな?で降板。
さて、9回表。実は國學院は後半選手を入れ替えているのだけれど(オープン戦だからね。JR東日本グラウンドがアナウンスあって本当に助かります…)この日絶好調なのに何故か一人替わらない鈴木薫選手が死球で出塁。途中からマスクをかぶる杉本捕手*1がランエンドヒット敢行成功、一、三塁。ここで、途中から二塁手に入っていた西浦選手が適時打。更に途中から左翼手に入っていた工藤選手がヒットで続いて満塁。ここで、途中から遊撃手に入っていた正林選手*2が左犠飛。これで10点目。二桁に乗せちゃった。それでも田嶋投手は完投。まさに夏の修行。お疲れ様。これが糧になるように、チーム内でも思われてるんだろうなあ。
さて、9回裏。國學院は8回から2年生の關橋*3投手が登板。右腕。クロスファイヤーがなかなかいい感じ。8回表はなんとか無失点で抑えていた。中村捕手が(たぶん)四球で出塁すると、前のイニングから二塁手に入っていた重谷選手(って、重谷選手って二塁手できたっけ?)と、8回から中堅手に入っていた石岡選手(石岡選手も中堅手…?)が連続ヒット。この辺は流石にスタメンクラス、格が違うかな。ここで、指名打者スタメンだった東條航選手が左犠飛で一者生還。一塁・二塁走者共にタッチアップをする抜け目のなさも見せる。そしてここで、國松選手が適時打!これはJR東日本側も収穫かな。國松選手は更に二死後、國學院がノーケアだったとはいえ盗塁も決める。おお。とはいえ、關橋投手もここは抑えて、試合は3−10で國學院の勝利。

*1:3年生。なお、この日のスタメンマスクは1年の横井捕手

*2:「しょうばやし」選手。JR東日本の記録係がアナウンス聞いて「どんな字?」と慌てていたのが耳に。確かに漢字と読みが一致しにくいな

*3:「せきばし」。「關」は関の旧字体