日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

東都秋季一部・國學院大vs中央大in神宮

まあ、今年は神宮詣ではできるかどうかわからなかったけど、お休みだったので。
何の状況も知らずにこんにちはしたんだが、國學院は…3カード消化で勝ち点2であってる?なんで東都のサイトの星取表壊れてるの…。→追記。勝率制なので勝ち点は関係ない模様。3カード消化でこの試合までで4勝2敗。多分まだ優勝自体は狙える、のかなあ…。
試合。國學院の先発は上出投手。本当に背番号18なんだなあ…という感慨。拝見するのが2年振りなんだけど、こんなにゆったりした投球フォームの投手だったっけかな、という感じ。1回表。一死後、中前選手のちょっと変なバウンドをした三塁手の前の当たりを、三塁手が悪送球で一気に二塁へ。うーん、三塁手ちょっと動きがいまいちかな、と思ったら、守っていたのは1年の天野選手。それはまあ、これからなんだろうね。更に内山選手がヒットで続き、更に二盗を決めて一死二、三塁のピンチをいきなり背負う。が、ここで前日にドラフト指名されていた主将・牧選手を二飛に仕留めて、後続も断って無失点。この切り抜け方は偉いなあ。実は同じくドラフト指名された五十幡選手も最初に打ち取っていて、上出投手はドラフト指名漏れしてるから、その辺は意地もあったのかなあ…。
直後の1回裏。中大の先発は皆川(みなかわ)投手。3年生の右腕。速球投げると帽子落とす系投手(あ)表のイニングでやらかした天野選手がヒットで出塁すると(これはいい取り返し方)、捕犠打で二塁へ。ここで川村選手がフェンス手前の左越適時二塁打。更に瀬戸選手と山本ダンテ選手が四球で満塁となったものの、皆川投手が後続を抑える。それでも國學院が1点先制。
が、4回表。牧選手が四球で出塁すると、森下選手の打球は三塁手強襲…というかグラブを弾いて、これが二塁打となり、二、三塁。これは打球がきつかったにはきつかったけど…捕球したかったなあ…。ここで倉石選手が中犠飛。これは中堅手の内藤選手がスライディングしながらよく捕球したんだけども、犠飛には十分だった。中大が同点に追いつく。
6回表。ここで國學院は上出投手から諸見里投手にスイッチ。ちょっと早いなあ、とは。ヒットや四球で多少走者は出してたけど、そこまで悪い感じもしなかったので。で、内山選手がヒットで出塁すると、牧選手が四球でいきなり無死一、二塁のばたばたの立ち上がりだったものの、直後の森下選手を三併にきり、結局得点を与えず切り抜け。
直後の6回裏。山本ダンテ選手がヒットで出塁すると、内藤選手のところでランエンドヒット敢行。山本ダンテ選手のスタートに遊撃手が二塁カバーに入ろうとした、その背中側を抜けていくヒットになり、一死一、三塁に。更に内藤選手が二盗で二、三塁のところで、代打大野選手。ここで大野選手は一ゴロ、三塁走者が三本間で挟殺。ただ、大野選手はその間に二塁まで進塁して、二死二、三塁。ここで福永捕手の打球は三遊間深いところ、遊撃手が捕球して投げるものも一塁間に合わずセーフ、これで三塁走者が生還して適時遊撃内野安打に。更に6回表から三塁手に入っていた綾選手が綺麗なセンター返しの適時打。皆川選手はこれで降板し、左腕の湯澤投手にスイッチして、後続は抑える。が、國學院がこの回2点追加。実は一ゴロに倒れた大野選手は4年生で(昨年秋は結構出てたのかな)、打席的には悔しかっただろうけど、それでもちゃんと二塁まで進んで。ここで代走に同じく4年生の中村選手が入っていて、生還できたのは、ちょっと嬉しかったりした。
中大はその後、7回裏に湯澤投手が中山選手にヒットを打たれたところで、1年生の右腕・石田裕太郎投手に交代し、後続はヒットを打たれながらも最後まで抑え切って、味方の援護を待つ。
ところが、諸見里投手はその後、7回表に四球を1つ出しただけで、その後はパーフェクト。6回は立ち上がりだったからばたばたしただけだったのだろうか…。國學院が逃げ切って勝利。そうそう、國學院でドラフト指名された主将・小川龍成選手もこの日は無安打(1犠打)だったんだけど、8回表に遊撃の深いところの当たりをしれっと捕球して(多分逆シングルだったんでは)送球して難なくアウトにしてたのは、地味にいい守備だったので言及しておく。
なお、諸見里投手はこれで4勝1敗、4勝は全部リリーフ(とはいえロングリリーフもあるよ)、1敗は完投して0-1で敗戦という、なんだか不思議なことになっている。防御率もこの時点で1位という。ちなみに無事に進路も決まっているそうで(スポーツニッポンより)。最初にこの記事が「まだ決まってないんです」だったのは御愛嬌(ぼそ)どうやら当日決まったそうで。