日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

JABA東北大会・日本生命vs日本製紙石巻

この決勝、個人的にとてもおいしいのだが。いいんだろうか、そう言いたくなるぐらい。しかも先発見て、心の中で悲鳴をあげたとか。
日本製紙石巻の先発は、ルーキー宝利投手。まさかこの時に見た投手に再会するとはなあ!序盤は抑えていたのだが、4回裏。廣本選手がヒットで出塁すると、上西選手が適時三塁打で先制。適時三塁打、と軽く書いているけれど…あの、本当に物凄い脚力なんだけど。どうなってるの、上西選手。更に、山本真也選手の三ゴロを三塁手がトンネル。上西選手が打球方向的に動けなかったので、ここで点数は入らなかったけれど、続く阿加多選手が適時打で2点目。
続く5回裏に、四球を出したところで宝利投手は降板。宝利投手、身体バキバキだったそうで(毎日新聞より)。まあ、強豪2チームを相手にするのではそうもなる、か。その後リリーフした塚本投手は左のスリークォーターなのだが、こちらがピンチを迎えても粘投、日本生命の打線が手こずってしまったようで、得点はこの2点のみ。
2点のみだったのだが…日本生命先発・藤井投手、初回、先頭打者の西藤勇人選手にヒットされた時は不安になったのだけど、それを併殺にとってから、その後さっぱり打たれる気配なし。結局被安打3*1、与四球1、86球(毎日新聞より)の完封勝利。そりゃあテンポいいわけだわ。2完封(一応)が評価されたのか、MVPまで頂くという。…こんなしあわせでいいのか、私(おい)なので仙台駅の寿司屋に入って祝杯あげたひと。
さて、この試合のちょっとしたこぼれ話。私の後ろにスーツ姿の方が。漏れ聞こえてくる話から、どうやら七十七銀行・多田マネージャ兼投手だと判明。社業の傍ら、偵察しにいらっしゃってたのかな。実はこの試合で相当、宝利投手をチェックしていた。スライダーが決め球なのもチェックしていて。…それが都市対抗東北二次の、第二代表戦の激戦に繋がったのかもしれない。そんなことを後々思ったりしつつ。

*1:そのうち2本が西藤勇人選手だったのでちょっと嬉しいのだが、そのヒットの後はどちらも併殺に仕留めるという…