上武大は関甲新１位、昨年の明治神宮大会以来。白鴎大は関甲新３位、はじめましてだが、今大会の台風の目。桐蔭横浜大（神奈川１位）と東海大（首都１位）破ったって…。というわけで関甲新同士の対決。関甲新リーグを主に見ている人だとつまらないかも。個人的には関甲新はかなり（開催場所の理由で）縁遠いため、今回１位から３位まで全部見られたのは僥倖ではある。
白鴎大の先発は大出投手。…大出投手、３試合連続先発だったのか。頼りにされてるのかな（初戦に痛い目に遭ったっぽいけど）。が、上武大は１回表、大谷選手が二塁打で出塁すると、石川選手が左中間越えの適時打で電光石火の先取点。更に３回裏、青木選手がヒットで出塁すると、またもや石川選手が２ランがつん。これは…。大出投手は結局３回で降板することに。
更に６回裏。４回から登板した今村投手がここまできちんと抑えていたのだけれど、またまた石川選手のヒットが、今度は起爆剤に。ちなみに石川選手はこの後もヒットを打って４安打。足の小指骨折してるらしいのだが…？（スポーツニッポンより）四球と犠打で二、三塁となると、今村投手から田村投手*1にスイッチ。で、田村投手は左腕投手なのだが…何故か左打者の鳥巣選手を敬遠。この敬遠は、完全に裏目。続く右打者の山本選手が、走者一掃３点適時三塁打。うわあ…。更に、田村投手から交代した福田投手が、ワイルドピッチで楽々山本選手を本塁生還させてしまうという…。なお、福田投手は走者がいないとトルネード投法なので、もしかしたらランナーがいない方が生きる投手かもしれない。
一方、上武大の先発は山下投手。初戦で１失点完投している投手。ワインドアップの投手を久々に見た気がする。決してそこまで球が速いとかではないけれど、というか終盤に140出してたので、もしかしたら最初は抑え気味にしてたのかもだけれど。ヒットもたまに打たれたり、四球をたまに出したり、走者が出ることもそれなりにはあるけれど、味方が小刻みに得点してくれることもあって、あまり揺るがずに投げてるような。が、このままでは終わりたくない白鴎大。松田選手がヒットで出塁し、二死になりつつも四球で走者を溜めると、大山選手が２点適時二塁打。一矢報いると、特に問題なさそうな二ゴロを、なんと二塁手がファンブル。そして四球が続いて二死満塁、ここで打者は楽天ドラフト４位、フェルナンド選手。この日はここまで無安打ながらも、２日前に大当たりして桐蔭横浜大を粉砕している選手。ここで当たったら、二死ながらも上武大が追い詰められるぞ、というところ。ここで、フェルナンド選手の当たりは二塁手の横に鋭い当たり！が、二塁手がここで横っ飛び捕球、二ゴロでスリーアウト、試合終了。２失点完投勝利の山下投手はその直後、二塁手にぺこりと頭を下げてたけど…そもそもその前に二塁手が失策しなきゃ（言うな）まあ、先取点の口火を切る仕事はしたからいいかね、大谷選手。ともあれ、上武大が明治神宮大会行き決定。
なお、両チームともブラバンが。…上武大はブラバンの金管の音程を無視して、しかも音を口ラッパでかき消す荒業。あと、５回終了時のグラウンド整備で、誰かが前に出てきて踊るのは恒例行事なのか。ただ、昨年の「前略、道の上より」完コピと比べるとなあ（あ）
