日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

6人制総合東部決勝リーグ行ってきた

6人制総合、としては初めて。実はもう4回目なので、最後の旧地域見に行ってから4年も経ってたよ…。確実に浦島太郎なんだろうなあ、と思いつつも、覗いてきた。
騎西総合体育館も初めて。というより、埼玉北東部の体育館が初めてじゃないかなあ。福祉センターバス停から徒歩10分弱だが、建物自体はバス停から判別できた。…周囲、畑だったしね。土地もその分取れるのか、広くてなかなか立派な体育館。2階座席もちゃんとあったし(数はそこまで大きくないけど)。6人制総合の予選になる「新」地域リーグでも結構使っているっぽい。アザレアが試合会場確保するのに、よく使ってるのかなあ。チームの本拠地自体は埼玉西南部のはずなんだが…。
2コート制なので、感想はぼんやりめで。

  • 第一試合Aコート、三菱東京UFJ銀行vs富士通グループ長野。旧地域時代の癖で、三菱東京UFJ銀行はあんまり強くないのかな、と思っていたのだが、実はこの日までにリーグ2位だったという(JVAサイトより)。なに!?(失礼)メンバー的には…意外とわかる選手いて良かった(あ)。スタメンの栗原選手と伊藤選手、途中ちょいちょい出てきた田村選手と丸島選手は以前から知ってるメンバー。以前から知っていると言えば下山選手もだけど、下山選手がアップゾーンの主になっててびっくりしたり。いや、すっかりアップゾーンが三菱東京UFJ銀行になってたよ!下山選手が後継ぐなんて思ってなかったよ!置いといて。後は…東京ヴェルディからの移籍選手、というか、東京ヴェルディに大学時代に籍を置いていた選手が2名。中島選手と尾形選手。あまりヴェルディ積極的に見てないから、言われるまでわからなかった(酷)。正直、富士通の田中選手が同時期にヴェルディインターンだった記憶もないもんなあ…。というか、中島選手は恐らく中島俊介選手に脳内HDDが上書きされちゃったんだよ…。というわけで、中島選手と尾形選手もスタメン。後は東京学芸大OBの加藤選手に、早大OBの倉坂選手。倉坂選手がかなりの大黒柱になってた。大学時代もそこそこスタメンだったりした…のかな?でなければ大黒柱にはならないよなあ…。一方、富士通グループ長野。長野2チームは今季の調子がいまいちっぽい。こちらの方は、それこそ昔から知ってる岡谷工OB・壬生選手や等々力選手がいたりするが、こちらは控え。…壬生選手は控えだったはずなんだ。北沢選手*1が試合序盤で足やっちゃって退場するまでは(遠い目)。で、このチームの大黒柱は日体大OBの小林選手。スパイクもいいけどサーブも強い。時々打ってくる、まだ高卒2、3年目ぐらいの大槻選手もなかなか。そして試合は、三菱東京UFJ銀行が2セット先行したのに富士通グループ長野が2セット追いつく、フルセット。フルセットだったのもあるのだけど、この2チーム、結構ラリーも多く、隣よりも相当時間がかかってた。1つ、「いつまで続くの」ラリーとかもやってたなあ。そして第5セットは大黒柱の打ち合いになり、倉坂選手に軍配が上がって三菱東京UFJ銀行の勝利。本当にお疲れ様。三菱東京UFJ銀行のアップゾーンがとても楽しかった(そこか)。というか、第5セット、栗原選手が喜ぶ時にラインズマン(他のチームの選手だと思われる)に何度も抱きついてたんだが。楽しいけども!
  • 第一試合Bコート、千葉ゼルバvsVC長野トライデンツ。Aコートが白熱したのでなかなかチェックができなかった。千葉ゼルバは試合前の時点で3位。遠目から見ていると、千葉ゼルバが強そうな感じ…でも1セット落としてたなあ。なんか、セット取れる時も落とす時もやたら速かったので、もしかすると波が大きいかも。個人的には千葉ゼルバで見たい選手がいたので、ちゃんと来てた(一応、ピンチサーバーで試合にも出ていた)ので良かったかなあ。千葉ゼルバが翌日の試合に勝つとセット率の関係で2位、グランドチャンピオンマッチに出られる。ええ、負けると実は三菱東京UFJ銀行がグランドチャンピオンマッチに出ちゃうのだけど。
  • 第二試合Bコート、アザレアvsトヨタ車体。アザレアも初だが、トヨタ車体も初かも。アザレアはここまで全勝のトップで、この日ストレート勝利だったので、優勝が決まったらしい。アザレアで知っている選手というと、竹崎敬介選手だったり、切山選手だったり、佐孝選手だったり。…全員高校時代から知ってるわけだが。竹崎敬介選手はこの日はリベロ。そして切山選手と佐孝選手は…ツーセッター!?…なんか、このツーセッターはなんとも不思議感。高校時代にぎりぎり対戦している年代ではあるのだけど、ただ、ツーセッターのせいもあるだろうけど、ここの大黒柱・石川選手(国士舘大のエースだったと聞いた)にボールが回りがち。もう一人のサイド、金丸選手もどうも元セッターらしいし(パンフのコメントで類推、ぐぐったら東京学芸大でセッターやってたという話も出てきた)、これは一体…。この試合もストレート勝利して東部決勝リーグ優勝を決めていたが、強い…と言っていいのか、正直わからない。サーブが強いようなので、そこが柱なのかなあ。
  • 第二試合Aコート、新日鐵住金君津vsアイシン精機。遠目から。新日鐵住金君津は選手の入れ替わりが割と速いチームの認識もあり、この日のスタメンだと小原選手ぐらいしか知ってる選手いないかも。あと大久保監督。アイシン精機は…実はジェイテクトOBが2名。吉田選手は4年前見た時もいたけど、まだ頑張ってる。そして野沢選手は久々すぎる。どちらもスタメンだったけど…どちらもスタメン、という状況がちょっといかん、かもしれない。新日鐵住金君津がストレートで勝利。
  • 第三試合Aコート、富士通グループ長野(この日唯一の2試合)vs東京海上日動東京海上日動は、どうも東部地域で最下位チームだったイメージがつきまとうのだけど、6位とはいえ、ここまで3勝3敗というまずまずの成績。とりあえず、西川選手が選手兼任監督でひっくり返る。レシーブ練習中にぼーっと気を抜いてたレシーバーにいきなり打ち込んだりと、結構鬼監督なんじゃないかと思ったり思わなかったり。松永選手や渋谷選手は以前から知ってるしスタメンなのは驚かないけど、その頃サイドで結構打ってた赤澤選手が、いきなりリベロになっててぽかんとする。試合も最初は全然駄目だったし、これは駄目かなあ、と思っていたのだけど。2セット目から、徐々に動きが良くなりだした。…ああ、これって練習できてないチームにありがちな動きだなあ、とは思いつつも、東京海上日動が意外とサイドコンビバレーを展開始めたのに驚く。もう一人のサイドは内定選手の大塚選手。…明大主将なんですな。松永選手や渋谷選手に加えて大塚選手が打ち出し、なかなか面白いチームに。ちなみに内定選手といえばもう一人、法大鶴原選手もスタメンでセンター入っていた。…法大ではアナリストって本当?まあ、旧地域には「大学時代はスタッフ」だった選手がよく入ってきていて、プレーしていて嬉しかったものだけど。まあ、今そういう選手が総合どころかVチャレンジリーグにいたりするけどな。2セット目は噛み付いて、残念ながらジュースの上振り切られたけれど、第3セットはゲット。最終的に3−1で富士通グループ長野が勝利だったけれど、かなりの善戦。それにしても、富士通グループ長野・小林選手のサーブが結構きつかったなあ…。

*1:富士通・北沢選手のお兄さん