昨日の試合も取り混ぜて。
第１試合、東北福祉大vs明大。東北福祉大は前日、０−０の最後に劇的なサヨナラ本塁打で大阪体育大を下している。実は殊勲者はどちらも社会人野球へ（日刊スポーツより）。尾形選手は震災で大変苦労しているようですな…。それだからというわけじゃなく、単に全国大会だと興味のあるチーム以外はアンチ東都＆アンチ東京六大学*1気味なので東北福祉大を応援していた。東北福祉大・中根投手は「来年からうちの子」だし。まあ親戚筋としても気にならないわけでもないし。甥っ子だっけか。で、試合だが…うん、中根投手はよく粘っていたと思う。粘っていたんだけど…結局６回二死満塁で降板させられちゃって、降板した途端に上記のリンク先記事の相原投手が走者一掃３点適時三塁打を明大・中村選手に喰らいました、という。幸い、失策絡んでいたから自責点にはならないものの…。これから先を考えるのは、落ち着いてからでいいからね（サンケイスポーツより）。まあ、正直、打線もなかなか援護してあげられなかったし。明大・野村投手が比較的四球出してくれてたんだから、繋がればなあ…。あ、四球の話でいくと、どうもこの試合は全般的にストライクゾーンが辛かった気がする。あと、明大の岡ひろみ岡大海投手、そういえば初見。でけえ（そこかよ）*2。球速いなーと。書き手は球が速い投手はそんなにツボらない（爆）ところでこの試合は東北福祉大側応援席近くにいたのだが、ここのブラバンは全員女子なんだね。もしかして大学の専門的に、女子が多いのかな。そういえば女子バレーボールも強いけど、その昔女子の応援に巻き込まれた時に、紫の紙メガホンをもらったのだが、それに酷似した紙メガホンを本日応援席で見かけた気がする。
第２試合、愛知学院大vs創価大。創価大は昨日九州共立大、しかも大瀬良投手を倒して上がってきている。そして先発完封勝利の創価大・小川投手にはあだ名がついちゃった（日刊スポーツより）。２年前に見た時の「その時のエース*3の代役の１年生」が、ここまで大きくなったんだなあ…。２年前に一方、愛知学院大…って東北福祉大と姉妹校だと今気づいた*4。それはともかく、愛知学院大・浦野投手とはどうやらライバルとして長い付き合いになりそう（日刊スポーツより）。くっ、来年からは負けないんだから！（どこが）…さて、試合。小川投手、見られないと思っていたんだが。…まさかの先発連投…。おいおい大丈夫かと、別の意味でハラハラ。そして愛知学院大は予想通りに中２日で中根投手。で…これが見事な投手戦に。小川投手、連投しているとは思えない…。というか、小川投手は投げる前に大きく脚を上げるので…上述の記事の「ライアン」というより…九州三菱自動車の某ドSエースが脳裏から離れないんだが。ぐはあ。そして中根投手、序盤はヒットも打たれていたのだけれど、後半になればなるほど飄々と。先日は第二球場だったので球速表示はなかったけど、やっぱり130前半台が大半で、速い投手じゃなさそうなのに…創価大打者が完全に狙い球を外されているかのように、見逃し三振したりしていた。制球も悪くないし。ネット上の情報だと球速があって制球イマイチって書いてあるのだが…今大会見てるとそうは思えない…。この手のタイプの投手好きだ…。更に、二塁手（途中から遊撃手）の田中選手が、難しい球をよく捌く。先日の第二球場とは違ってバットは当たらなかったんだけど、守備は本当に良かった。で、結局両者譲らず、愛知学院大は８回裏にお粗末なスクイズ失敗もあり、延長戦タイブレーク突入。愛知学院大は10回に入って浦野投手を登板。二死後、創価大・高橋選手の打球が内野の頭を越えそう…ってところで途中から二塁手の西田選手がジャンピングキャッチでなんとか捕球…したのに最後落としてしまう、痛恨の適時内野安打で１点。実は西田選手は165cmの小柄な選手で、本当に精一杯に頑張ったプレーだったんだよなあ。こんなところで田中選手（こちらは176cm）を遊撃手に回したツケが出たか、と思った…のだが。10回裏。小川投手続投。…おいおい。そして打順は今大会、愛知学院大の全打点の持ち主・濱内選手。濱内選手の打球は、勢いよく左翼側へ。大古選手がダイビングするも取れず、なんと逆転サヨナラ２点適時打！二塁走者だった浦野投手が、ガッツポーズでホームイン。うわー、今大会の濱内選手はそういう運なのかなあ。…そして、一番喜んでいたの、恐らく一塁走者の西田選手だったんじゃないかな…。その時、二塁付近で物凄く嬉しそうだった選手がいたんだよね…。正直、翌日のことを考えたら、愛知学院大に勝って欲しかった。…だって、創価大勝ち上がったら、間違いなく小川投手が三連投でしょ？やらせたくないよ…。
というわけで今年の野球観戦終了（恐らく）。締めくくりの試合が本当に面白かったので大満足。
