日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

このタイミングで出るのか

一番最初の報は日刊スポーツだった。
わざわざ主将がチーム離れている時に、こんな報道しなくても。恐らく、内部では前々から出ていた話なんだろうとは思うけれども。OBの反応、凄く速いし(ロッテ渡辺俊介投手のブログより)。
改めて、日刊スポーツの記事を振り返る。

 竹田氏は96年の国学院大監督就任後「究極の目標」を掲げた。「大学選手権で優勝し、日本一となり日本代表メンバーに選ばれ、また人間的に尊敬され、老若男女を問わず多くの人々から愛されるチームをつくる」−。その方針がチームに徐々に浸透し、08年に2部秋季リーグを制して1部昇格以降は、1部で優勝争いに参戦するレベルに到達。日本代表にも選手を送り込むまでになった。

ああ、そうか、目標の一つ「日本代表メンバーに選ばれ」は、渡邉貴美男選手が達成したんだ*1。そういう意味では、敢えて語弊がありそうな言い方をすると、渡邉貴美男選手が一因で竹田監督が退任、ということになる。
そして。「人間的に尊敬され、老若男女を問わず多くの人々から愛されるチームをつくる」…もしかして、今が一番それに「近い」チームだと、感じたのだろうか。
秋季リーグを前に退任する、そこがどうしても腑に落ちなかった。来年春になれば新チームになるし、後継の監督だって丁度切り替わってやりやすいだろうに、敢えて今を選んだ理由。年齢のことも気にはなったが、グラウンドレベルで普通に元気なところは見ているしなあ。
もしかして、今のチームを、後継の監督に見せたいのだろうか。
あくまでも推測の域は出ない。私情入り過ぎ、と言われるだろう。だけれど、そう思わせるだけの雰囲気を、少なくとも春季のチームは持っていた。監督が変わったことでどうなるかはわからないけれど…そんなことでへこたれるようなチームではない、と信じている。

*1:正確に言うと、楽天聖澤選手がハーレム国際には出場しているんだけども