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近畿地方大学野球見聞録:その3「京滋大学野球連盟」

先週に引き続き西京極球場売店開いてなかった。

  • 京滋(読み方は「けいじ」)大学野球連盟。名前の通り、京都と滋賀の大学で構成しているリーグ。入場料無料。有料パンフ(今大会は800円)有。チーム数が多いので二部制をとっていて、一部二部合同パンフになっている。ちゃんとした製本のパンフレットだけど、何故か昔(1997年以前)の大学バレーボールのパンフを思い出した。西京極開催のせいか、関西六大学@舞洲よりも観客が多かった気がする。ちなみに指名打者制(今回ここ重要)。
  • 第1試合、佛教大対びわこ成蹊スポーツ大。佛大は春の覇者。一時はびわ大が逆転したけど、流石に佛大が地力の差で逆転した印象。個人的に気になったのは、びわ大2番手投手の真田投手。1年生の左腕サイドスローなんだけど、時々びっくりするぐらい遅い球を、いいコントロールで投げてくる。あれは使い方次第で武器になるはず。
  • 第2試合、京都創成大対花園大。創成大先発は芦田祐嗣投手。オーソドックスな右腕。花園大先発は松下投手。右腕サイドスロー。どちらもクロスファイヤーな直球をがんがん決めてくる。お互い1失点ずつで、走者を出しても踏ん張る。ちなみに松下投手の失点は創成大・森康太選手のソロだったが、西京極球場のポールの内側にある花園大学」の看板直撃。嫌な偶然だな。花園大は9回から南本投手にスイッチ(こちらはオーソドックスな右腕)。コントロールがいまいちで、再三走者を出しつつ抑え、試合は延長戦へ。試合開始から3時間過ぎると、その後のイニングには入らないというルールがあるそうで、この日は12回が最終回。芦田祐嗣投手はまだマウンドに。が…12回表に花園大が1点勝ち越し。これはしょうがないよね、12回投げきっただけでも偉いよな…と思っていた12回裏。先頭打者、芦田祐嗣投手。え!?指名打者制って、投手が代打に立つことができるんだ!?*1知らなかった…。雑誌「大学野球」によると、芦田祐嗣投手は投球しない日は打者として出場しているらしいから(春季の記録見たら、規定打席未満ながら打率3割超えてる)、代打自体は不思議じゃないんだけどね。そしてその「代打」芦田祐嗣投手、初球いきなりセーフティバント、ヘッドスライディングでセーフ。執念だ。これは何とかしてあげたいじゃないか、後続!と思ったら、犠打→進塁打で3塁まで進めて、(こちらも代打の)大西選手の適時打で同点、ぎりぎりドロー。報いた、のかな。

*1:正確には、指名打者の代わりに投手が代打に立つことが可能とのこと。出典はWikipedia