日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

好きなタイプ:床運動で開脚旋回できる人

体操の世界選手権&東アジア競技会二次予選&ユニバーシアード代表決定競技会(長っ)1日目観戦に行ってきた。
女子のⅡ班と男子のⅠ班も見たかったので、お昼に到着しまったり観戦。
女子のⅡ班は佐原選手目当て。佐原選手は女子体操では一番好きな選手。最初に国内試合のテレビ放送を見た時、床運動の演技が相当気に入ってしまって…あと体操選手にしてはナイスバディなトコとか…ごにょごにょ。いやあの、本当に床運動の表現力は素晴らしいと思うので。今日見てたら、平均台でもいい演技してたよー。Ⅱ班でトップの成績に思わずにんまり。
男子のⅠ班は水鳥豪敏選手が目当て。水鳥寿思選手の末の弟。一度ぐらいは見たいと思ってたんだけど…まあⅠ班はユニバーシアード選考対象者のみなんで、なんというか…見ている方はちょっと辛いかな、みたいな。豪敏選手はⅠ班7位につけてた。
さてメインの男子Ⅱ班。体操は1組6選手で、各種目を組ごとに移動して演技するのだけど…五輪メダリストが2選手抜けたとはいえ、他4選手は全部別の組。更に水鳥一輝選手(やっぱり水鳥寿思選手の弟、下から2番目)と、個人的お気に入りの笠松選手(シドニー五輪メンバー。いわゆる2世選手ですな。あ、こないだお父さんの茂さんが紫綬褒章もらってたっけ。閑話休題)が見たいので、女子Ⅲ班見てられないよという状況。
さて、どんな感じだったかというと。

  • 水鳥一輝選手

演技順の関係で、結構ちゃんと見られたのだけど、あん馬で落下。うーん、まだまだだなあという感じが。ユニバーシアード順位で見ると、豪敏選手のが一輝選手より順位上なんだなあ…今日は失敗しちゃったかな、という感じなのかも。

何が痛いって、得意なはずのあん馬で落下してるのが…。まあ、落下してるのに8.850は凄いのかもしれないけど。あん馬の開脚旋回はダイナミックで大変良いので。いいんだ…床での開脚旋回とこれさえ見られれば私は…。あ、でも、平行棒は結構いい感じだったかな。でも26位って厳しいなあ。明日頑張って、18位以内に入らなきゃ最終予選に行けない…。

  • 米田選手

鉄棒の離れ技、コバチからコールマンに変更。床運動と鉄棒は流石に綺麗で、平行棒もこの日は良かったけど、やっぱり地味なあん馬は微妙だなあ。2位。

  • 冨田選手

平行棒でミスをしたらしい(同時に鹿島選手のあん馬演技があったため、観てない)。床運動は相変わらず弱点のようで、確かラインアウトしてたかと。それでも他選手より数字出てるけど。それ以外は流石の安定感。1位。2位とも結構ポイント差あり。

なんというか、9点ちょっとの演技に無難にまとめたというか。ただ、床運動が随分悪い(もしかしてどこかで技一つとばした…?)。跳馬で2回飛んだのと、相変わらず鉄棒で3回の離れ技がなかなか派手ですな。3位。1位・2位とちょっとポイント差つけられたかな。

  • 鹿島選手

生で演技を見るのが今回で初めて。そして男子体操では一番好きな選手。鉄棒の点数が随分低いのは、どうも演技の構成点が元々低く設定されてたっぽい(9.6とかって表示だった気が)。それで9.225ってことは完成度が高いということか。床運動ラインアウトだけど開脚旋回見られたから個人的にOK。あん馬は…まあなんというか、私がこの選手にやられたのはアテネ五輪での団体予選のあん馬だったわけだけど、生で見て呆然としちゃったよ。なんだあの綺麗さは。私が開脚旋回にこだわるのは絶対鹿島選手のせいだよ…。まあ、その直後のつり輪の演技は別の意味で呆然としたが。あん馬9.750(この日最高得点)出しておいてつり輪8.200って…極端すぎる…。まあ、跳馬と平行棒で9点台前半マークで4位になったけど。演技の質は脱帽だけど、非力だなあ。
さて、選考会は明日もある。1位から6位までは同一組になるため、五輪選手の演技がかぶることはない。願いは笠松選手の予選通過と、せめて明日は8.5ぐらいはつり輪頑張って欲しいな鹿島選手、ということで。
そうそう、女子Ⅲ班の結果を総合して、佐原選手が総合4位に。佐原選手の床運動と、鹿島選手や笠松選手の演技が、かぶらなきゃいいなあ。