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都市対抗神奈川一次兼全日本クラブ選手権神奈川一次・茅ヶ崎サザンカイツvs全川崎クラブin等々力球場(8/11記載)

この日は準々決勝3試合。準々決勝で勝つと、都市対抗西関東二次への進出が決定する。
書き手、前日まで京都におりまして、流石に当日早起き(始発レベル)は難しかったので、たどりついたのは第1試合終了直前だった。
(等々力球場の構造的に)外野フェンスの先からなんとか見られた…けど…できればちゃんと拝見したかったなあ…。投手的な意味でも…。

等々力球場は8年振り。
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8年って…。まあ、社会人野球の開催自体がこの球場は少なかったし、何より改修したしね。
で、改修した等々力球場…新しくて眩しい…(遠い目)改修前がボ…年季の入った球場だったしね(婉曲表現)錆びついた金網の記憶が強いんだよね…。
最初は屋根の下で拝見してたけれど、GWはずっと空気が寒かったんだよなあ…。

神奈川のクラブチームも久々になるわけだが。だが。

茅ヶ崎サザンカイツの先発は齋藤広宣投手。
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4年振り、というか大学時代以来でございます。茅ヶ崎サザンカイツに入ったまでは存じ上げていたのだけど。茅ヶ崎サザンカイツは横浜国立大が多い印象だったので、神奈川工科大からも入るんだなあとは思いつつ。
あ、そうそう、大沼選手も入ったのよね、横浜国立大から。
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閑話休題
2回表。先頭打者の鷲崎選手が四球で出塁すると、細谷選手が投犠打。これを齋藤広宣投手が二塁に送球したら、二塁カバーに入っていた遊撃手が捕球できずに後逸。これで一、三塁。
栗田選手が遊併の間に一者生還。
更に高橋海飛選手がヒットで続いて、更に齋藤広宣投手の悪送球で二塁へ進塁した後、岩永選手に死球死球で満塁とするも、ここは齋藤広宣投手が踏ん張り、1点止まり。
全川崎クラブが1点先制。

3回表。中村優斗選手の遊ゴロを、遊撃手が送球をワンバウンド、更に一塁手が捕球できずに失策に。
一死後、高橋泰雅選手がヒットで続いて一、三塁とし、更に高橋泰雅選手が二盗を決めた後、鷲崎選手が死球で満塁。
ここで齋藤広宣投手は降板、右腕の福島投手にスイッチ。
が、二死後、栗田選手がどん詰まりの当たり、ヘッスラで適時三塁内野安打をもぎ取った。
全川崎クラブが1点追加。
ただ、その後は福島投手が抑えていく。

全川崎クラブの先発は佐藤投手。佐藤投手のフルネームは佐藤康平投手。独立・富山サンダーバーズからロッテの打撃投手を経て、2020年に全川崎クラブに入団したのかな。
全川崎クラブは佐藤投手が加入してから、明らかに成績が上がってるので(成績が良いので、今大会、全川崎クラブはこの試合が初戦)、どんな投手なのだろうと気にはなっていた。
拝見して、驚いた。左腕なのだが、決して球が速くない。一番速くて120前半ぐらい。齋藤広宣投手(同じ左腕ということで比較対象にするが)が120後半まで出るので、それよりも遅い。
が、茅ヶ崎サザンカイツの打球が前に飛ばない。これは…打てない配球熟知してるタイプ…?
元々独立時代の球速は140中盤まで出る投手だったらしいので、「出ない」なのか「わざと出さない」なのかは不明だが、社会人クラブチームでこうやって野球を満喫してくれている、というのが、なんとも興味深い。

次に試合が動いたのは終盤の8回裏。
茅ヶ崎サザンカイツ、5回裏に小林選手のヒットと四球2つで満塁のチャンスは作ってたけど、そこも抑えられて、無得点が続いていた。
大沼選手が死球で出塁すると、松浦選手がヒットで続き、加藤選手が適時打。
全川崎クラブはここで動いて、佐藤投手から長身右腕の黒須投手にスイッチ。黒須投手はここを抑える。
が、茅ヶ崎サザンカイツが1点返し、1-2でまだ試合は分からない状態。

ところが直後の9回表。
高橋海飛選手が二塁内野安打で出塁すると、犠打で進塁。ここで茅ヶ崎サザンカイツは、福島投手から北川投手に交代。
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そうか、前に拝見した時はREVENGE99所属時代だったんだ。茅ヶ崎サザンカイツに移籍した(そして横浜国立大率アップ)のは存じ上げていたけど。
が、ここで、代打柴田選手が死球。続く中村優斗選手が適時打。
茅ヶ崎サザンカイツに詰め寄られた点差を、全川崎クラブがもう一度引き離しにかかる。

9回裏は黒須投手が続投し、代打石原選手がヒットを打つが、後続が続かず、全川崎クラブが逃げ切り。
この時点で都市対抗西関東二次への進出を決めた。