第１試合を諦めて（実は始発でも10時開始だと間に合わない）、ゆっくり大阪入りして第２試合から。
三菱重工神戸・高砂の先発は高橋投手。２回表。牛島捕手がソロ一発。JR九州が１点先制。
更に５回表。牛島捕手がヒットで出塁すると（右中間前だったんだが、ちょっと二塁手が追いすぎだったかも）犠打で進塁した後、植松選手がヒットで続く。…個人的に、植松選手がスタメンだった上にヒットを打つ、という状況が嬉しい。一番最初に見た時の関東学院大スタメンだったしね…。更に萠抜選手が四球で満塁となると、ここで田中選手に代打岩切選手。右腕の高橋投手相手に左打者を出そう、という動きか。それにしても田中選手への代打は勿体ない気もするけれど。が、それを見て、三菱重工神戸・高砂も動き、高橋投手から左腕の尾松投手にスイッチ。ところがJR九州がここで代打の代打、右打者の刀根選手を投入。ここで刀根選手！？となるのは、やっぱり福岡大時代からの馴染みだからね…。で、ここで刀根選手、なんとストレート四球で押し出し…！ガッツポーズで一塁で進塁。気持ちは分かるけど少々微妙な（言うな）ともあれ、JR九州が１点追加。
三菱重工神戸・高砂の反撃は６回裏。JR九州の先発は佐々投手。佐々投手が先発回ってたんだ…！というのが１つ驚きかも。３回裏に根来選手のヒットと四球、その後にダブルスチールで二、三塁とされたのがピンチだったけれど、それは上手く切り抜けていた。が。和氣選手が四球で出塁すると、福田選手がヒットで続く。更に西岡選手が死球で満塁。…おいおい、次の打者、那賀選手だよ…？と思っていたら、那賀選手が流石の一打で一、二塁間を破る適時打。ただし、二塁走者の福田選手が本塁でアウトになり、この当たりでは１点止まり。ちょっと暴走だったかなあ…。しかし、那賀選手のこの当たり、低めを上手く拾って打ってたんだよね…。凄い技術力。更に星選手が同点適時打。これで佐々投手はノックアウトになり、吉田投手にスイッチ。吉田投手は後続を抑える。とはいえ、これで試合は振り出しに。
さて、試合後半は淡々と進む。吉田投手は８回裏に二塁手のファンブル（遠い目、二塁手は植松選手）と西岡選手のヒットでピンチになったところで那賀選手を打席に迎えたものの、ここをきっちり抑える。９回裏の死球も併殺にして問題なく。一方、尾松投手は…あの押し出し四球以降、なんと９回までパーフェクトピッチング！あの四球が本当に勿体ない…。やっぱり出端は誰でも厳しいのかね。というわけで、そのまま延長戦に。
10回表。池田選手が三塁内野安打で出塁。内野安打とはいえ、抜けそうな当たりをよく三塁手が捕球したんだけどね。更に萠抜選手がヒット。これは二塁手横抜けの右中間方向、池田選手が三塁まで進塁したので三塁へ送球…したら、萠抜選手がその間に二塁を陥れていた。これは萠抜選手のいい判断。で、ここで、押し出し四球で出塁した刀根選手の代走から入っていた、石橋選手。スクイズ敢行！しかもこれを、捌いた一塁手が本塁へ悪送球…（遠い目）二塁走者の萠抜選手もこれで本塁に生還し、いきなりの２点勝ち越し。更に、犬塚選手が左中間越の適時三塁打！まあ…尾松投手がここまでの疲れと、精神的にショック大きかったよね…。ここでとうとうお出ましの守安投手、二死から東向選手には四球を与えたものの（東向選手が喰らいついて粘ってた末だが、守安投手的には大怪我するより四球でもいいか、ぐらいかも）、それ以外は問題なく。裏の反撃を待つ形に。
10回裏。一死から和氣選手がヒットで出塁すると、ここで代打津野選手。津野選手はここで見事なヒット！…が、ここで津野選手は二塁を狙ってアウト。うーん、右前安打だったし、流石に二塁はちょっときつかったのでは…と思うのだが。それでも和氣選手が三塁に残ってるけれど、二死三塁。結局後続が倒れて、JR九州が逃げ切り。
三菱重工神戸・高砂は最後の回、もう少しじっくり攻めたかったなあ、と。繋げばそれこそ逆転はできたかもしれない。
JR九州はこの後、日本生命に当たって２回戦で敗退。
