日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

講道館杯に行ってきた

色々な意味で予想外な結果だったような。チェックしたいところだけチェックしてる。

  • 60kg級

浅野選手(自衛隊体育学校)。いきなり米富選手(高陽住宅販売)との初戦。誰だ抽選作ったの。が、見事に浅野選手が一本勝ちして、ちょっと驚く。結局、浅野選手はその後、小川選手(了徳寺学園)に敗退。でも抜けられそうにない寝技を12秒で抜けたりしたのは、意地なのかなあ。敗者復活戦に回るも、最終戦で舛水選手(東海大)に優勢負け。
古根川選手がチェックできなかったのが不覚。高橋寿正選手に敗退して、敗者復活戦に回れなかったと思うけど。
1位はGSで優勢勝ちの和泉選手(国士舘大)、2位は小川選手、3位は福岡選手(東海大)&平岡選手(筑波大)。気がついたら大学生ばかり。社会人どうした。

  • 66kg級

榎本選手(東海大)。どちらかといえばぎりぎりで勝ち残っていたが、鳥居選手(了徳寺学園)に腕拉十字固で敗退。敗者復活戦最終戦で、小山田選手(綜合警備保障)に優勢負け。そんなにキレは良くなかったなあ。
中野選手(セコム)。3回戦で古賀選手(新日本製鐵)に負けちゃったなあ〜と思っていたら、敗者復活戦でじわじわと勝ち上がる。寺居選手(旭化成)を破って浮かれる私。結局3位決定戦まで勝ちあがって、篠崎選手(了徳寺学園)にGSで効果をとられ、惜しくも敗退。でも、終始攻撃しまくってて、個人的にはいい感じの柔道だと思った。
鳥居選手と梅津選手(綜合警備保障)は、順当に勝ち上がって決勝へ。私は一番大喜び。2年前も同じ決勝だったけど、あの時よりは梅津選手も善戦かなあ。鳥居選手の方がまだ上手だけど。というわけで、1位鳥居選手、2位梅津選手、3位小山田選手&篠崎選手。

  • 73kg級

野瀬選手(了徳寺学園)。このままずっと73kg級で行くんだろうか。初戦敗退なんだが…阿達選手(千葉県警)の術中にはまって何もできなかった感じ。内股かけてきたら軸足狙いなのがバレバレなんだもん。あれはちょっとなあ。
金丸選手(了徳寺学園)。順当に準決勝へ。が、ここで成田選手(国士館大)に敗退。3位決定戦は対北川選手(アルゼ)。以前、選抜体重別で変な負け方した相手だったけど、ここは背負投で一本勝ちして3位に。この日は攻めの姿勢を崩さない、金丸選手らしい柔道。
大束選手(東海大)。どんどん勝ち進んでいって決勝へ。いやあ、強くなったなあ…。決勝の相手は学生体重別団体で対戦していた成田選手。前回は勝ったけど、今回はお返しされちゃった。効果をとられて逃げられて、惜しくも2位。結構攻めるタイプの選手だし、個人的には結構好み。というわけで、1位成田選手、2位大束選手、3位金丸選手&稲澤選手(天理大)。

  • 81kg級

橋口選手(大阪府警)。3回戦で吉永選手(新日本製鐵)に当たって痛いなあ、と思っていたら、なんとこれが背負投掛け合う大熱戦に。結局旗判定で3−0で吉永選手だったけど、まさかああなるとは思わなかった。そして敗者復活戦。まさか勝ち抜いちゃうとは…そしてまさか、3位決定戦で石川選手(大阪府警。所属同じ同士で…)を破って3位になるなんて。GSも多かったのになあ…。背負投を中心に攻める姿勢は良かったけど。
塘内選手(旭化成)。初戦の2回戦を棄権による不戦勝とラッキーさも。河原選手(京葉ガス)に勝ったのが、もしかしたら勢いに繋がったかもしれない。でも、通常どちらかといえば後手に回りやすい塘内選手が、この日に限っては攻め手が多い。決勝で吉永選手にGSまで行ったものの、GSに入ってからの大外刈は見事に綺麗に決まって優勝。まだまだ健在で嬉しい。1位塘内選手、2位吉永選手、3位橋口選手&加藤選手(国士舘大)。

  • 90kg級

飛塚選手(了徳寺学園)。上坂選手(大阪府警)との初戦は結構厳しい。結局GSで有効とられて負けたんだけど、攻撃方法自体は、相変わらず飛塚選手らしい。後で近くで見かけた時に手を負傷していたようなのが気になる。
廣川選手(桐蔭横浜大教)。3回戦で横野選手(警視庁)に一本負け。あいたたた。敗者復活戦でも青木選手に一本負け。うーん、あっさり投げられたのがちょっと悔しいなあ。
山元選手(京都府警)。初戦が竹澤選手(了徳寺学園)できついかと思ったら、リーチが長いせいか、竹澤選手がやりづらかったみたい。勝っちゃった。結局、今井選手(綜合警備保障)には優勢負けしてしまって、敗者復活戦に回って、最終戦で上坂選手に一本負け。でも、正直かなり試合観られたので満足。目の保養だし。
順位は1位斎藤制剛選手、2位矢嵜選手、3位今井選手&横野選手。横野選手は頑張ったなあ。ちなみに決勝戦、GSで斎藤制剛選手が抱きついて裏投げで効果とって優勝だったんだけど、攻め方が飛塚選手みたいだと思ったのは私だけか。

  • 100kg級。

チェックしてない。1位穴井選手(天理大)、2位猪又選手(セコム上信越)、3位庄司選手(神奈川県警)&本郷光道選手(中央大)。

  • 100kg超級

森選手(北海道警)。生田選手(綜合警備保障)に優勢負けし、敗者復活戦へ。3位決定戦まで進めたけど、この日好調の片渕選手(日本中央競馬会)に優勢負け。調子悪そうではなかった。
高橋宏明選手(旭化成)。順当に準決勝へ。が、生田選手との準決勝で軽く足を痛めたかも。そして生田選手の勢いを止められず、一本負け。3位決定戦は早々に立山選手(国士舘大)を下した。
その生田選手。正直、この日の勝ち方は強い勝ち方だったと。対森選手は流石に苦しんだけど、それ以外は一本勝ちだし。ただ…決勝の相手が、ねえ…。講道館杯、一度は優勝して欲しいなあ…。
というわけで井上康生選手(綜合警備保障)。正直、勝ち上がり方はそんなに良くなかった。生田選手の方が強かったぐらい。でも、生田選手って結構まともに組んじゃうタイプで、やりやすいんだろうなあ…。この日一番「らしい」内股を見たのが、生田選手を仕留めた内股だった。1位井上康生選手、2位生田選手、3位高橋宏明選手&片渕選手。