日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

Vチャレンジリーグ2in葛飾大会

開幕戦以来御無沙汰のチャレンジリーグ2。Vリーグ公式では「葛飾区総合体育館」と記載されていた。「葛飾奥戸総合スポーツセンター体育館」が正しいみたい。バスが新小岩とか亀有とか諸々出ているみたいなんだけど、青砥駅から歩いた。20分かかるかかからないぐらい。奥戸橋を超えるのに最初だけ戸惑う。1階はサイド側にパイプ椅子を並べてて、2階はエンド側にスタンド席があった。スタンド席は結構見やすかったよ。しかし、デルフィーノとドリーマーズはこの日だけ東京出張、御苦労様でした…。東京だからまだ帰りやすいとは思うけれど。

  • 第1試合、ヴィアティン三重vs兵庫デルフィーノ。ストレートでヴィアティン勝利。前回見た時とはMBの片方とレセプション担当リベロが変わっているヴィアティン(とはいえ、長屋選手は最後の方に、今回スタメンの茶屋道選手と交代して出てきたけど)。前回見た時と半数以上のスタメンが変わっているデルフィーノ。第1セットは競り合い、第3セットはデルフィーノがリードしてたけど中盤ヴィアティンが逆転するなど、結構な接戦だった。1セットぐらいデルフィーノがとりそうな感じはあったんだが。ヴィアティン・落合選手やデルフィーノ・白川佑樹選手が、数字上は決定率が低くて驚いているぐらい。みんな頑張ってた試合だったので、ヒーローインタビュー誰になるんだろう、と思ったら、ヴィアティン・中道打田選手。打田選手、ディグ専門リベロでB票にはさっぱり数字が載らないので、こういうところで選んでもらえるのは、本人にもありがたいことなのかなあ。ちなみに試合中にデルフィーノ・山本選手のアタックを顔面に喰らって、結構痛そうにしていたこともあって、そこもインタビュアーから聞かれていて、「コンタクトが飛んで行っちゃいました」と。…それは見つかったんだろうか。むしろ心配に。なお、当ててしまった山本選手は、当てた早々にネットくぐって傍まで行って謝りにいっていて、更にこのヒーローインタビューの後も丁寧に謝りにいっていた姿を拝見したので、とても株が上がったことも付け加えておく。試合中のもう一つの余談としては、ヴィアティンが2枚替えで石川選手と山口選手を投入していた。この時だけ大同特殊鋼率上がる(あ)というか、山口選手って大同特殊鋼ではMBやってなかったっけ…。どっちもできるのかもしれないけど。サウスポーMBだから記憶が強かったらしい。
  • 第2試合、千葉ゼルバvs奈良NBKドリーマーズ。開幕戦と同じカード。3−1で千葉ゼルバ勝利。スタメンは双方どちらもちょっと違う。ゼルバはMBに齋藤選手*1、OPに村松選手。大町選手がOPからWSへとポジション変更。ドリーマーズはMBに下町選手、上選手をWSからOPに、代わりに石渡選手をOPからWSにとポジション交代。この試合、ドリーマーズの動きが前回より良かった。前回とB票見比べても、全然数字が違うしね。チームとして機能してきたのかなあ、という気もする。上選手がスパイカーとしてなかなか頼りになるので、そこに本数が集まるのかな、と思うのだけど、セッターの南本選手がなるべく散らすようにしてるのかな、とも見受けられる。MBから離れててもクイックにトスあげたりもするし。南本選手、165cmととびきり小柄なので、速くその高さにトスを上げるのは結構大変だろうにと思うのだけれど。南本選手はサーブもなかなかいい感じで。変化が凄いんだろうなあ。ただ、ドリーマーズはブロックは得意ではなさそう。ゼルバのサイド陣が決定率高いものね。MBはどちらも今回は不発気味、かな…。ゼルバのサーブ効果率が下がったのは、前回謎の効果率を稼いだ藤原選手が抜けていたからだろうか(え)ヒーローインタビューはゼルバ大町選手。地元の葛飾区出身なのだそうで。…というか、高校と大学、警視庁・石川選手の1つ後輩(あ)ええ、石川選手も葛飾区出身だしね…。
  • 第3試合、きんでんトリニティブリッツvs東京トヨペットグリーンスパークル。3−1できんでん勝利。両者今季初めての観戦。きんでんは競り合いの優勝争い、トヨペは残念ながらの最下位独走中…。が、出だし、きんでんが調子が良くない…。なんだかつまらないミスが多い。なのでトヨペが最初はリード、逆転されたけどまだまだこれはまだ分からないぞ…。と思ったら、ここで出てきたピンチサーバー、尾松選手。サービスエースをとってリードを広げ、結局その後はきんでんがひっくり返して第1セットゲット。そして第2セット、すっかり調子を取り戻したきんでんがざっくり。途中でスタメンの塩選手を平田選手に、新谷選手を山本選手に替えてくる余裕も見せていた。個人的に新谷選手が結構気に入っているので少々しょぼん(あ)けれど。きんでん、第3セット、その交代したままのメンバーをスタメンに。うーん、MBはともかく、山本選手がいまいち調子が良くなくて、特にボールが集まる和治選手が大変そうなんだけど…。第3セットは結局トヨペが大量リードでそのままいった。毛利選手のサーブが良くてちょっと差を詰めたけどね。さて、第4セットはどうするのかなあ、と思ったきんでん、第3セットのスタメンのまま。現在チャレンジ2の上位争いが熾烈になっていて、ここで第4セットを落とすと、ポイントが少々厳しくなるけど…。そんな心配をよそに、というか、トヨペがだいぶ疲れてきた感で(遠い目)結局エンジンのかかってきた和治選手選手の力もあって序盤にリードを奪い、そのままきんでんがゴールした、という形。…うーん。若干もやもや。ヒーローインタビューは和治選手。前半に良くなかったこともあり、反省の言葉がちらほら。トヨペもトヨペで工夫しているのは分かるんだよね…。セッターは持冨選手なんだけど、1ローテだけ持冨選手がレセプション(!)入って、その時はWSの高木選手がセットアップしたり。良い時はWSの北崎選手やOPの大楽選手もいいし、MBの岩阪選手のハマった時のクイックとかおおっとなるし。なるんだけど…。諸々勿体ないなあ、というか、もどかしいというか。ところで。この試合はトヨペのホームゲームで、選手の写真が入った幟が階段に飾ってあったり、選手の緑の横断幕が飾られていたり。恐らく地元で呼ばれているバレーっ子たちが招待されてて、タイムアウト中にチアスティック叩いて応援してくれていたり。が、その応援にアップしながら緑のタオル振って応じるのが、きんでんのアップゾーン組ってのはどういうことだ。第4セットだったっけ、出だしにラリーが続いてその間ずーっとあーあー声出してたり、この人たち楽しそうだな!なんというか、きんでんって、V1リーグ(当時)に昇格する前の富士通と似た匂いがするんだよね(ぼそ)

*1:というか…この日藤原選手、出ないんだろうなあ、とは。試合前の公式練習参加してなかったし。縁のある選手なので少々心配にはなってる