日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

V.LEAGUE DIVISION3男子in東京大会

上板橋体育館。駅から遠くないし、DIVISION3であれば席数も丁度いいし、アリーナ席が段になってて後ろでも試合見やすいし、個人的には結構好きな体育館ではある。
東京トヨペットグリーンスパークルのホームゲーム、入場無料。…お金とってもいいんだけど、まあ諸事情ある、ということかなあ。
ご当地アイドルを呼んだり、選手名鑑とか見どころとか記載した紙を配布したり*1、凄く頑張ってた。
特に、最初から最後まで司会してた槌尾選手、お疲れ様でした。

第1試合、ヴォレアス北海道vs兵庫デルフィーノ
この試合、まず主審の名前で軽く意識がそっちにいってたのだが(そういえば前回も上板橋で副審姿を見たぞ)。
閑話休題。初めましてのヴォレアス。ユニフォームはアーティスティックな側面もあって格好いいのだが、背番号見づらい…。暫く選手を把握するのに時間がかかった。見た目、色々な方向のイケメンが多いので、人気出るんじゃないかなーと。あ、個人的にはこういう方向は若い子に任せてですな(え)
この試合、最初の方はデルフィーノもいい試合するかな、と思ったんだけど、ヴォレアスの多彩な攻撃力に差をつけられた感。デルフィーノは壇選手にちょっと頼り過ぎちゃう感もあるなあ…。もう少し散らしてもいいかも。逆に、ヴォレアスはもっと圧倒的にいけそうな気もするんだが…なんだろうね、変なところでミスが出たりするね。練習量的な意味で、カバーできない部分もあるのかもしれないけど。
ちなみに、第3セットからヴォレアスはメンバーを変えてきたのだが、デルフィーノもメンバーを変えてきた。いやまあ、奥長選手を出すのはいいんだけど、そして確かにレセプションは良くなったんだけど、スパイク殆どあがってこなかったのは、戦力的にマイナスにならないかなーと。奥長選手がスパイク頑張ってた試合とか記憶にあるので、勿体ないなあと思ってしまうところ。
というわけで、ストレートでヴォレアス北海道が勝利。

第2試合、近畿クラブスフィーダvs東京トヨペットグリーンスパークル
驚いた、と言ったら失礼かな。久々に見た東京トヨペットが、いい試合をしている。元々まとまった練習は難しいチームで、試合内容もなかなかもどかしい…という感じが否めなかったチーム。若い選手が頑張っている。西河選手は攻撃の柱になっているし、為我井選手はちょっとツーアタック多いけど、結構崩れた体勢からでも頑張ってトスあげてくれるし、サーブが結構武器だし。高木選手も小柄ながら、西河選手とは違うタイプのスパイカーとして頑張れてる。レセプションも西河選手・高木選手に、移籍(と言っていいのかな)の峰尾選手がいて。峰尾選手が入ったのも凄いプラスだなあ。全体的にディグ良くなってる感じがする。大楽選手がちょっとしんどそうだったかな、という気がするけれど、代わりに入った西片選手が久々に良かった。アタック決定率が悪いのはそれなりに拾われたからだけど、スパイク自体は悪くない感じ。
スフィーダがもしかしたら、少し慌てたかもしれない。楽に試合が運べる感じではなかった。第4セットにようやく落ち着いて、ミドルブロッカーのクイックをきちんと使って、サイドにも散らして…という感じになったかな。小林空選手が抜けた(きんでんトリニティーブリッツに「あるある」大学卒業後移籍)とはいえ、本多選手一辺倒にするのも勿体ない攻撃力、あるわけだし。河戸選手と那須野選手のミドルブロッカーの攻撃力が高いよねえ。
というわけで、3-1でスフィーダ勝利。しかし、東京トヨペットもいい試合をしていた。
ところで。第4セット、大楽選手のスパイクがアウトと判定されたシーンがあり、そこで一旦再審状態に。で、結局判定が変わってタッチからのアウトになったんだけど、これ、本多選手がボールタッチしたのを自己申告してた。そしてグリーンカードが与えられることに。「初めてじゃねえ?」という大楽選手の冷やかし&場内拍手&本多選手アピール。いつの間にかできてたんだね、グリーンカード制度。フェアプレーに送られるもの。東京トヨペットの配布物には二日酔いと書かれた本多選手だけれど(え)、なんだか良いシーンだった。試合後に、大楽選手選手と本多選手ががっちり握手。しかし、近畿のチームは酒関連のネタが多いような(ぼそ)

試合終了後にコート開放して、キッズエスコートに参加した子供達がコートに入ってきて、選手とバレーしたり。スフィーダの皆様も参加。
個人的には「一緒にバレーしようぜ!」って楽しそうに子供達を誘って集めてた、スフィーダ・北村選手が印象に残りつつ。

*1:ところで選手にキャッチフレーズ?みたいなのがついていたのだが…これ、西片選手には謝らなきゃいけないところかもしれないなあ…とか(ぼそ)