日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

V.LEAGUE DIVISION3男子in奈良大会

旅行がてらに観に行った。…逆じゃないのか、と言われそうだが、今回は旅の方が主。
とはいえ、ちゃんと東京を朝早く立って真っ先に体育館なのだけれども。

そしてV.LEAGUE DIVISION3は、今季は多分今大会が最初で最後。

西部生涯スポーツセンター体育館は、そこまで行くのにしんどい体育館ではなかった。もう少しバスが多いといいなあとは思ったが、1時間2本で贅沢は言わない。
距離的には歩けないってほどではないが、歩くのはオススメしづらい。学園前駅出たところからの高低差が歩く気を削ぐ。

第1試合、奈良ドリーマーズvsトヨタモビリティ東京スパークル(旧東京トヨペットグリーンスパークル)。
第1試合がホームゲームなのは珍しい形のような(関東だとあまりないよね)。
一方、スパークルトヨタ自動車が東京の直営ディーラーを統合して、コーポレートカラーも緑じゃなくなったので、チーム名すら変わっちゃった。そして他府県でトヨペットの名前は普通に生きているので変な感じ。それはともかく、奈良ドリーマーズは本来緑がチームカラーなので、以前だったら緑同士。スパークルになってからメイン赤、セカンド…水色?という感じなので、随分対比する色になった。
試合は3-1でドリーマーズが勝利。とはいえ、第1セットはスパークルが取っている。
スパークル、いきなりOPに伊藤監督兼任選手(御年41歳)入れてきて吹いた。いや大学時代のサイドアタッカー時代(あの時ってOPだったかなあ。OHだった気もする)存じ上げているけども…。でも、意外とトス上がったりする。勿論、中心はOHの西河選手とルーキー新山(しんやま)選手だったりするけど…いやまあ、新山選手がOHというのもおかしな話ではある。本職リベロ。身長168cm。でも結構頑張って打っているのと、元々リベロだけに結構拾えるんだよね。実質リベロが2選手入っているようなものだしなあ。ちなみに、実はこの週はリベロ野田選手だった。よくよく確認すると今回が初スタメンリベロだったのね(峯尾選手が不在だったのはお仕事だろうか…)。野田選手は相変わらず一人テンションが別方向だった(褒め言葉)上手く守備で粘って、フェイントを多発するサイド陣に、ドリーマーズが翻弄された感はあった。ドリーマーズのサイドの攻撃が拾われたこともあって、MBにトスが集まっていた感もあったし。
ただ、第2セット以降はスパークルの「フェイントの多さ」をドリーマーズが見切ったのか、ドリーマーズの方が拾い始め、スパークルがそれで息切れした感じを受けた。スパークルはもうちょっときっちり打ってもいいんじゃないかなあ。特に西河選手はいいスパイク打てるはず、と思える選手なので。そういう意味では第4セットに入ってきた西片選手が、久々に力強いスパイクを打っていて良かった。ずばっと決まった西片選手のバックアタック見たの、久々かもなあ…。
ドリーマーズは1セット目途中から上選手を入れてきた。スタメンだった壇上選手が悪いか、というと、そんなことはなかったんだけど。なんでこんなにトスあがらないかねえ、とは思ったが。で、上選手は11月はスタメンで12月は恐らくアクシデントで出ていなくて、年明けから復帰という感じなのかな。いや、普通に問題なく元気そうだったよ。OPでアタック決定率50%越えだもの。状態良くて何よりだった。上選手が頑張って引っ張っていったら、片野坂選手も後半調子を上げてきて止まらなくなっちゃった。
ヒーローインタビューは小寺選手と石渡選手のリベロ2名。あ、そこなんだ…。

第2試合、サフィルヴァ北海道vs近畿クラブスフィーダ
今回、奈良ドリーマーズがFM中継を呼んでいるので、試合開始が早まらず、予定通りの15時開始。
で、試合はサフィルヴァ北海道がストレート勝利。
サフィルヴァ北海道は勿論頑張っておられた。サイドアタッカー3選手のスパイクは非常に小気味いい感じ。小林選手はサーブでスフィーダのレセプション崩しまくり。…古巣相手に(あ)笠原選手もかなりイケイケで。正直、奥田選手が目立たないのが驚くぐらい(奥田選手の加入は、サフィルヴァで明らかに戦力強化だろう、と思っていたのだけど。あ、でも、サーブは曲者で良かったよ)。
なんだけど。…ちょっとこの日は…スフィーダが…。
スフィーダはチームの構成上、インカレ終了後ぐらいから近大の現役選手が投入されて、スタメンが掴みづらいチームなのだが、この日は意外と知ってる顔ぶれだなあ、とは。まあ、11月の試合で大怪我して今リーグ無理な方は、twitter経由で聞いているにせよ。もうお大事に、としか…。
ただ、書き手、こんなに明らかに調子が悪そうな本多選手見たの、初めてじゃないかなあ。今季見たのは初めてだけれど、今季はずっとこういう調子なんだろうか、とかなり心配になるレベルで。まあ、レセプション崩されまくって浮上のきっかけも掴ませて貰えなかったのはあるんだろうけど。…本当に小林選手が容赦なくサーブ狙ってきたもんなあ(あ)思わず苦笑い。
で、本多選手が崩れてしまう、この日スタメンの近大現役選手・江口選手もどうもスパイクの力不足が目につく、それで北村選手にブロックが集中して近大現役選手・五味選手に交代するけれど*1なんとも攻撃力不足な感は否めず…。サフィルヴァのディグで繋がれて反撃される場面が続いた。MBにトス回したい(那須野選手はマイペースに力を発揮していた感じだったし)けど、サーブでかなりレセプション崩されててどうにも…。
とうとう中田選手を下げて小磯選手を出してかなり近大現役選手を増やしてみたものの、状況は変わらず。
第3セットは本多選手を下げて北村選手を再投入したけど、やはり身長が低めの北村選手に過度の負担は厳しく、また本多選手を戻したり。第3セットは最後の最後にスフィーダが意地を見せた、なのか、ようやくまとまってきた、なのか、一気に追い上げてジュースにはなったのだが、結局サフィルヴァが逃げ切り。
ヒーローインタビューは笠原選手、と、ドリーマーズのスタッフ陣に引きずり出された清水選手。まあ、以前ドリーマーズ所属だったから、弄られるのは仕方ないということで。出番がもう少しあると良かったんだろうけどね。

→追記。ホームゲームの話を忘れていたごめん。
この日は奈良ドリーマーズホームゲーム。ご当地アイドル…の集合体グループなのかな、イロハサクラさんが可愛らしく踊ったり歌ったり応援したり。


試合終了後にコート開放したりしたようで。
コート開放はバスの時間もあって全然見られず。第1試合がホームゲームで、どのくらい参加してくれたのかが気にはなるが。
個人的には、受付前にあったホワイトボードに描かれてたバボちゃんと奈良ドリーマーズのキャラクター(名前失念した…)が気になったのだが(え)

*1:登似(とうい)ってお名前恰好いいなあ