日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

JABA日立市長杯・TDKvsJX-ENEOSinひたちなか市民球場(5/1記載)

今回の観戦の目的の一つは、TDKを見ることだった。阿部監督自らノッカーの姿ににやにやしながら。
TDKの先発は中野投手。ジェイプロジェクトからの移籍。見たことあったかなあ、と思ったら、2014年の東海地区春季大会でジェイプロジェクト時代に拝見していた。無失点だったみたいだなあ。そしてJX-ENEOSの先発は柏原投手。書き手としてはTDKを一番応援しづらい相手が(あ)で、この試合、中野投手と柏原投手のがっぷり四つの投手戦。中野投手は序盤に併殺を2つ、終盤は疲れてきたけれど、9回表の小豆澤選手の死球と渡邉選手のバスターでのヒットでピンチになったところを、岡部選手を併殺に切ってとっていたし(岡部選手は実はこの日2併殺…。ヒットで出塁したら盗塁死するし(あ)、正直いいところがなかったというか…)。JX-ENEOS側の犠打失敗もちょっと出てたし。柏原投手も安定そのもので。5回裏に岩佐選手が二塁打を放ち、三盗まで決めて頑張っていたけれど、三塁手の渡邉選手が三遊間の打球をいい反応で回転しながらスローしてアウトにするなどいい動きをしたこともあり、無失点で切り抜け。この日は渡邉選手の動きが本当に良かったんだよねえ…。元々肩は普通で動きの良さでカバーしているタイプの選手とはいえ。そんな試合なので、両者無得点のまま延長タイブレーク
10回表。犠打で二、三塁とした後、柏木選手の中飛が浅くてタッチアップできず。これは無失点で切り抜けるか、と思ったら、小林捕手が四球の後、途中右翼守備から出場していた川端選手が2点適時打!中野投手、よく投げただけに、これは悔しかっただろうなあ…。それでも最後まで投げ切り、味方の援護を待つ。
10回裏。上野選手の打球を、遊撃手がファンブル!なんといきなり無死満塁。ちなみにこの日の遊撃手はルーキー小豆澤選手。上武大時代からの馴染みだが…ユニフォームに違和感と言うか、背番号4に違和感があった、とか。その背番号の前の選手を、どうしても思い出してね。サイズ感も似てるし。閑話休題。無死満塁という状況。これは流石に柏原投手でもしんどいだろう、と思ったら。なんとこここから、三者連続空振り三振!おおお…!これはルーキーのミスまで救う、エースの投球…!というわけで、0−2でJX-ENEOSが勝利。両投手、本当にいいピッチングで頑張っていた試合で、見ていて気持ちのいい試合ではあったかと。
余談。TDKを見に来たい1つの要因は、國學院OBのルーキー・飯野選手だった。JX-ENEOSにも同期のルーキー・鹿屋選手がいて、どちらも中堅手スタメン。鹿屋選手は昨年も國學院中堅手だったけれど、飯野選手は右翼手左翼手が多くて、なんだか不思議な感じに。そして、飯野選手はボールを見失って二塁打を増やしたり(遠い目)、鹿屋選手はボールを見失いかけてダッシュで前進してフライを捕る場面があったりとか。まあ、言い訳にも聞こえるけれど、この日上空はかなり風が強そうだったんだよね…。