※この日、学生側は基本的にノーチェックでございます…。
どうでもいいけど、神宮の「新日鐵住金か」も大概な表記だと思うが、東京六大学野球連盟のこれも大概だな。「かずさ」でいいじゃん…。
球場に（前日よりはマシとはいえ）ぎりぎりにたどりついたのだが、たどりついた時点で新日鐵住金かずさマジックしか見えなくなったとか（え）だって、先発が新ヶ江投手…！実はオープン戦で先発しているのも知っていたので、上手く当たるといいなあとは思っていた。が、１回表。いきなり２年大西千洋選手に左翼ライン際の二塁打、３年水谷選手にヒットとやってしまった立ち上がり。４年柴田選手に適時２点二塁打を打たれてしまい、いきなり２失点のビハインド。２回以降はちょっと落ち着いたものの、４回表。１年福田光輝選手に二塁打を打たれる（これは右翼手が少々クッションボールを誤ったかも…)と、２年原田選手の犠打で三塁アウトをとろうとして慌ててお手玉し、オールセーフ。直後の打者を一直で一塁走者戻れず併殺、に仕留めたものの、２年中村浩人捕手に適時二塁打。うーん。落ち着いている時はまずまずだが、ちょっと崩れると建て直しがきかないのかな。この辺は課題。５回まで投げさせてもらっているので期待はされているのだろう。帽子脱げる系なのは相変わらずだけどそこは気にしないで（え）成長してくれるといいなあ。そうそう、２回には二塁手の小泉選手の守備で助けてもらったんだよね。投手抜かれた、と思ったら、小泉選手が素早く捕球して回転ジャンプスロー。
６回表には同じくルーキーの吉田投手が登板。が、柴田選手が四球で出塁すると、福田光輝選手が適時二塁打（１年生なのによく打つなあ…）。更に原田選手も二塁打で続くも、ここは福田光輝選手が本塁でアウト。なお、この日のスタメンマスクは山縣捕手だったのだけど、６回から土門捕手に交代（なお、土門捕手は三塁手スタメンだった。…なかなか愉快な守備交代しますな）。それも影響したのかはわからない。ともあれ、吉田投手はここで降板、比嘉投手に交代。が、いきなりワイルドピッチ、更に４年米田選手*1に四球。ここで代打４年手崎選手が遊撃適時内野安打で５点目。難しいバウンドで、遊撃手はかなり頑張ったんだけど。
比嘉投手はその後のイニングは問題なく抑えて、８回から山川投手が登板し、こちらは振逃（！）はされたものの１回を抑える。９回の山田投手は三者凡退。後半はきっちりとまとめる。
一方、法大先発は３年宮本幸治投手。立ち上がりはいきなり野坂選手のヒットが出たんだが、いきなり盗塁死…。その後米田選手がヒットで出塁して、二盗＆ワイルドピッチで三塁まで進んでいるので、立ち上がりに点が入っていたらわからなかったかもしれない。が、それを乗り切った後は、時々長打を打たれながらも得点を与えず、５回まで無失点。６回から２年上條投手が登板。６回はきっちり抑えたものの、７回裏。土門選手のヒットと小泉選手の二塁打で二、三塁とすると、田中選手が犠飛で１点を返す。ただし、上條投手はその後は抑えて、３イニング１失点。ここまでは法大優位、だったのだが。
問題の９回裏。３年熊谷投手が登板。米田選手が四球、小泉選手が二塁打で走者を溜めると、田中選手が２点適時二塁打。その後の二ゴロで二塁走者がアウトになったものの、ワイルドピッチで二塁へ。ここで途中代打から出場していた平選手の打球を、遊撃手が捕球しきれず（遊失）。これで二塁走者が本塁生還し、１点差。更に代打から途中出場の渡辺傑選手が四球で出塁したところで、熊谷投手はノックアウト。…流石に失策は可哀想ではあったのだが…。その後登板した２年森脇投手が締め、法大が１点差で勝利。
なお、渡辺傑選手の登録が「渡辺」だったため、新日鐵住金かずさマジックのサブマリンコーチ氏はこの日はベンチ入りしていなかった模様。
