日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

ゴーウエストな一年(今季野球観戦総括、アマチュア寄り)〜今週のお題「2012年、どんな年だった?」に添えて〜

今季は結局4回も「西」へ行ってしまった。
昨年、JABA大会が震災のために中止になり、行けなかった鬱憤を晴らしたのは、否定しない。
倉敷は個人的に行ってみたかった町でもあった。美観地区がたまらなさすぎる。ただ、JABA岡山とJABA京都は、正直どちらも行けるとは思ってもいなかった。仕事で潰れるのを覚悟の上で、宿の予約をとっていたら、双方行けてしまった。あ、あと、JR東海のエクスプレス会員になっている*1ので、東海道新幹線山陽新幹線含む)を使うのは本当に便利だったりもする。あとは、「日程がガチで夏休みに当たった」日本選手権の近畿予選と、「1回戦が土日に集約された」日本選手権本戦。自分の都合上もあったとはいえ、よく行けたなあとは思う。

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京都は魔窟だ。自分にとっては。上で美観地区ウハウハと言ってるからお分かりだと思うが、歴史好き*2なのもあって、昔のアレコレが折り重なっている京都は本当に魔窟なのだが…どうも私にとっては、京都で野球を見ること自体も何かの縁があるんじゃないか、そんな気がする。
…だって、今回のゴーウエスト、明らかに5年前の西京極から始まっているのだから。

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5年振りに行った西京極には「わかさスタジアム」なんて名前がついていて。ちょっと球場も綺麗になっていて。でも相変わらず阪急電車が外野の奥を通り過ぎて。
そこで、5年前に出会った人達のことを、思い出して。
今でも縁のある人、縁のある人になっちゃった人、遠くからの微かな足跡が聞こえてくる人…


その後の不測の別れすら、思い出して。


…いつ思い出しても、笑顔なのが救いで。

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5年も経った後、西京極に再び連れてきた一番の原因。
当時、白基調のごくごくシンプルなユニフォームをまとっていた、ちょっと変わったフォームのでっかい一年坊主は、ド派手な赤と白のユニフォームになって、帽子を何度も振り落としながら、まだ投げている。
…来年は、どこで会おうかね?
投げたがりの君に、また来年も、ブルペンでも、マウンドでも、会えることを。
出番が無いより、投げられないで煩悶している姿の方が、よっぽど辛いの、知っているから。

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一方、今年は「西」の学生達にも、たくさん会えた。
たまたま見られた全日本大学選手権も関西対決、関西のリーグ戦も2リーグ分、
関西大学選手権も、それから明治神宮大会本戦も。監督が見たいなんて、若干不純な動機もあったりしつつも、でもやっぱり主役は学生達だ。
物理的な距離はあるけれど、また、縁があったら、どこかで。

*1:別にJR東海野球部のファンだから会員、というわけではなく

*2:歴女と言うかどうかは謎。なにせ、歴史上の有名人物萌えが殆どない。物とか建物とか文化とか俯瞰的な歴史の流れとか当時の庶民の生活がどうたらとか、そういう方が好き