日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

サンケイスポーツのこんな話

サンケイスポーツの記者コラム「乾坤一筆」は、どうなの?って記事もあるけど、とりあえず今回興味深かった2点を。
まずはヤクルトの名OB・安田投手…の奥様の、こんなエピソード(サンケイスポーツより)。記者の方もとんでもないネタに巻き込まれたもんだ。まあ、ネタとして引っ張られるのは、怪我の功名、なのか。
一方。今年レッドソックスで監督をしていたバレンタイン氏の話(サンケイスポーツより)。あー、なんだろう。twitterの悪い面がモロに出ている気がする。私はtwitterをやっていない。SNSでそれモドキなことはやってるけど、基本的に内輪にしか見えないようにやってる。リアルタイムでの反応を気軽に書ける、ということは、その場の感情を大事にすることもできれば、その場で一旦感じてしまった感情を垂れ流しにすることもできる、ということ。後で、その場で思った感情に対して、「はて、これで良かったのか」という考慮ができずに、全世界に流してしまう可能性もある。考慮したら、もしかしたら全然違った見解になるかもしれないのに。内輪の人間なら、つぶやいてる当人の立ち位置を考慮することもできるけど、そうでない場合、発言者の意図から外れた、思わぬ受け取り方をされることもある。人間は、そんなに即座に正しい反応や感情の発露ができるわけでもない。なので、自分はそんな危険を冒したくはないので、やらない。MLBの記者達がそれだけtwitterをツールとして使うのは、どうなのだろう。そんなにリアルタイムで情報を流したいのか。早い者勝ちとでも思いたいのか。その発言が何を意図しているのか、そんなことも頭の中で練れないうちに、生のままの情報を「記事」として全世界に放り投げるのは、果たして取材の態度としても、正しいのだろうか。勿論、発言を捻じ曲げて記事にする人々も、どうかとは思うけど。